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April 28, 2006

"Invisible Inc."

The Schoolyard Mystery (Invisible Inc, Hello Reader (Level 4, No 1)) The Mystery of the Missing Dog (Invisible, Inc.)
The Snack Attack Mystery (Hello Reader!, Level 4 ; Grades 2 & 3) The Creepy Computer Mystery (Invisible Ink, Hello Reader (Level 4, No 4))

ある日不思議な池に落ちたChipは透明人間になってしまう!耳に障害のあるJustineと、仕切りたがりの女の子Charleneと3人で、Invisible Inc.を結成、学校内の様々な事件を解決する。

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結局この本を買ったワタクシ。で、久々に簡単な児童書が読みたくなり、このシリーズを取り出してきて読みました。

はっきりいってとってもたわない。でも、私はこういうたわいなさがとっても好き♪
最近どうも長い話になかなか集中できないので、そういう時はやっぱり児童書の短さと、ほんわかな感じが良いわ~。
それに、久しぶりに読むと、現地の小2レベルとは思えないほど、英語も内容も結構高度。

今までの多読歴の中で、実はあんまり児童書を読んでいません。
だけれど、今になって児童書のよさを再発見!改めていろいろ読んでみようかなー。


もう一巻我が家にあるはずなのに、みつからない・・・
The Karate Class Mystery (Hello Reader (Level 4, No 5))

6巻はずっと在庫切れで、手に入りません・・・
Parents' Night Fright (Invisible, Inc.)

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April 27, 2006

「働きマン」

働きマン (1)

大分前に本屋で何気なく買ったんだけれど、そのときはすっごくつまんなくて、途中で読むのを辞めてしまった。(<=マンガでこれは珍しい)

で、部屋の片づけをしてたら出てきたんで、もう一度読んでみたら面白くって、慌てて2巻も買いに行っちゃいましたよ。

そのときの気分で、本の感想も左右されるんだなと改めて実感。

前回読んだときは・・・話が出版社で全然分からない世界っていうのもあったけど、そのときは仕事に迷いが生じるほどハードに働いていたわけじゃなかったから、なんとも思わなかったのかな。(あっ、別に今もハードに働いてるわけじゃないけど)

今読むと、結構心にガツンとくる。特に、2巻のあるストーリーにわが身を重ね合わせてしまったよ。
仕事してる女性なら、多分誰が読んでも、自分の状況に当てはまるストーリーがあるんじゃないかと思う。
けど、男の人に受けるのだろうか?ちょっと疑問。
そして、松方(主人公)若いからねぇ、20代ならそりゃできるよ!と思ってしまったりもして。


全く雰囲気違うけれど、同じく出版社で働く女性を描いた、コチラのマンガも好き★
こちらの主人公は30代よ♪
ベル・エポック (1)

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April 26, 2006

"イエスの遺伝子"

イエスの遺伝子〈上〉

#amazonのレビューで、かなりネタバレコメントをされている方がいるので、amazonを参照される方は気をつけてくださいね!


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遺伝子学者のトムは、遺伝子を読み取る画期的な機械を開発したが、そのことにより、娘のホリーがやがて脳腫瘍に侵される運命であることを知る。娘を助けるため、トムは思わぬ方法を思いつく。

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だーいぶ昔に読んだ本を、本棚から発掘してきて再読しました。
「ダ・ヴィンチ・コード」が流行ってるから、なんとなく「キリストもの」が読みたいのかな。

遺伝子関連は弱いので、この話の内容が、技術的にいずれ実現可能なことなのかは良く分からない。1998年に出版されたもので、2002年を舞台にしているのだけれど、2006年の現在でも、まだ人間の遺伝子情報は完全には解明されていないしね。

でも、分からないなりにも面白く読めたし、無神論者のトムと、そのパートナーで、敬虔なクリスチャンのジャスミンとの、トムのプロジェクトに対する考え方の違いが興味深かった。キリスト教の文化や考えを下敷きにした欧米との違いって、こういう感じなのかも、と思いました。

ダ・ヴィンチ・コードは翻訳で読んだので、映画公開前にもう一度原書で読もうかな(もう間に合わないかも・・・)


#2006年和書14冊目

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April 25, 2006

"Without a Trace (Nancy Drew Girl Detective)"

Without a Trace (Nancy Drew Girl Detective)

Nancyの近所で、収穫間近のズッキーニがイタズラされる時間が相次ぐ。
と同時に、近くの空き家に引っ越してきたフランス人女性の家宝も盗難に!

