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March 29, 2006

シネマ歌舞伎

歌舞伎ネタ、もう一個。
こんなのもあります。

シネマ歌舞伎・鷺娘

いわゆる劇場中継みたいなの(予告編みると、編集もしてるみたいだけれど)ですが、どうでしょう?舞台の臨場感は出せるのかな?
鷺娘は、去年ナマで見てるので、去年見損なった「日高川入相花王」が見たい私です。

そういえば、劇場中継に一番向く伝統芸能は文楽だそう。確かに、客席からは、人形はアップで見えないものね~、って、文楽は見たことがありませんっ!(汗)

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March 28, 2006

歌舞伎座のススメ

お友達から幕見について質問されたので、私もあまり詳しくないんだけれど、簡単に説明しまーす!

歌舞伎座の座席は、桟敷席、1等席、2等席、3階A席、3階B席に分かれています。
座席の詳細については、コチラから、「施設案内」=>(1、2、3階の各)「座席表」を見てくださいね。
これらはすべて指定席になります。3階席を購入しても、1Fのきらびやかな売店で買い物でしたり、2Fのゴージャスな食堂でお食事はできます(私は、食事はしたことないけど)。
チケットは、松竹のウェブサイトや、歌舞伎座の窓口などで購入できます。


余談ですが、一昨年まで、歌舞伎座の座席は、一列目からい、ろ、は・・・と名前がついていて、「いの3番」なんてなかなか古風な座席表になっていたのですが、普通の「1列3番」などに変更されてしまいました。
外国人客の多い歌舞伎座では、一度席を立ってしまったら二度と席をみつけることができない・・・というトラブルが多かったからだそう。時代の流れとはいえ、さびしいですね。

一方、「幕見」と呼ばれる、「一幕見自由席」というのが別にあります。
これは、入り口も別で、正面入り口の左側に専用の入り口があります。
「自由席」「格安で見られる」「指定席がとれなかった興行も並べば見られる」ということで人気です。外国人客の利用も多いです。
でも、最近では自由席という側面が強いですが、ホントは一幕だけ見る席という位置づけです。
例えば・・・ちょっと時間が空いたから、一幕だけ見ようかな、とか、指定席の券も買ったけれど、お気に入りの演目は何度も見たいな!なんていう感じでしょうか?

実際、以前は、一幕分のチケットしか買えなかったのですが、入場のときに全幕分購入できるようにシステムが変更になりました。
ただ、料金は一幕ごと(演目により、一幕700円~1000円程度)で、全幕見る場合は合計料金を支払うことになりますので、全幕見るなら、3階B席の方が安いくらいの計算になります。

また、幕見は入り口も別ですが、席の場所は、4階になります。エレベーターなし!なので、急な階段をえっちらおっちら上がっていくことになります。
売店もないです。座席も、後ろ2列は立ち見になります。花道も、ホントーに前のほうしか見えません。
まあ、冷遇されてるといえば冷遇されていますが、元々の「幕見」という性格を考えると、仕方ないですね。

チケットは、当日並んでしか買えません。事前に、幕見席のチケット売り出し時間は、演目ごとにWeb上で公開されますので、それを見てから行かれるといいでしょう。
ただ、どれくらい前に行けば券が確保できるのか・・・それは演目しだいで、なんともいえないです。
去年の勘三郎襲名時の、玉三郎鷺娘+野田版研辰の討たれという超人気演目のときは、2時間前から並んでたそうです。私が先日見た、「二人椀久」は、メチャメチャ人気・・・というわけではなかったと思いますが(指定席の券はまだ残ってたし)、30分前に行ったら立ち見でした。

私は歌舞伎座と新橋演舞場でしか歌舞伎は見たことがないのですが、幕見があるのは歌舞伎座だけのようです。
幕見についての詳細は、コチラをごらんください♪


初めての歌舞伎の場合・・・
確かに一幕だけ、気軽に、お手軽な料金で見られる幕見は魅力ではあるけれど、初めて歌舞伎を見る方には、やはり1等席がおススメ。是非間近で、役者さんたちの芸を堪能していただきたいと思います!できれば1階が良いと思います。それは、花道に出てきた瞬間から見ることができるから。もうね、あの瞬間空気が変わりますよ。

さ~、歌舞伎が見たくなってきたでしょ・・・いざっ、歌舞伎座へ!
今年建て変わるという噂もあるので、行くなら今ですよっ!

