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May 29, 2006

"The Rule Of Four"

The Rule Of Four

プリンストン大学のルームメイトである、Tom、Paul、Charlie、Gilの4人。Paul以外の3人は卒論を書き終えているが、Paulはまだ完成していない。Paulの卒論のテーマは、15世紀のイタリアの書物、「Hypnerotomachia Poliphili」だ。かつて、Tomの父親も魅了された不思議な本。この本にはどのような意味が隠されているのか・・・

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本の紹介(PBは、扉めくったところに宣伝文句がたくさん書いてありますよね!)には
The Da Vinci CodeThe Name of the Rose (Harvest in Translation)A Separate Peace
との3つの要素が詰まっている、と紹介されていたけれど、最後の作品は知らないので、代わりに
Different Seasons (Signet)
スタンド・バイ・ミーの原作、The Bodyの青年版、といったところでしょうか。

実在の書である「Hypnerotomachia Poliphili(ポリフィーロの夢)」については全く知識がなかったため、はっきり言って謎解きは全然分からない・・・amazonのレビューを見ると、「英語は簡単」とみんな書いてるけど、えっ、ホント!?!私にとってはかなり難しかったぁ!こんなに難しい本はひさびさに読んだかも、と思ったくらいだったのにぃ!
でも、英語の問題より、背景知識の問題なのかも。日本語で読んでもわからなさそう(笑)。
ちなみに、本書内でも「Hypnerotomachia Poliphili」は、CharlieとGilも正しく発音できない、と書いてあるので、一般常識というわけではなさそう。一安心です。

そんなわけで、前半部突然登場人物と前提条件がたくさん出てきたので、1/4くらい読んだところで、思わず最初から読み直してメモを作っちゃったよ。

しかも、1/3くらいは状況描写や過去の出来事の話が多いので、面白いながらもなかなかペースがあがらない。
それが、後半一気に話が動くので、ものすごく引き込まれて読んでしまいました♪

そんなわけで、(謎解きが分からない割には)結果的には面白かったし、楽しめたけど、いろいろな要素を詰め込みすぎな印象が若干ありました。今回作者二人の処女作ということで、今後が楽しみです。

今回はサスペンスはたいしたことがない、青春小説っぽいと事前に知識があったので、そんなに肩透かしじゃなかったんだけれど・・・邦題「フランチェスコの暗号」を見て、「聖フランチェスコ」のことだと思い込んで読み始めていました(汗)。思い込み病はやっぱり治らないみたいです(苦笑)。

邦訳はコチラ。邦訳も読んで、英語が分からないのか、内容が分からないのか、確認したい・・・
フランチェスコの暗号〈上〉 フランチェスコの暗号〈下〉

#2006年洋書22冊目
(PB11,GR6,児5)
 112,435words
累計9,143,847words

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May 24, 2006

「第三の時効」

第三の時効

F県警捜査一課の直面する事件。ひとつの事件ごとに、それぞれのメンバーにスポットを当てる短編集。
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ルパンの消息」「半落ち」に続き、3作目の横山作品だけれど、これが一番良かった!帯の「これが、横山秀夫の最高傑作だ!」に今回はうなずける・・・(3作しか読んでないから、最高傑作かどうか分からないけれど)。

事件に関わる人一人ひとりにスポットを当てるのが、この人のやり方なんだとようやくわかったけれど、前2作に比べ、登場人物の描写がより細かくなったように思う。「あとがき」を見ると、かなり加筆をしているようなので、それが功を奏したのだと思います。

表題になっている「第三の時効」、人間の怖さを感じるような作品だけれど、見事。他も、どれも読み応えがあります。(ただし、かなり骨太なので男性向きかも?)
続編が現在連載中だそうなので、本になる日が楽しみです!

