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October 03, 2005

"Kay Scarpetta"

Body of Evidence (Kay Scarpetta Mysteries (Paperback)) All That Remains (Kay Scarpetta Mysteries (Paperback))

パトリシア・コーンウェルの「ケイ・スカーペッタ(検死官)」シリーズの第2巻、第3巻。
どちらも一度邦訳で読んでるのですが、第2巻は最後まで全く思い出せなかった・・・

第2巻は、あまり本筋とは関係ない(と思われるような)人々も登場し、とても複雑。その割には、事件の謎自体は結構あっけない。
第3巻も、登場人物の多さや、余計と思われる出来事が多いことは同じような感じだけれど、事件はより複雑。私は、第3巻のほうが面白かったかな。
それにしても、主要キャラも含めて、よく人が死ぬシリーズです!

そもそも、このシリーズは、事件の犯人当てが目的ではなく、ケイがいろいろな証拠を元に、いかにして犯人像に迫るか、というところにオモシロさがあります。犯人当てが好きな私は、推理小説としてのタイプはそんなに好きじゃないんだけれど、一癖もふた癖もある主要登場人物たちがなかなか魅力的で、ついつい引き込まれて読んじゃいます。

前に読んだときは、今より若かったということもあると思うけれど(笑)、改めて読むと、ケイがより人間臭く感じます(そこが魅力的でもある)。また、マリーノはちょっとかっこよく思える。前に読んだときのマリーノは、女性蔑視であぶらぎっしゅな中年オヤジな雰囲気の方を強く感じてしまったけれど。
英語で読んでるということもあるのかな。

ところで、第3巻の原題は「All That Remains」、邦題は「遺留品」だけれど、「All That Remains」というフレーズは、連続殺人事件の被害者たちが、ほぼ白骨化した状態で発見されるため、「All that remains are there bones」というような意味で使われている。実際、この話、遺留品は関係ないのよ(笑)。
邦題は漢字の熟語で統一されているこのシリーズなので、こじつけたのかな?

邦訳はこちらです。
証拠死体 遺留品

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