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で、結局、新しいNancy Drewシリーズもセットで買っちゃったわけです。

旧作との最大の違いは、一人称で語られていること。
そして、謎解きよりも、Nedとのデートを優先してしまうNancy。
かなり雰囲気が違うなぁ。
全般的に、少女向けミステリーというよりも、コージーって感じです。内容も、旧作のシリーズよりはちょっと難しいけど、ネタがもっとシンプル。

だって、ズッキーニのイタズラって・・・(苦笑)。

あと、旧作では「Sleuth」「Sleuthing」が多用されていますが、この作品でも使われているものの、「Detective」という語の方が多く使われている。これも時代の流れなのかしら~??

旧作を読んだことのある方は、読むまでもないかな。
私は、とりあえず、4巻セットなので、もう少し様子を見てみることにしましょう。

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この本の中によく出てきた「culprit」という語、「suspect」と同じ意味かと思ったら、類語ではこのふたつはヒットしない。法律的に言うと、意味が違うらしい。でも、訳語を見ても、何が違うか分からない・・・辞書ってそんなもんかー。

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#2006年洋書17冊目
(PB8,GR6,児3)
 31,609words
累計8,758,167words

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April 21, 2006

"The Secret of the Old Clock (Nancy Drew Series)"

Secret of the Old Clock (Nancy Drew Series)

Nancy Drewは、高名な弁護士を父に持つ18歳。偶然出会った一家が、期待していた裕福な親戚の遺産を得られず、貧しい暮らしをしていることに胸を痛め、本当に遺言書探しに奮闘する。

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なんだかんだいいつつ、結局Nancy Drewのスターターセットを買ってしまいました。で、早速読了(早っ!)

1930年スタートのこのシリーズ、前にも書いたとおり&お友達のコメントにもあるように、古臭さも魅力の一部と思わなければ、楽しむことができないでしょう・・・

例えば・・・

以下、ネタバレはないけれど、ちょっとだけ内容に触れるので、気になる方はご注意ください!

Continue reading ""The Secret of the Old Clock (Nancy Drew Series)""

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April 20, 2006

"The Game (Mary Russell Novel)"

The Game (Mary Russell Novel)

MaryとHolmesは、Mycroftの命を受けてインドへと向かう。その目的は、姿を消したイギリス人スパイの行方を追うこと。インドへ向かう船上で出会った謎のアメリカ人一家の正体は?二人は、無事にスパイを助け出すことができるのか?

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Mary Russellシリーズの第7巻。
なんでインドが舞台かというと、聖典の方では、ホームズはモリアーティとの対決で亡くなったとされていた期間、チベットに行っていたことになっているのです。
それに基づいたストーリーです。

以前にも、ホームズのチベット行きに絡んだパスティーシュを読んだ(イマイチだった)けれど、それと、今回の「The Game」に共通する登場人物が、キム。
Kim (Penguin Modern Classics) 少年キム
この本の主人公なのです。
この人が割りと重要な役割で登場するので、この本を読んでから、「The Game」を読んだ方が楽しめたのかな。私は、前回のイマイチパスティーシュを読んだ後も読もうかな、と思ったのに・・・忘れてたよ。

「The Game」のあとがきに「英国文学の傑作。未読の人は、この本を読み終わった後からでも読むべし」みたいなことが書いてあるので・・・読もうかな。

「The Game」の方は、別世界としか思えない、インドのマハラジャの暮らしなどが紹介されていて、面白かったけれど、いろんな伏線が散りばめてあるのに、結局それが解明されないまま終わるのは、このシリーズのいつもの通り。
でも、2巻、3巻では、「あんなに風呂敷を広げといて真相はこれかいっ!」と思いたくなるような結末もあったけれど、この巻の結末はなかなか壮大だったので、これはこれでよいかな★