#2006年和書19冊目

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May 23, 2006

「探偵ガリレオ」シリーズ

探偵ガリレオ 予知夢
容疑者Xの献身

刑事草薙、天才物理学者湯川助教授が挑む、奇怪な事件。
「探偵ガリレオ」と「予知夢」は短編集。「容疑者Xの献身」は、直木賞受賞、このミス1位などの話題作です。

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オットが東野圭吾にはまっている。で、次から次へと買ってくるので、一緒になって読みました。
オットは「容疑者X」=>「ガリレオ」=>「予知夢」の順番で読んでましたが、私は出版順に、容疑者Xを最後に。

「ガリレオ」も「予知夢」も面白いけど、「容疑者X」が圧巻。確かに、ミステリーという枠だけではくくれない。プロットも謎解きも見事な上に、ベースとなるストーリーも秀逸。ホームズ&ワトソンタイプの組み合わせは推理小説に良くあるけれど、このシリーズではホームズもワトソンも人間くさい。それがまた素晴らしいのです。
「容疑者X」だけでも十分面白いですが、「ガリレオ」「予知夢」を読んで、草薙&湯川の人物をより知ってから「容疑者X」を読んだ方がより楽しめるかな。

それと、「容疑者X」の舞台となる町は、私が数年前に住んでいた町。今でもたまに犬の散歩がてらぶらぶらしたりするので、文字で書いてる風景が実像として頭に浮かんでくる。そんなところもこの本に惹かれた理由だと思う。
あとね、
実は「容疑者X」と同じ数学をかつて勉強していた私。
(きゃっ!恥ずかしいので小文字でっ!)
もちろん私は超落ちこぼれだから、容疑者Xと比べるべくもありませんが、数学者独特の論理思考や、定理に没頭してたら朝になっちゃったって、ちょっとだけ理解できる気が。ちょっとだけですけどね・・・

でもね、オットはこの後読んだ別の東野圭吾作品を絶賛していたよ。私も読まなきゃっ!

#2006年和書16,17,18冊目

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May 22, 2006

「ブックカバーの本」

ブックカバーの本―いろいろ素材、いろいろデザイン

トラバしてくださった方のブログに紹介されていて、その後本屋さんで見かけたので購入♪
ちょうど洋裁教室だったので、この本を参考に作ることに!PBサイズ用のかわいいブックカバーってあんまりないものね。
とはいえ、手元にある生地を適当に使ったので、この本に登場するような素敵なブックカバーは作れていません(汗)。でも、ポケットの作り方など参考に作りました。

_dscf3336

右側はブックカバー、左にあるのは、同じ生地でお友達に作ったポーチです。ポーチはまだ未完成ですが・・・

_dscf3337 _dscf3338

ベルトにはレースを使って、同じレースをしおりにも。表地は生成りの赤耳のリネン、裏地はさわやかなチェックのリネンを使っています。
1cmくらい大きくなっちゃったけど、とってもかわいくできて気に入っています♪
赤耳のアクセントだけだとちょっとさびしいから、アップリケでも買ってきて貼ろうかな~。

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May 21, 2006

"The Da Vinci Code"(映画)

Davinci001

公式サイトはコチラ

今日公開でしたね♪早速見てきました。
ご覧になる予定の方がたくさんいると思うので、特にネタバレはしてませんが、感想は反転にさせていだきます・・・そんなに詳しく書かないけど・・・


Continue reading ""The Da Vinci Code"(映画)"

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May 16, 2006

"Chasing Vermeer"

Chasing Vermeer (After Words)

シカゴの大学町に住むPetraとCalderの周りで、不思議な偶然が頻発する。やがて、貴重なフェルメールの絵画が盗難にあう。二人の身の回りで起きていることは、偶然なのか?それとも、必然なのか?絵画を救うため、二人は行動を起こす。

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洋書は主にamazonで購入して、めったに本屋では買わないのだけれど、「大人も夢中にさせる児童文学の超話題作!」という帯を見て、思わず衝動買い。

「The DaVinci Code for kids」というくらいだから、The Three Investigatorsのような、手に汗握るアクションだと思い込んで読んでしまったので、それがちょっと肩透かしだったのが残念(ホント、思い込みには気をつけないと・・・)。

