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November 11, 2005

「児雷也豪傑譚話」

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楽しみにしていた新橋演舞場での「児雷也豪傑譚話」。
しかし、相変わらずとても寝不足でかなり心配でした・・・
結果、第二幕はちょっと寝ちゃったけどさ・・・
でも、とーーーっても面白かった!

お話は至って単純。妖蛇の化身である大蛇丸は、この世を魔界に変えようとたくらみ、ある武人を操って、尾形家、松浦家を滅ぼし、両家の幼い子供たちを谷に突き落とす。しかし、実は生き延びていた雷丸、綱手のふたりの子供たちは、ふたりをすくった仙人により、それぞれ蝦蟇と蛞蝓となる妖術を授け、雷丸には「児雷也」という新たな名を授ける。大蛇丸を滅ぼそうとする二人だが、一旦は蛇の毒によって不自由な体となる児雷也。しかし、力を合わせ、大蛇丸に宿っていた妖蛇を退治するのだった。

大蛇丸が松緑、児雷也が菊之助、綱手が亀治郎だったんだけれど、三人ともはまっていてとても良かったです!もちろん、菊之助は言うまでもないんだけれど(笑)、松緑がどんどんうまくなると感心。この役も、キャラクターにあっていたんじゃないかな?

また、演出も面白く、特に、場の変わるときの準備中の間を、舞台の前の部分でつなぎっぽい場を演じることで、途切れさせずにうまくつないでいたと思います。
あと、菊之助の宙乗りも、宙乗り中の菊之助のアップが、スクリーンに表示されるのよ。席によっては、宙乗り中はみづらいから、なかなかよいアイディアだったと思います(そして、アップにも耐えられる美しいキクノスケさまだからこその演出!)

それに、大蛇、蝦蟇、蛞蝓が戦うシーンがあるんだけれど、なんだか「ウルトラマン」の怪獣が戦っているシーンみたいで、面白かった♪蝦蟇(ガマ)と蛞蝓(ナメクジ)って漢字が読めなくて、彼らが舞台に登場するまで何のイキモノが出てくるか分からなかったのがまた良かった。そして、蛞蝓が妙にリアルだったよ。それにしても、ナメクジに変身するお姫様っていったい・・・

あとは、話の筋には直接関係ない第一幕の最初がかなり遊んでて、悪代官の奥方の菊五郎と、その娘の松也の格好がまたすごい。茶髪に、着物にファー巻いて、美川憲一とヤンキー娘みたい。ちょっと色っぽい松也だから、はまっててホントに面白かった。それに、「フォー!」だの、「妻が散財して、お金がたまらんとです・・・」などのオモシロせりふ満載!ホント楽しめました♪

大詰めは、地獄谷での不思議な炎の踊り、迫力ある太鼓と、これまた素晴らしい!
歌舞伎での戦いのシーンって、刀や棒をふれさせることなく戦うから、寸止めっていうの?なのに、本当にしなやかな動きですごいの!戦うキクノスケさまも美しい♪

本当に、演出などすべてに、菊五郎のセンスがあふれていて、とっても見ごたえのある舞台でした。
昼夜と同じ演目なので、機会があれば是非見てください★

あと、先日見た歌舞伎座のほう、ちょっと追記しました。

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