March 19, 2007

"High Risk (Nancy Drew (All New) Girl Detective)"

High Risk (Nancy Drew (All New) Girl Detective)
High Risk (Nancy Drew (All New) Girl Detective)

オリジナル・シリーズのNancy Drewは、コンバーチブルを乗り回すかっこいい女の子。
初版時の設定とは思えないので、50年代にリライトされたときに追加された設定かな?
コンバーチブルをオープンにして颯爽と活躍するNancyは、きっと少女たちの羨望の的だったでしょう!!

新しいシリーズのこの巻では、飛行機の操縦にチャレンジ!!

でもね、車はハイブリッドカーと意外に堅実(笑)。
「50年代の車を乗り回す」なんて設定だったら良かったのに!!
(って、新シリーズはNancyで育ったアメリカの元・少女たちがターゲットじゃないから(当たり前)、そんなことする意味ないんだけどねー)

あれ、ストーリーは??
「Sleuth Set」に入ってた中だと、2巻目とこの4巻目が一番面白かったかな。

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March 09, 2007

「乱鴉の島」

乱鴉の島
乱鴉の島

休暇を楽しもうと、伊勢湾に浮かぶ島を目指す火村とアリス。
しかし、手違いがあり、誤ってほとんど無人の島に到着してしまう。
その島には、高名な作家を囲み、何人かの人が集まっていた。
火村とアリスの登場に、明らかに戸惑った様子の人々。
そこに、さらに招かれざる客の億万長者が登場する。
そして、事件が。。。

====================================
昨年の「本ミス」1位に選ばれた作品。
結局図書館で借りて読んでしまった。

ミステリーは、
A.犯人は誰か Whodunit
B.動機は何か Whydunit
C.殺害方法は Howdunit

のどれかに基づき謎解きが進むわけです。
今回、とある要素はあらかじめ明らかになっていて、
火村が別の要素の謎解きを行うのですが、
でも、もうひとつの要素はムムム。。。というかんじ。
(どれがどれか、敢えて秘す)

ま、火村の謎解きが非の打ち所がないので、いいのだけれどね。
でも、最後の要素ももう少し練ってあったらさらに面白かったかな。

ずっと有栖川有栖祭りですね(苦笑)。
これ以外もミステリーばっかりアップしてるし。

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March 08, 2007

"False Notes (Nancy Drew (All New) Girl Detective)"

False Notes (Nancy Drew (All New) Girl Detective)
False Notes (Nancy Drew (All New) Girl Detective)

ある日Nancyは街で、警察署の前で言い争っている男女を見かける。
警察へ行くべきかどうか、言い合っているようだったが、
結局警察へは立ち寄らずに立ち去る。
その女性は、次の市長候補とみなされている人物だった。
その話を夕食のときにパパにしたら、パパの反応がおかしい!!

====================================
おなじみNancy Drew All New Girl Detectiveの第3巻。
話がやや強引なのはいつものことか(笑)。
Nancyの探偵振りだけじゃなくて、
今回もGeorgeのパソコンオタクぶりが十二分に発揮されます。

この記事を書いている現在、実は第4巻まで読み終えていて、
手持ちのオリジナル・シリーズの未読分を読んでいるんだけれど、
まだ3巻くらいだと、BessもGeorgeもNedも出てこないのです。
いつになったら出てくるのかなぁ。。。

====================================
ところで、お友達のブログで見かけたこちらの本
Basic Word List
Basic Word List

読書中、知らない単語はこの本で調べて、マーカー引きながら読んでます。
たまにはちょっと負荷かけて本読みたいなーと思って。
でも、負担にしたくないので、解説読んでマーカー引くだけ。
やたら探偵用語ばっかりマーカー引かれてます(笑)。
さすがに4回くらい同じ語を引くと、覚えないまでも「見覚えのある単語」
には出世する気がする。。。

PBでこれやったらうんざりしそうだけれど、
Nancy Drewシリーズは、内容としても、長さとしても、ちょうど良い感じ。
こういう読み方もたまにはよいかな!?