「The Game」は未訳です。私が読んでる、数少ない未訳本(苦笑)。
実は英語がかなり難しく、原書で読むのは結構息も絶え絶えです。
今まで、「このシリーズ読んでるよ!」という方にはほとんど会ったことがないのだけれど、多分、2巻、3巻がイマイチつまんないので、そこで辞めちゃう人が多いから、ファンが少ないのだわ。
だけれど、ホームズ好き、Nancy Drew好きな私にはたまらないエッセンスが詰まってるので、やめられないねー。

#2006年洋書15冊目
(PB8,GR6,児1)
  122,903words
累計8,690,558words

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April 19, 2006

「ミステリではじめる英語100万語」

ミステリではじめる英語100万語

目次など詳細はコチラ

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最近某所で話題のこの本、この間チラッとは見せてもらったのですが、ちゃんと読んでみました。
とはいえ、買ってません(爆)。よく行く本屋さんに、未購入の本でも読めるカフェがあるので・・・そこで読んじゃいました。関係者のみなさま、ごめんなさい~!

だって、「いよいよ本格的なPB」で紹介されてる本は、ほとんど手をつけてる著者だし、コージーも半分は(読んでないまでも)買ってるシリーズだし・・・

レベル6以下は読んでない本もたくさんあったので、これを参考にamazonでゲットして読もうかと思います♪
読んだらまた紹介しまーす!

が、レベル6以下は、誰にでも勧められるわけではない・・・むしろ、ミステリー好きな人にはお勧めできないかも!
私は、「金田一少年」でもOKな、似非ミステリーファンなので、子供向けのミステリーでも楽しく読めちゃうのですが、子供向けはシンプルな分、筋も簡単、謎解きも簡単。
子供向けと割り切って読むか、童心に返って読むか、どちらかの読み方ができる人でないと厳しいかも。

(実際、私の好きなA to Z Mysteriesは、
The Absent Author (A to Z Mysteries)
オットはつまらなくて全然読めないらしい。)

新しいNancy Drewのシリーズ、買おうかどうしようか迷い中。
Nancy Drew Girl Detective: Sleuth Set (Nancy Drew (All New) Girl Detective)
amazon.comのレビューを読むと、前のシリーズとは大分雰囲気が違うみたいだし・・・どうしようかなぁ。

どうせ買うなら古いNancy Drewのスターターセットとあわせて買って比べてみようかしら?
Nancy Drew Starter Set: The Secret of the Old Clock, The Hidden Staircase, The Bungalow Mystery, The Mystery at Lilac Inn, The Secret of Shadow Ranch, The Secret of Red Gate (Nancy Drew (Hardcover))
6冊入ってるし・・・

しかし、Nancy Drew好きだけれど、今読むと古臭さはぬぐいきれない・・・
うーん、どうしようかなぁ。

大体、「買わない」といいつつ、「ミステリではじめる英語100万語」も結局買ってしまいそうだ・・・

#2006年和書13冊目

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April 18, 2006

"The Bridges of Madison County"

The Bridges of Madison County

アイオワの片田舎に住む主婦のフランチェスカは、あるとき、地元の名所である橋の写真を撮りに来たロバートと知り合う。一目会った時から恋に落ちた二人。
二人の運命は。。。

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ファンタジーに次ぐ私の鬼門、ラブロマンス。
自分が身構えていたほどではなく、ラストなどは結構感動しました。(泣かなかったけど)

風景描写がとても美しくて、映像で見たらさぞ美しいだろうなぁ。映画は賛否両論だけれど、ビデオ借りてみてみようかな。

この本、実は出版された当初、邦訳で読んでいます。
そのときは結構感動したの。
それに、思い起こせば、昔はラブストーリーの映画とか結構見ていて、それなりに感動してた気が。(今でも、ラブコメは好きよ♪)

最近ラブロマンスが前ほど楽しめなくなったのはなぜだろう・・・
恋に夢見る時代が終わってしまったからかしら???
でも、こういう本ってボリュームがないから、結構さらっと読めるのが良いところなので、食わず嫌いせずに、また読んでみようっと。


邦訳はコチラ。
マディソン郡の橋


#2006年洋書14冊目
(PB7,GR6,児1)
  35,886words
累計8,567,655words

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April 17, 2006

「半落ち」

半落ち

元警察官の梶は、妻を殺したと自首してきた。
妻殺しは疑いようがないが、妻殺害から自首までの空白の二日間、梶は何をしていたのか。

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予告していた半落ち、図書館で借りて読みました。
見てないけれど、映画化されたときの梶役は寺尾聡。読んでる最中も、寺尾聡の顔が浮かびまくって困りました。

