« "コクーン歌舞伎 桜姫" | Main | "The Man With a Load of Mischief (Richard Jury Novels)" »

June 20, 2005

六月大歌舞伎

今週は、もともと桜姫のチケットを取っていた上に、歌舞伎座(昼の部)のチケットも手に入ったので、期せずして歌舞伎三昧な一週間になってしまいました。


★信州川中島合戦

武田信玄と長尾輝虎は敵対する仲。信玄には、山本勘助という優れた軍師がおり、輝虎はなんとか勘助を味方につけたいと考えている。そこで、部下の直江山城守が勘助の妹と結婚していることを利用して、勘助の母と妻を越後へと呼び寄せる。なんとか勘助の母を取り込もうとするのだが、母はなかなかしたたかな老女であり、とうとう
輝虎はかんしゃくを起こし、刀に手をかけてしまう・・・


★新歌舞伎十八番の内 素襖落

主人の大名が伊勢参りに行くというので、その伯父にも一緒に行かないかと打診に行った太郎冠者。伯父は不在だったが、姫御寮に酒を振舞われ、すっかりよっぱらって踊りだす。


★恋飛脚大和往来 封印切、新口村

飛脚問屋の忠兵衛は、遊女梅川と恋仲。なんとか梅川を身請けしようと、手付金を支払っていたのだが、期限までに残りの金が準備できそうになく、梅川は金持ちの八右衛門に身請けされそうになってしまう。梅川や遊郭のみなの前で八右衛門に馬鹿にされた忠兵衛は、公金に手をつけてしまう。
公金で梅川を身請けしたものの、捕まれば死罪。忠兵衛は梅川に一緒に死んでくれと請い、二人で忠兵衛の生まれ故郷、新口村へと向かう。
---------------------

今回もとてもよい席だったのですが・・・し・か・し・・・今週とても多忙だった私はかなりの寝不足気味で、何度も睡魔に襲われたのでした・・・

しかも、演目がまた眠気を誘いそうなものばかり・・・
川中島は、私の苦手な戦国もの(オットは、「山本勘助って正体がわかんない人で云々かんぬん」と言っていたが、私はあまり興味がない・・・)。
素襖落は、狂言を元にしたのだから、面白いんだけれど、長い・・・
恋飛脚大和往来は、実は「新口村」だけは去年見てるんだけれど、確かそのときも寝てしまった気が・・・面白いんだけれど、近松門左衛門なので、ちょっと長くてくどくて大げさなのです。

そんなわけなので、感想を述べる資格もないかも?ですが、
川中島は、華やかだったけれどあんまり私好みじゃなかったのですが、あとの2つは面白かったです。
素襖落は、吉右衛門のコミカルな動きが面白かったです。さすが~という感じ。大きな杯でお酒を飲むところなんて本当に面白いの!
恋飛脚大和往来は、染五郎がやっぱり上手だなーって思いました。特に、近松の大げさっぷりをとっても上手く表現してたように思います。顔立ちも美しいので、新口村の雪景色もとっても美しかった。(こんなに歌舞伎がはまっているのだから、ドラマになんてもう出なくても良いのに!)
孝太郎もとっても上手だったけれど、孝太郎サンってなんだかのび太っぽいんですよね(ゴメンナサイ!)。女形になってもなんだかのび太っぽくって、あのお姿から売れっ子の遊女を想像するのはちょっと厳しかったです(笑)。

あと、関係ないけど、今回の演目3つとも、それぞれ異なる黒子さんが登場しました。
1つ目では、普通のいわゆる黒子さん。手の先だけはなにもつけてないんだけれど、作業が終わると手が目立たないように、手を隠して戻っていくんです!すごい!
2つ目では、狂言だからなのかな?と思うのだけれど、黒子さんじゃなくて、普通に裃つけた人が黒子さんしてます。
そして、3つ目の新口村は、雪景色だったので、白い黒子さん(白子さん?)が登場したんです~!芸が細かいわっ!と思ってしまいました。
---------------------
今回は久しぶりに、「芝居茶屋」のくずきりを頂くことが出来ました。夜の部だと、お休みのことが多くって・・・
暑かったし、つるつるっと美味しく頂きましたっ♪

七月はいよいよ菊之助の「十二夜」なんだけれど、チラシやポスターからしてなんだか不思議な香りが漂っていて・・・どんな作品になるのか、楽しみ半分、心配半分です。
その前に、十二夜を読もうっと★


|

« "コクーン歌舞伎 桜姫" | Main | "The Man With a Load of Mischief (Richard Jury Novels)" »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/79578/4636732

Listed below are links to weblogs that reference 六月大歌舞伎:

« "コクーン歌舞伎 桜姫" | Main | "The Man With a Load of Mischief (Richard Jury Novels)" »