それよりはむしろ、「考えること」や「ものの見方」について、絵画盗難事件をきっかけに考えさせるようなストーリー。「Frindle」とかに通じるところがあるかな?
最初の思い込みをなくして、もう一度じっくりと読んでみたいな。


邦訳はコチラ。
フェルメールの暗号


#2006年洋書21冊目
(PB10,GR6,児5)
 39,548words
累計9,031,412words

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May 15, 2006

"Death by Darjeeling (Tea Shop Mysteries)"

Death by Darjeeling (Tea Shop Mysteries)

サウスカロライナ州チャールストンの歴史保護地区でティーショップを営むセオドシアとその友人たちは、ある殺人事件に巻き込まれる。殺されたのは、街でも評判の悪い不動産屋。疑いをかけられた友人の嫌疑を晴らすため、セオは独自に捜査を開始する。

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この本を読み始める前、他の方のブログやレビューを読んで、勝手にインドの話だと思い込んでいた(汗)。
だって~、「イギリス植民地時代の雰囲気を残す・・・」と書いてあったり、「紅茶」がキーワードだったり、ティーショップの名前が「インディゴ・ティーショップ」だったり、インドっぽかったのだもの・・・思い込みって恐ろしい!

なので、頭の中を軌道修正にするのに手間取ったり、途中ダヴィンチに浮気したりしていたけれど、ようやく読了。
本当に品のよいコージーという感じ。私はもっとあけすけな「Jane Jeffrey」の方が好きだけれど、ちょっとお洒落な雰囲気を味わうにはとってもよいシリーズかも。私は、気分を盛り上げるために、おなじみの日本茶カフェ、鳴神でしっとりと読んでみたりしました。ムフフ。
謎解きや事件は、コージーなのであまり期待はできませんが、インディゴで働く人々が魅力的。やっぱりコージーって、いかに登場人物を魅力的に描くか、が重要だなーと改めて思いました。

こちらのサイトを参照すると、チャールストンがヴィジュアルにも楽しめて、もっと気分が盛り上がりそうです♪試してみてください★

邦訳はコチラ。
ダージリンは死を招く お茶と探偵 (1)
表紙はかわいいけど、お、お、お茶と探偵ってサブタイトルは・・・

#2006年洋書20冊目
(PB10,GR6,児4)
 88,281words
累計8,991,864words

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May 14, 2006

「ロマンシング・ストーン 秘宝の谷」

ロマンシング・ストーン 秘宝の谷

ロマンス小説家ジョーンは、窮地に陥った姉を救うため、重要な地図を届けにコロンビアへと向かう。そこで知り合ったジャックと二人、ジャングルでの逃走劇が始まる。

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HMVに行ったら、あるDVDは2枚で1900円!一枚欲しいのがあったのだけれど、どうしてももう一枚見つからない~!と探していたら、オットが「これはすごいB級だから絶対いい!」と勧めるので購入。
帰宅して早速上映会(↓のグッドナイト&グッドラックを見た日ですよ。一日の中でこの2本の組み合わせはすごい)。

いやいや、ホントにB級だった!疲れて落ち込んでいるときに見たらスカッとしそうな映画です。谷に流されるシーンなんて、ホントにサイコー!

そして実は、「Back to the Future」のロバート・ゼメキス監督なんです。
そして!ジャック役のマイケル・ダグラス~!なんて若いんだ!「あなた、誰ですかっ?」っていう状態でしたよ。

馬鹿笑いしたい方は、是非♪

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May 13, 2006

"Good Night, And Good Luck."