実は、ある出来事(後述)から、私は話の大筋は既に知っていました。
各章が、梶をめぐる複数の立場の人間の語りみたいになってるんだけれど、前半の人々は丁寧に描かれているものの、後半の人々がちょっとずさん。もっと人数を減らして、一人ひとりを深く描写しても良かったんじゃないかと思いました。
でも、「ルパンの消息」もそうだったんで、この淡々としたところがこの人の持ち味なのかも。他の作品を読んでないので分かりませんが。

ただ、梶の描写と、前半に出てくる人々は見事です。「半落ち」状態の梶がもどかしくて、もどかしくて。ものすごく熱を入れて読んでしまいました。


で、前述の、なんで話の大筋を知っちゃったかってことなんですけれど、

以下、ネタバレはありませんが、内容にちょっと触れますので、気にされる方は見ないでくださいね!

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April 16, 2006

"The Producers"(ちょっとネタバレあり)

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かつてのブロードウェイの大物プロデューサー、マックスは、今や落ちぶれ、製作するミュージカルは駄作ばかり。そんなマックスの事務所に仕事で訪れた会計士のレオ。レオの発した何気ない言葉から、「史上最低のミュージカル」作りが始まる!

公式サイトはコチラ

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この映画、ホントになんとコメントしてよいか分からない(苦笑)。
映画の中で、「下品で、くだらなくて、腹立たしいけれど最高に面白い!」っていうようなせりふがあったけれど、まさにその通り!

オリジナルのミュージカルは見たことがないんだけれど、映画と同じように下品でくだらないのかしら?きっとそうなのでしょう!いや、それにしてもくだらなすぎる~!

なので、正直なところ、万人にはお奨めできない。
下品上等!B級大好き!な人は、どうぞどうぞ、是非劇場でご覧ください♪
主役の男性二人もオリジナルキャストということで、かなりいい味出しています。

ただ、気になったことがちょっとだけありました。



以下、映画の内容に触れますので、まだごらんになっていない方はご注意ください。

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April 08, 2006

"東海道四谷怪談"

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公式サイトはコチラ

コクーン歌舞伎「東海道四谷怪談」南番を見てきました。ヤフオクで、幸運にも平場をゲットできたのです。
「四谷怪談」は、皆さんご存知のお岩さんの話ですが、今回の演目は、「北番」と「南番」に分かれていて、南番の方がお岩と伊右衛門の愛憎を中心にした話。北番のほうは、「忠臣蔵」の外伝としての「四谷怪談」のストーリーも含めた、四谷怪談の全体像を表す話(だと思う・・・)。

キャストとしては、以前は「いい人オーラが出すぎて、悪人になりきれないなぁ」と思ってた橋之助だけれど、すっごく悪い伊右衛門で、悪人の怖いくらいの色気がありました。迫力があって驚いた!

勘三郎のお岩さんは、もちろんはまり役なんだけれど、やっぱりTOO MUCHなのよ(苦笑)。コクーン名物の「本水」も、「そこまでやるか??」と思って最後はちょっとだれ気味。ここまで水かけなくてもよいから、その前のシーンで、提灯抜け以外の仕掛けもあると良いんだけれど。
もともと、今回の南番の方の四谷怪談のストーリーは、エンターテイメント性が強いけれど、私は最後の水がない方が話としてはすっきりしていいと思うんだけれど・・・ま、コクーンなので仕方ないのかしら・・・

そんなわけで、舞台としての完成度は高いけれど、勘三郎の異様なはしゃぎっぷりがいつもながら気になってしまったのがとても残念。

コクーン歌舞伎は3度目だけれど、最初の「夏祭」が一番良かった。あの作品は、勘三郎のはしゃぎと演目があっていたような気がする。
勘三郎、嫌いではないのだけれどね。。。

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私は四谷怪談自体は今回で3回目。初めて見たのは、「四谷怪談忠臣蔵」通し狂言で、今回北番のポイントである「三角屋敷」などもあってとにかく長かった・・・猿之助が体動いてない・・・しか覚えてません。。。
2回目は、歌舞伎座で(当時の)勘九郎だったけれど、今回のより私は好みだったかな。

