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March 27, 2006

三月大歌舞伎

楽日の夜の部「二人椀久」だけを、幕見で慌てて見に行きました。
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大阪の豪商椀屋久兵衛は、遊女松山に入れ上げて身上をつぶし、座敷牢に入れられ発狂してしまう。牢を抜け出してまどろむ椀久の前に松山が現れる。これもまた、夢の中なのか・・・
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富十郎、雀右衛門の名コンビによる踊りを、「もう一度音羽屋に伝えたい・・・」ということで、富十郎&菊之助による舞台が実現。

富十郎さんは、去年の息子さんの襲名のときに見たのが多分初めてですが、そのときはほとんど座ってるだけの役だったので、実際は今日が初めてのようなもの。身を持ち崩した豪商の、哀愁漂う姿を見事に演じていました。かなり見ごたえがあった!

そして、私の大好きなキクノスケだけれど、欠点!?と言えば、雰囲気があまりにも清潔で愛らしすぎること!なので、お姫様役や、かわいい侍女役は本当に似合っているけれど、遊女はどうかしら?とちょっと心配でしたが、今までで一番色っぽかったかも★
もちろん、この色っぽさを引き出したのが富十郎さんの見事な踊りだったと思う~。
あー、間近の席で見られなかったことが、本当に残念・・・

富十郎、雀右衛門コンビは見たことがないから比べられないけれど、そりゃ、80歳を越え、長年この踊りを踊り続けてきた雀右衛門さんに比べ、キクノスケはまだ20代ですよ。
富十郎さんだって70歳越えてるわけだし・・・
その人たちと比べちゃ、気の毒というもの。それに、私の目から見ると、キクノスケの松山もとても素晴らしかった。富十郎、雀右衛門の期待に、十二分に応えていたと思う。
そして、こうやって、先輩から後輩へと、芸が引き継がれていくところが、やっぱり歌舞伎の素晴らしいところだと思いました。

五月の団菊祭は、菊之助の保名に、海老蔵の藤娘。夜の部、今からチケット確保に走らなければっ!!

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