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公式サイトはコチラ

1953年のアメリカ。ある上院議員が打ち出した、共産主義者を排除する政策により、多くの人々が地位や職を終われ、ついには自殺するものまで出た。
マスコミのほとんどが報復を恐れ見て見ぬふりをする中、CBSのキャスター、エド・マローとプロデューサーのフレッドは、あえてその政策を批判する報道を行う。
そんな彼らを待ち受けていたのは・・・

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ずっと見たいと思っていた「グッドナイト&グッドラック」をようやく見に行くことができました。
エンターテイメント性のない作品だけれど、劇場はほぼ満席。
白黒で、起承転結がなく、そして、大きな盛り上がりもオチもない、という、私の嫌いな要素が満載(苦笑)。

なのに、本当に本当によい映画でした。本当に見てよかった。
感動して涙が止まらない、といった映画ではありません。男たちの戦いを、本当に淡々と描いています。それがまたよかった。

エド・マローは実在の人物。この人についても、当時のアメリカの政策についても全く知らなかったので、どの程度映画の伝えたいことを理解できたかは分からないけれど、非常に感銘を受けました。
でも、上映終了後、周りの人々が「よくわからなかった。」という感想を話し合っていたのも聞こえてきたので、万人受けする映画ではないかも。
でも、私にはなんだかじんわりと感じるものがありました。

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監督・脚本・出演はジョージ・クルーニー。オットは、「ジョージ・クルーニーが作る映画としては意外だね」と言っていたけれど、「ハリウッドのヤンチャ坊主」と言われ、やりたい放題やりつくした(?)クルーニーもなかなか芽が出なかった苦労人だもの。それに、父が元ニュースキャスターということで、きっと、本当にこういう映画を作りたかったのかな。

クルーニー、結構好きなんだけれど、彼が出ていた頃のERは見ていないの。今度見てみようかな。

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May 10, 2006

"The Da Vinci Code"

The Da Vinci Code

ルーブル美術館の館長が殺害される。殺人事件の現場に呼ばれたラングドン教授に疑いがかかるが、ラングドンは、被害者の孫娘のソフィーとともに、事件の解明に乗り出す。
ダヴィンチにからんだ謎を、ラングドンとソフィーは解くことができるのか?

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既に邦訳を読んでいましたが、大分記憶があいまいになってしまったので(&「天使と悪魔」とごっちゃになりつつあったので)、今度は原書で再読。

改めて読むと、Page-Turnerとして本当に良くできていると思う。パリという舞台設定や、ダヴィンチを絡めたところなどが適度に好奇心を満たしてくれるあたりが、同じPage-Turnerでもシェルダンなどとは違うところかな。
関連本が出るのもうなずけるほど、取り巻くいろいろな知識についてもっと知りたくなっちゃいます。

それにしても、ハリソン・フォード&ジャン・レノというキャスティングでの映画化を見越して原作を書いているとしか思えない外見の描写。
ブラウンさん、一発狙って書いてるねぇ、と思っちゃいました。
話の深さについては「うーーーーん??」だけれど、エンターテイメントとしては大成功ですよね♪

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読み終えた方は、是非こちらから現地の写真など見てくださいね。(ネタバレになる可能性があるので、読み終わってから見てくださいね。サイトのほうでも警告がでます。)

ところで、これにチャレンジされてかた、いますか?私どうしても途中からどうすればよいのか分からなくなります・・・

#2006年洋書19冊目
(PB9,GR6,児4)
 138,216words
累計8,903,583words

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May 09, 2006

"新橋演舞場 五月大歌舞伎"

新橋演舞場昼の部に行ってきました。
歌舞伎座が、三年ぶりの團菊祭、団十郎復帰で盛り上がっているせいか、空席が目立ちました。

ひと夜
大正半ばの東京下町。長屋の住人の夫婦喧嘩に巻き込まれる行者の悲哀。

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初めて見た演目だけれど、宇野信夫っぽい作品。哀愁漂うラストがなかなか良かったです。新劇でも上演されるというだけあって、歌舞伎っぽさはあんまりないけどね~。