あれ、簡単な説明のつもりが、長くなっちゃった・・・

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March 27, 2006

三月大歌舞伎

楽日の夜の部「二人椀久」だけを、幕見で慌てて見に行きました。
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大阪の豪商椀屋久兵衛は、遊女松山に入れ上げて身上をつぶし、座敷牢に入れられ発狂してしまう。牢を抜け出してまどろむ椀久の前に松山が現れる。これもまた、夢の中なのか・・・
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富十郎、雀右衛門の名コンビによる踊りを、「もう一度音羽屋に伝えたい・・・」ということで、富十郎&菊之助による舞台が実現。

富十郎さんは、去年の息子さんの襲名のときに見たのが多分初めてですが、そのときはほとんど座ってるだけの役だったので、実際は今日が初めてのようなもの。身を持ち崩した豪商の、哀愁漂う姿を見事に演じていました。かなり見ごたえがあった!

そして、私の大好きなキクノスケだけれど、欠点!?と言えば、雰囲気があまりにも清潔で愛らしすぎること!なので、お姫様役や、かわいい侍女役は本当に似合っているけれど、遊女はどうかしら?とちょっと心配でしたが、今までで一番色っぽかったかも★
もちろん、この色っぽさを引き出したのが富十郎さんの見事な踊りだったと思う~。
あー、間近の席で見られなかったことが、本当に残念・・・

富十郎、雀右衛門コンビは見たことがないから比べられないけれど、そりゃ、80歳を越え、長年この踊りを踊り続けてきた雀右衛門さんに比べ、キクノスケはまだ20代ですよ。
富十郎さんだって70歳越えてるわけだし・・・
その人たちと比べちゃ、気の毒というもの。それに、私の目から見ると、キクノスケの松山もとても素晴らしかった。富十郎、雀右衛門の期待に、十二分に応えていたと思う。
そして、こうやって、先輩から後輩へと、芸が引き継がれていくところが、やっぱり歌舞伎の素晴らしいところだと思いました。

五月の団菊祭は、菊之助の保名に、海老蔵の藤娘。夜の部、今からチケット確保に走らなければっ!!

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March 24, 2006

"A Week in the Woods"

A Week in the Woods

大金持ちの息子、Markが、New Hampshireの小学校に転校してきた。この学校の最高学年では毎年、一週間を森の中で過ごすというイベントが行われている。そのイベントに向けて、長い時間をかけて準備をしてきたMr.Maxwellにとって、Markのような生徒は最も許せない存在だった・・・

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Frindleの作者、Andrew Clementsによる、同じく生徒と教師の交流を描いた物語。お友達にずいぶん長い間借りてしまいました・・・

うまくまとまりすぎている感があるけれど、ふてぶてしい態度のMarkの心の動きなどが丁寧に描かれています。最後がちょっとあっけなかったかな。
でも、ひさびさの児童書だったので、いつも読んでるひねくれた大人のミステリーに比べ(笑)、期待を裏切らないストレートな展開が新鮮でした。

それにしても、「Frindle」のパクリのような表紙はいかがなものかと・・・

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March 20, 2006

「決闘!高田馬場」

takadanobaba

浪人、中山安兵衛は、昼間から酒をあおっている様な飲んだくれだが、貧乏長屋の住人たちの信望を集めている。安兵衛の留守中、おじの六郎左衛門がたずねてくるが、安兵衛には会えず、手紙を残して立ち去る。
帰宅後、いやいやながらおじの手紙を読んだ安兵衛は・・・走る!!

公式サイトはコチラ
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三谷幸喜作・演出、市川染五郎主演によるPARCO歌舞伎「決闘!高田馬場」を、とうとう見てきました♪
歌舞伎に全く疎い三谷さんの作品ということで、心配半分、楽しみ半分というところでしたが、なかなかどうして!思っていた以上に歌舞伎っぽい作品に仕上がっていたと思います。

普段の三谷作品だと、場面の転換のない作品が多いように思うのですが、今回はなんといっても八丁堀から高田馬場まで走らなければなりませんので(笑)、場面が変わるところが多かったのですが、それもなかなかうまかった♪
そして何より、劇中のせりふ(特に、長屋の住人と安兵衛のやりとり)には、三谷さんらしい、ユーモアと暖かさにあふれていました。