でも、3回見て、ようやく「四谷怪談」の全貌が分かったような気がするので、もう一度古典的な演出のが見たいです。

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賛否両論あるこの本も、読んでみたくなりました♪

嗤う伊右衛門

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April 05, 2006

★お知らせ★

いつも遊びに来てくださってありがとうございます♪

ブログのスキンを変更したのですが、そしたら、背景が白じゃなくなってしまったので、今まで白で反転表示していたネタバレ部分がバッチリ見えるようになってしまいました。
でも、せっかくかわいいスキンでこれを使いたいので、


1.過去1年以内のネタバレ部分に関しては、背景とほぼ同じ色に変更しました。
2.ただ、背景がビミョーなグラデーションのため、反転部分が完全には同化せず、目をこらすと見えてしまいます(笑)。

↓↓ここから反転
こんなかんじの色です。見えますか??
濃い色の部分と重なってしまうと目立つかも。

↑↑ここまで

過去にさかのぼってご覧になる方もあまりいらっしゃらないと思いますので(それ以前に、常連様以外は読者の少ないブログだし・・・苦笑)、1年以上昔の分はそのままです。
もしなにか気になる個所がございましたら、ご一報ください。

今後ともよろしくお願いいたします♪

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April 04, 2006

"テロリストのパラソル"

テロリストのパラソル

昼間の公園でのんびりとグラスを傾けるアル中のバーテンダー、島村。しかし、その公園で爆弾テロが発生し、過去を隠し生きてきた島村は再び追われる身になる。
インテリヤクザや、昔の恋人の娘も登場し、島村の周囲はあわただしくなる。
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乱歩賞、直木賞ダブル受賞というこの作品だけれど、今まで全く知らない作者でした。
なんとなく本屋さんで見かけて購入したのですが、ぐいぐい引き込まれてイッキヨミしてしまいました。

ハードボイルドで、でも、切ない・・・私の好きなテイストです。

学生運動の影をいまだに引きずっている関係者たち・・・著者自身も、学生運動の真っ只中に、東京大学の学生であったとのことで、この臨場感が出せるのか、と納得しました。

すっかり魅了されて、図書館でこちらの本を借りてきました。

雪が降る

この中の一編、「銀の塩」は、「テロリストのパラソル」以前の島村の事件です。
私は「紅の樹」に涙しました。。。

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April 03, 2006

"ルパンの消息"

ルパンの消息

警視庁にもたらされた、一本のタレ込み情報。15年前、女教師が学校の屋上から身を投げ自殺した事件は、実は、殺人事件だった。そして、それには、当時高3だった3人の生徒の「ルパン作戦」が関わっている。今日が時効成立。それまでに、事件を解決することができるのか。

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「横山秀夫」という作家を知ったのは、「半落ち」という作品が話題になったころ。
しかし・・・当時ベストセラーだった「半落ち」は、なかなか文庫化されなかったので、いまだ未読。

この「ルパンの消息」は、著者のデビュー作、というか、デビュー前に「サントリーミステリー大賞」で佳作を受賞したものの、出版されなかったといういわく付の作品。
本屋さんで見かけてタイトルが気になって(ほら、ルパン好きだから・・・)、読んでみたのです。

実は、最初の1/3くらいを読むまで、全く身が入らず、なかなか進みませんでした。
というのも、登場人物がとても多い割には、人物描写があまり細かくないため、キャラが際立っていなくて、なんだかいまひとつ引き込まれないものだから、たまに本を開くと、まだ誰が誰だかわからなくなり・・・という悪循環だったのです。

それが、1/3を過ぎたくらいから、引き込まれてしまい、夢中になって読んでしまいました。

作品の出来もよいと思うし、後半の展開も見事。ただ、やはりコンテスト応募作だなという感じはぬぐえませんでした。
前述のように、キャラの書き込みがいまひとつ淡々としすぎていることと、これでもか!というほど要素を詰め込んでいること。もう少し、要素を減らして(登場人物も減らして)、キャラの書き込みをしたほうが、すっきりしたんじゃないかな、と思います。