#2007年洋書9冊目
(PB0,GR0,児9)
 33,000 words
2007年計202,038Words
累計9,664,804words

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March 07, 2007

「山伏地蔵坊の放浪」

山伏地蔵坊の放浪

●収録作品
「ローカル線とシンデレラ」
「仮装パーティーの館」
「崖の教祖」
「毒の晩餐会」
「死ぬ時はひとり」
「割れたガラス窓」
「天馬博士の昇天」


ある日、とある町のバー「えいぷりる」に現れた山伏「地蔵坊」。
彼の話に魅了された常連客は、毎週土曜日、「えいぷりる」に集まり、
地蔵坊が遭遇した不思議な事件に耳を傾ける。

「ローカル線とシンデレラ」は、前に鉄道アンソロジーに収録されていたのを読んだかな。

山奥の館で開催されていた仮装パーティーに迷い込んだ地蔵坊が遭遇する、
ダースベーダーとバットマン(の仮装をした人物)が関わる「仮装パーティーの館」が
面白かったかな。

足を洗った心優しいヤクザが射殺される事件を描いた「死ぬ時はひとり」も、
ちょっと物悲しいテイストが好きかも。(図面がイマイチ理解できなかったけど)

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March 01, 2007

「モロッコ水晶の謎」

モロッコ水晶の謎
モロッコ水晶の謎

・助教授の身代金
・ABCキラー
・推理合戦
・モロッコ水晶の謎

=============================
短編集。
「ABCキラー」と「モロッコ水晶の謎」が面白い。
(ABCキラーは、以前「ABC殺人事件」をモチーフにしたアンソロジーで読んだことあり)

「モロッコ水晶の謎」は、大富豪の家のお抱え占い師に取材に出かけたアリスが巻き込まれる物語。
これを読んで、火村の謎解きの前に事件の動機が分かった方がいたら。。。ちょっと要注意人物かも(苦笑)

推理合戦は、ショートショート。

「助教授の身代金」、誘拐されるのは火村ではありません!
これはまあまあだけれど、風景の描写が美しかったかな。
==>今冒頭部を再度読み返したら、見事な伏線があったわ。
    最初に読んだときは気づかなかった!!
    有栖川有栖はだから再読をやめられないのです♪

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February 28, 2007

Nancy Drew (All New) Girl Detective Without a Trace/A Race Against Time

Without a Trace (Nancy Drew (All New) Girl Detective)A Race Against Time (Nancy Drew (All New) Girl Detective)
Without a Trace (Nancy Drew (All New) Girl Detective)A Race Against Time (Nancy Drew (All New) Girl Detective)

River Heightsに住むNancy Drewは、地元ではちょっと知られた名探偵。
Nancyの近所では、ズッキーニの畑が荒らされる事件が発生。
と同時に、近所に引っ越してきた隣人に家からは、高価なファベルジェのイースター・エッグが盗まれる。。。(Without a Trace)

毎年開催される、チャリティの自転車レースに出場したNancyと仲間たち。
ところが、チャリティのために集められた募金が盗まれる。
レースが終わるまでに、なんとかしてお金を取り戻さなければ!(A Rase Against Time)
Line14_3_1

このブログでも過去に何度か紹介している、少女探偵Nancy Drewの、舞台を現代に移した新シリーズ。
以前に第1巻を読んだものの、ちょっとイマイチだったのでそのまま放置していましたが、お友達のブログで2巻について読んだらちょっと面白そうだったので、再び引っ張り出して読んでみました。2巻のついでに1巻も再読。
1巻は謎がズッキーニだし、イースターエッグだし、あんまり身近じゃないネタのところがつまらなかったのか??