けれど、歌舞伎っぽく仕上がった最大の要因は、なんと言っても、染五郎さん、亀治郎さんをはじめとした力量のある若手のパワーだったと思います!
立っているだけでも絵になる染五郎さんな上に、やっぱりうまかった~!亀治郎さんもいい味出してたし。
勘太郎さんは、まだ若いから、染五郎さんと一対一でのせりふのやりとりはまだちょっと物足りなかったかな。再演でまた同じ役を演じられたら、きっと成長が見られるのでしょうね。

全般的に大満足★な舞台でした。


以下、ちょっとだけ辛口に・・・気になる方は見ないでね。



















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March 16, 2006

"Sherlock in Love: A Novel"

Sherlock in Love: A Novel

ホームズ亡き後、一人さびしくベーカー街に住むワトソンは、ホームズの伝記を書くことを思いつき、情報提供を募る新聞広告を出す。すると、ワトソンの周りに奇怪な事件が発生し始める。
やがて、ワトソンは、封印されていたルードヴィッヒ二世に関する事件を思い出す・・・

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ホームズのパスティーシュ。ずっと前に邦訳を読んだときに、結構面白かった記憶があり、原書も買ってずっと積んであったんだけれど、ようやく再読。
でも、かなり驚きの展開の話なので、再読には向かない(笑)。初めて読んだときの驚きは再現できませんでした。(プロットや話の進み方を楽しむほどの傑作というわけじゃないし・・・)
それでも、ホームズシリーズの登場人物を上手く絡めてあったりして、軽い読み物としては楽しめると思います!

さて、同じホームズのパスティーシュに、私の大好きな「メアリ・ラッセル」シリーズがあります。
まあ、これはもうパスティーシュというより、ラッセルが主人公の話になりますが・・・
こちらのシリーズは、1917~1923年くらいまでの話(現在のところ)。一方、「Sherlock in Love」も同じく1922年の話だけれど、ホームズの死後2年経っているという設定なのです。
これは、「メアリ・ラッセル」シリーズの方が、「ストランド誌が、ホームズに威厳を持たせるため、本当はまだ青年だったホームズの年齢を偽っていた」という設定になっているからなのです(どうしても、1920年前後に設定しなければならないことには、理由アリ)。
パスティーシュって、つじつまが合わないところをいかに上手く自然に設定しているかがポイントですね★

邦訳はこちらですが、amazonにはもう在庫がないようですね。
シャーロック・ホームズの恋

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March 07, 2006

"A Quiche Before Dying (Jane Jeffry Mysteries (Paperback))"

A Quiche Before Dying (Jane Jeffry Mysteries (Paperback))

娘のKatieと二人だけの夏休みに、Janeの母のCecilyが加わることに。JaneとCecilyとShelleyの三人は、自伝執筆教室にでかけます。そこに来ていたのは、近所でも悪名高いMrs.Pryce。周りの人に毒舌の言いたい放題。
そんななか、毒殺事件が発生!!
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今回は、Janeのママが登場。
完璧な母への複雑な気持ち、JaneとKatieとの微妙な関係、長男Mikeの気持ち・・・など、家族の絆にもスポットが当てられていて、心温まるストーリーです(殺人事件だけれど)。

お隣の完璧主婦、Shelleyももちろん登場!
ああ、Shelleyみたいな主婦になりたいなぁ・・・

今回のタイトルは、(多分)、アイラ・レヴィンの「A Kiss Before Dying」から取っているのでしょう。
「ブラジルから来た少年」「ローズマリーの赤ちゃん」「ステップフォードワイフ」などのアイラ・レヴィンの処女作です。私はGRでしか読んでないけど・・・それでも怖かったぁ。
A Kiss Before Dying

Janeのシリーズの邦訳はコチラ。
「A Kiss Before Dying」の邦題は、「死の接吻」なの。これもタイトルが絶妙!
死の拙文

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March 04, 2006

"The Chronicles of Narnia: The Lion, The Witch and The Wardrobe"(ネタバレあり)

thechroniclesofnarnia_bigearly

公式サイトはコチラ

「ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女」
公開されました!初日に見てきました、六ヒルのプレミアスクリーンで♪うふふ・・・