とはいえ、そんな未熟さも、作品のノスタルジックとも言える雰囲気にあっていて、なかなか良かったです。かなりインパクトのある本だといえると思います。

この作品、著者のほかの作品とはかなりテイストが違うようなので、是非他の作品も読んでいたいです。特に「半落ち」。

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April 02, 2006

ランドク

引き続き読書能力が激しく低下してきた。多分ストレスが原因だけれど、かなり重症な活字中毒のため、読めないことがまたストレスになってしまい悪循環なので、軽く読めそうな&面白そうな和書を適当に買ってきてランドク。

ペルシャ猫の謎 ダリの繭

有栖川有栖は軽く読めるので好きだけれど、「ペルシャ猫」の方は軽すぎだよ!っていうか、これはあくまでも、火村&アリスコンビに親しんでいる読者にとっての「番外編」として読んだ方がよいかも。森下刑事が主役だったりもするので、初めて読む火村&アリスコンビの作品としてはお奨めできません。
「ダリ」の方は、私が読んだのは文庫版だけれど、まあまあかな。トリック自体は面白いけど、ここまで長い必要性は・・・
ま、「軽く読む」ための本ですからね。よい気晴らしになったし、読書スピードが上がるきっかけにもなったので、感謝です。


新・世界の七不思議

これはかなりくだらない・・・が、B級作品としては一流(<=意味がヘンだけれど)!
世界の七不思議の謎を、あっと驚く痛快な手法で謎解きしています。
最初に、「この作品がノンフィクションであるという保証はどこにもありません」と書いてあるのだけれど、というよりも、「この作品の謎解きが間違っているという保証」がない!と思っちゃうくらい、目からウロコの謎解きです(もちろん、ちゃんと考古学的・史実的にみればおかしいところはあるんだろうけれど)。

私は大好きですが、B級好きの方、くだらないものにもワハハと笑える方、真面目過ぎない方、「記述がいい加減だ!」と怒らない方にのみお奨めします・・・

前作も大好きよ★
邪馬台国はどこですか?


他のランドク本は個別に紹介します♪

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April 01, 2006

古き良きイギリスミステリー

最近洋書の長編にいまひとつのめりこめない日々が続き、途中で投げた(というか、休止中・・・)の本がたくさん。
なので、短編を。

The Mysterious Adventures of Sherlock Holmes (Puffin Classics)

ホームズ物は、短編集5冊、長編4冊からなっていますが、その短編集を再編成したのがこのシリーズなのかな?Puffin Classicsは子供(ヤングアダルト)向けのシリーズではあるのですが、リライトなどはされていないと思います。(多分)

★The Greek Interpreter
★The Gloria Scott
★The Resident Patient
★The Boscombe Valley Mystery
★The Three Students
★The Crooked Man
★The Five Orange Pips
が収録されています。ホームズは、何度読んでも好き★
同じシリーズに
The Great Adventures of Sherlock Holmes (Puffin Classics) The Extraordinary Cases of Sherlock Holmes (Puffin Classics)
もあります。

ポアロの事件簿

大分前に買った本なので、残念ながらamazonに画像がありませんでした。
★The Jewel Robbery at the Grand Metropolitan
★The Tragedy at at Marsdon Manor
★The Adventure of the Clapham Cook
★Four-and-Twenty Blackbirds
★The Adventure of the Cheap Flat
★The Adventure of the Italian Nobleman
が収録されています。

この後、別の短編集も読み始めたのですが、クリスティは多作な作家だけあり、あたりはずれも激しい(笑)。ので、その短編集は保留中。また読み始めることもあるでしょう・・・

↑は、講談社英語文庫なので比較的手に入りやすいかも。価格も安いしね。巻末に語彙の説明も載っていますが、バイリンガル文庫と違い、本文中は英語だけなので、英語に集中して読むことができます。
そういえば、昔、トーキーだったか、クリスティが結婚した街だったかに行ったことがあります。のどかな港町でしたが、ここがポアロやミス・マープルの原点だったのかと思うと、感慨深いものがありました。

そういえば、最近までNHKでクリスティもののアニメやってましたね。
何度か見ただけだけれど(上の"Four-and-Twenty Blackbirds"はアニメで見た)、またやらないかなぁ。
(番組HPはコチラ

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