2巻も、そんなとこで寝るかっ?!というありえなさは相変わらずあるけれど、アメリカのチャリティ活動についても分かるし、面白かったな。

オリジナル・シリーズと同様に、文章はちょっと固めで上品ですが、ベスがメカに強かったり、ジョージがコンピュータに強かったり。。。というのはやっぱり時代の流れ。
スラングにあまり惑わされずに、コンピュータ用語を身に着けるにはなかなか面白いかも、と、2巻を読んでちょっと評価が変わりました。

私はこのセットで買ったので、
Nancy Drew Girl Detective: Sleuth Set (Nancy Drew (All New) Girl Detective)
Nancy Drew Girl Detective: Sleuth Set (Nancy Drew (All New) Girl Detective)

引き続き読んでいま~す!

#2007年洋書8冊目
(PB0,GR0,児8)
 33,000 words
2007年計169,038Words
累計9,631,804words

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February 16, 2007

Someday Angeline/There's a Boy in the Girls' Bathroom




Someday Angeline
Someday Angeline (Avon/Camelot Book)


There's a Boy in the Girls' Bathroom
There's a Boy in the Girls' Bathroom

Louis Sacharによるこの2作、先日某所で「どちらが好きか」という会話が行われていたのを小耳に挟みました。
私はどちらも読んだことがなかったので会話には加わらなかったのですが。。。
前々から2作とも興味があったので、この機会に、と手に入れて読んでみました。

「天才児」という言葉でいつも片付けられてしまう小学3年生Angelineが、初めて理解し合える友人、自分を理解してくれる先生と出会うものの。。。という物語「Someday Angeline」。一方、問題児であり、そのうち皆から「Monster」と呼ばれてしまうBradleyが、初めて友人と呼べる少年、理解してくれる先生と出会うものの。。。という物語「There's a Boy in the Girls' Bathroom」。

「Genius」と呼ばれても、「Monster」と呼ばれても、どちらの子供たちも、自分を理解してくれる人を求めているのに、うまく表現できない、そして、傷つきやすい、ということがAngelineにもBradleyにも共通しています。


児童書、好きなのですが、結構子供の行動って残酷なのですよね。
そんなところがちょっとつらくて、好きだけれど1冊読むだけでものすごいエネルギーを吸い取られてしまう。。。
だから、あまり連続して読むのは苦手なのですが、これはSacharの描写が比較的淡々としていて、二人の子供たちの心の中の表現に焦点が当てられていたため、あまりエネルギーを吸い取られることなく、連続して読むことができました。

また児童書読んでみようかな。。。とちょっと思うことができたので、Sacharに感謝♪

#2007年洋書7冊目
(PB0,GR0,児7)
 27,555+35,483 words
2007年計136,038Words
累計9,598,804words

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February 09, 2007

幻想運河

幻想運河
4062730588
有栖川 有栖


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

これって有栖川 有栖??桐野夏生じゃないんだっけ?と思ってしまうような作品。
ミステリー。。。ではない。謎は解決しないから。
普段は、火村のキャラクターや、綿密なトリックに隠れがちな、有栖川 有栖の繊細な描写が堪能できます。
でも、関西弁は健在(笑)。

コアなミステリーマニアにはお勧めできないけど、有栖川 有栖って苦手だったんだよね、という女性にはお勧めできるかも。
でも、あくまでこれは異色作ですので!!

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February 06, 2007

Detective Zack

Detective Zack and the Secret of Noah's Flood (Detective Zack (Unnumbered))
Jerry D. Thomas

Detective Zack and the Secret of Noah's Flood (Detective Zack (Unnumbered)) Mystery at Thunder Mountain (Detective Zack (Unnumbered)) Danger at Dinosaur Camp (Detective Zack (Unnumbered)) Detective Zack: Secrets of the Sand (Thomas, Jerry D., Detective Zack, 4.) Detective Zack: The Red Hat Mystery (Thomas, Jerry D., Detective Zack, 5.) Detective Zack: Missing Manger Mystery (Thomas, Jerry D., Detective Zack, 6.)
by G-Tools

☆★↑画像をクリックするとamazonにジャンプ!できます↑★☆

Detective Zack シリーズの1巻から6巻まで、ようやく読破。
(以前1巻のみ読んだときの感想はこちらから==>CLICK!!