寿式三番叟

踊りの演目はあんまり得意ではない私だけれど、去年の歌舞伎座で染五郎の松廼寿操三番叟にとても感動しました。さらに今回は亀治郎との二人三番叟ということで、とても楽しみにしていたのです。
そして、期待を裏切らない素晴らしい舞台でした。
亀治郎の踊りは初めて見たけれど、染五郎との組み合わせが絶妙!ただ、二人並ぶとどうしても染五郎に目が行ってしまう。体の大きさもさることながら、ちょっとした首の角度や目線などが本当に見事。天性のものなのかなぁ。
年齢は染五郎の方が先輩だけれど、染五郎がはじけ、亀次郎が抑え、のような雰囲気だったのが逆に面白かった。


夏祭浪花鑑
大坂の町を舞台に、魚屋団七をめぐる人間模様を描く。
ストーリーが複雑すぎてここには書ききれません(笑)。

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コクーン歌舞伎で勘九郎&橋之助の「夏祭」を見て以来2回目。
が、今回改めて見たら、ストーリーが分かりにくいことこの上ない(苦笑)。
前回コクーンで見たときは全体的にもっと長かったので、もっと細かくいろんなものが説明されていたのでより分かりやすかったけれど、今回いろいろはしょってる上に登場人物が多すぎて、何がなんやら、という感じ。
だってね、後の場の伏線となる出来事がいくつかあったりするんだけれど、その場自体が上演されないから、この芝居だけ見ると伏線の存在意義がわかんないのです。

元々は朝から晩まで長時間上演されていた歌舞伎なので、現代のタイムテーブルにあわせて場を削ったりすると、こういうケースはよく発生する。
なので、こういうはしょってる演目は、歌舞伎に慣れてない人にはちょっと難しいかも。今回歌舞伎初めてのお友達と一緒に行ったので、ちょっとハードルの高い演目だったかな・・・ごめんね。

最後の団七と舅との切り合いのシーンも、コクーンを見た後だと泥の使い方が地味過ぎると思ってしまった~。「勘三郎やりすぎ!」と思いつつ、やはり勘三郎に感化されているのか!<私。

最後の退場のときの吉右衛門の迫力はさすがだったけど、それ以外はちょっとかったるかったかも。期待していただけに残念。

あー、私も早くこういう玄人っぽい演目が楽しめるようになりたいです!

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May 08, 2006

"A to Z Mysteries" Part2

The Bald Bandit (A to Z Mysteries)  The Deadly Dungeon (A to Z Mysteries) The Empty Envelope (A to Z Mysteries)

引き続き「A to Z Mysteries」を読んでます。
amazonで続きを何冊か購入。

BとDは再読、Eは初めて読んだけれど、Eは面白かったな。懐かしの名画のストーリーにちょっとだけ似てるところがまたよい♪

それにしても、本当によく読むと難しい単語や言い回しがたくさん出てくるので、読みながら「これってどう訳すのかな~」と考えながら読んでいます。掟破りですねぇ。でも、とても勉強になるので、何度も再読して、言い回しを体で覚えようとしているのです。
(良い子のみんなは真似しないでね!)

#amazletでamazonのリンク作成できなくなった~。amazonの仕様が変わったからかな?しかも、「中身検索」が着いてる表紙画像だと、背景が緑の私のブログでは表示がヘンだわ~。大きな画像縮めると荒くなっちゃうし。ふー。

#2006年洋書18冊目
(PB8,GR6,児4)
 7,200words
累計8,765,367words

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May 02, 2006

「嗤う伊右衛門」

嗤う伊右衛門

浪人伊右衛門は、縁あって民谷岩と結婚し、民谷家の婿養子となり家督を継ぐ。しかし、その生活に暗雲をもたらす出来事が続く。

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タイトルから十分想像がつくけれど、「四谷に住む伊右衛門さんとお岩さん」の物語。
もしこれが・・・「麻布に住むタローさんとハナコさん」の物語だったら・・・★5つなくらい面白かったけれど・・・
お岩さんと聞いて勘三郎の姿が浮かんでしまう私にとっては受け入れがたい物語だったよ・・・

あとがきには、鶴屋南北の「東海道四谷怪談」の元となった奇譚集の人物設定を元に、「四谷怪談」の登場人物を組み入れ、京極夏彦なりの物語を編み出した、四谷怪談のパスティーシュ、というようなことが書いてある。
えっ、こういうの、パスティーシュというの???

amazonのレビューはおおむね星が高く、「京極の描く四谷怪談の世界」などというコメントが多いけれど、声を大にして言いたい。
これ、四谷怪談じゃありませんからっ!