評判はいろいろですが、私は素直に楽しめました。もちろん、気になるところはありましたけれどね。

小さいころ何度も読んだ「ライオンと魔女」。何度も読んだ割には、ストーリーはあんまり覚えていなかったし、実は、シリーズ全体は、「カスピアン王子の角笛」までしか読んだことなかったのです。
それが、3年くらい前、突然一念発起して、原書で7冊イッキ読みしたのです。
子供のころはよく分からなかったエピソードや、7作までの展開の中での深いつながりに、そして、エンディングに、衝撃を受けました。おとなになって、読み返して本当によかった・・・

なので、今回の公開もとても楽しみにしていたのです。

映画の話に入る前に、ナルニア話ですが・・・
"The Lion, the Witch and the Wardrobe"は、日本では「ライオンと魔女」という訳で知られていますが、「ライオンと魔女と衣裳だんす」というバージョンもあるんです。
確かに、原作には忠実な訳かもしれないけれど、やっぱり「衣装だんす」は余計だなぁって思っちゃいます。
それにしても、「ナルニア」ってタイトルが絶妙!これにかなり心そそられた少女時代の私です。

ところで、ナルニア国物語は、出版順と、ナルニアの年代順が異なっていて、作者のルイスは年代順に読んでほしい、ということなのですが、私としては、出版順に読んだ方が、ナルニアの世界が理解しやすいのではないかと思います。(実際、映画も最初に「ライオンと魔女」が作られていますし、次は「カスピアン王子」のようです。)
日本の岩波書店版は、出版順になっていますので、幼いころ慣れ親しんだ方は、この順番で読まれた方が多いでしょう。
(以下、出版順、カッコ内が年代順)。
 1. The Lion, the Witch and the Wardrobe (2)
 2. Prince Caspian (4)
 3. The Voyage of the Dawn Treader (5)
 4. The Silver Chair (6)
 5. The Horse and His Boy (3)
 6. The Magician's Nephew (1)
 7. The Last Battle (7)

こんな豪華本があるらしい。ほしい!
The Complete Chronicles of Narnia (Lewis, C. S. Chronicles of Narnia (Harpercollins (Firm)).)

さて、以下、映画の内容に触れますので、ご覧になってない方はお気をつけください。

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March 03, 2006

GRで古典!祭り Part2

ほそぼそと続いております。
この3冊、読みました。

David Copperfield: Level 5 (Bookworms Series) A Tale of Two Cities (Bookworms Series) Pride and Prejudice: Level 6 (Bookworms Series)

"David Copperfield"は、昔PGR3で読んでたみたい。忘れてましたが。
今回はOBW5なので、本も厚かったし、物語にも幅があったと思います。でも、私が↑の感想で書いてる、Doraが家の管理があまりできなくて嘆く・・・という描写はなかったようです。全体的にとても面白かった。大河ドラマになりそうですね。

"A Tale of Two Cities"は、私が高2のときの学校の演劇祭で、上の学年で演じたクラスがあって、前から読んでみたかった本。しかし、とってもかっこいい先輩が、演じていたシドニーが、最後しかいいところのないダメ男ではないか!
フランス革命がらみで、これもスケールが大きくて大河的ですが、OBW4だからか?ちょっと省略されすぎていて満喫、というわけにはいかなかったかな。
期待していた分、今回読んだ三冊の中では一番いまひとつだったかも・・・

ところで、この本に関するamazonのレビューが、全然関係ない話のレビューにリンクされてしまっているようで、笑えます・・・

実はあまり期待しないで読んだ"Pride and Prejudice"が一番面白かった。相変わらず登場人物が多く、今の常識では考えられないほど腹立つ人物たち(母親とか)が出てくるのは仕方ないにしても、裏を返せば、この人物たちの描写がうまいからこそ腹が立つわけで。
ヒロインとしては、前のEmmaよりも、Lizzieの方が好きです。おせっかいのEmmaは、まるで自分を見ているようでつらい(苦笑)。
でも、Emmaといい、オースティンは原作も読んでみようかな。

そして、悪評高き「House of the Seven Gables」も(これって、Nathaniel Hawthorneだったのねー、知りませんでした)、話の展開としてはこれに似ている話。確かOBWあったし、読んでみようかなーって思ったけれど、OBWでは見つかりません!知ってる人、教えてください♪

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