私も、四谷怪談の話を知らなければ、そして、勘三郎の四谷怪談を見た直後でなければ、きっともっと面白かっただろうな。

ただ、この本には、四谷怪談の登場人物がほぼ全員登場する。が、四谷怪談と同じなのは名前だけ。人物設定も、人間関係も、性格も、四谷怪談とはもうぜんっぜん違う。
さらに、隠亡掘とか、戸板返し、といった、四谷怪談のハイライトシーンも、四谷怪談の話の流れとは全く関係ないところに組み込まれている。
こんなかんじで、登場人物の名前とエッセンスだけを取り出して、全く関係ない話を作り上げる、京極夏彦のストーリーテラーとしての才能はさすが。
↑褒めてるんだかなんだかわかんないけど、褒めてますよっ!

ま、裏を返せば、江戸の噂話みたいな話から、「東海道四谷怪談」という素晴らしい作品を生み出した鶴屋南北の方が、すごいといえばすごいけど。

と辛口コメントになっちゃったけれど、文章は美しく、「京極堂シリーズ」と比べると簡潔で分かりやすいし、読んでよかった。ただ、「四谷怪談のパスティーシュ」としては受け入れられないだけで(苦笑)。なので、四谷怪談が好きな人には勧められないけれど、四谷怪談を知らない人にはお勧めできると思います♪

私は途中で「これは四谷怪談じゃない!」と割り切り、「四谷怪談と違うところ探し」をしながら楽しんで読んだけれど、めったに本を投げないオットが珍しく「つらい」と途中で辞めていたけどね・・・

#2006年和書15冊目

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May 01, 2006

"A to Z Mysteries"

The Absent Author (A to Z Mysteries) The Canary Caper (A to Z Mysteries)

Green Lawnに住むDink、Josh、Ruth Roseの仲良し3人組。3人でいろんな事件に首をつっこんで大人顔負けの推理と行動力で解決する。

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これも何度もブログに書いてるけど、私の好きなシリーズのひとつ。とりあえずうちにあった2冊をまた読んでみました。
これまたはっきり言ってたわいないシリーズだけれど、なぜ好きなのかなぁと思い起こせば、ま、あんまり児童書読んでないので、こういうストーリーが珍しいからでしょう!(苦笑)

もちろん、それだけじゃなくて、
1. 最初に地図があって、文中に「Book Nookの前を通ってDinkの家に帰って・・・」なんて書いてあると、ついつい地図を一生懸命みちゃう。
2. 3人がアイスを食べたり、ランチにサンドイッチを作って食べたりするところがいかにもアメリカ的。
3. 児童書にありがちな、お勉強っぽいところがあんまりない。
4. 主役の3人以外の子供がほとんど登場しないので、混乱しない。

あたりがあげられるかしら・・・でも、深みがないので、面白くないと感じる方も多いかも。

でも、ひさびさにこんな児童書読んだら、未知の単語がたくさん出てきたことにびっくり!もっと読みたくなって、ついつい「24時間以内に発送」な児童書を(A to Z も含めて)たくさんamazonで注文しちゃいました。24時間以内の本は、朝注文するとたいてい当日中に届くのです・・・が、GWだからか、残念ながらまだ届かない・・・しょぼーん。
早く届かないかな!

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全然関係ないけれど、このシリーズに出てくる警察官の名前、ずーーーーーっと「Mr. Falcon」だと思ってたよ~。6巻が「The Falcon's Feathers」だったからかな?いかにテキトーに読んでるかがよく分かる(苦笑)。

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