1=>5=>3=>2=>4と読んだ後、実は4巻と5巻が続き物だということが分かったので、もう一度5巻を読んで6巻へと。
(そして、シリーズ全体がビミョーに続き物なので、もし読まれる方がいらっしゃったら、ちゃんと巻順に読むのがオススメ。)

全体を通じて、Zackとその一家が、聖書の物語が実際に起こった出来事だということを証明するために、いろいろな場所を旅し、その謎を証明していく、という話なのです。
2巻だけはちょっと毛色が違っていて、友達とキャンプに行ったZackたちが、神を信じるなんてばかげている!と思う非クリスチャンの少年たちと、どのように交流していくか、というお話です(わたしは結構この巻、好きです)。

旧約聖書の場所をめぐる4巻、5巻と、クリスマスの風習の移り変わりを追う6巻が、個人的には面白かったです。

4巻、5巻は、旧約聖書の登場人物や記述されている内容が、どのように史実と一致しているか、ということを説明する話なのですが、そもそもその話自体が分からなかったので、図書館でいろいろ本を借りてきて、参考にしながら読み進みました。


聖書を歩く 上 旧約聖書の舞台をめぐる旅
ブルース ファイラー Bruce Feiler 黒川 由美
4562037881

4巻、5巻と同じような地域を巡っています。
また、1巻のノアの箱舟の話にも関連があるので、1巻読む前にも読みたかったです。
まだパラパラとめくった程度なので、これから読むつもり。
表紙がとってもステキなのに、本文には写真なし。写真があるともっと良かったのに!
そして、Detective Zackシリーズは聖書の記述は絶対正しいという前提の下に書かれていますが、
この本の著者は伝承の部分も多いという前提のようです。
(ノアが800歳まで生きたのはおかしい!という意見も見られたり。)
一人称の語り口の本って、原書で読んだ方が読みやすいのかなぁ。


Aera mook キリスト教がわかる。
(amazonでは在庫切れ)
わたしが前から疑問に思ってた正教会の成り立ちとか、イギリス国教会の話なんかがとても分かりやすく書いてあり、Zackシリーズのレファレンスとして以上に参考になりました。

#2007年洋書5冊目
(PB0,GR0,児5)
 73,000 words
累計9,535,766words

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February 02, 2007

江神二郎三部作

月光ゲーム―Yの悲劇’88
有栖川 有栖
448841401X
 孤島パズル
有栖川 有栖
4488414028

双頭の悪魔
有栖川 有栖
4488414036

「このミス」2007年度版で、過去18年間のベスト10が掲載されていた。
その10位にランクインしていたのが、↑の「双頭の悪魔」。

「月光ゲーム」は有栖川さんのデビュー作でもちろん読んだことがあったのですが、実は、アリス&江神シリーズが3巻も出ていたとは、恥ずかしながら知らなかったのです!

んで、もう一度「月光ゲーム」からやり直して3巻読破。

かなりボリュームがあり、読み応えのある「双頭の悪魔」。
読者への挑戦が3つもあるあたり、クイーン好きの有栖川さんという感じ。
しかし!謎が懲りすぎていて、凡人の読者の頭はついていかれないよ。3つ目の謎のころには、1つ目の謎、忘れてるし。。。(悲)。

ボリューム的にも、ロケーション的にも、「孤島パズル」が一番好きかな。でも、モチさんと信長が出てこないのが寂しい。。。

江神シリーズ、5部作の予定だそうです。
4作目はずっと執筆中だそうですが。。。いつになるのかなぁ。


ところで、江神シリーズでも、火村シリーズでも、登場する語り部「有栖川 有栖」。
でもね、「双頭の悪魔」でちょっと出てきたけれど、この2人のアリスってどうやら同一人物ではないらしい!!
気になる~~~~!!

あとさ、どちらの作品でも、作中のアリスの名前は本名ということになっていたけれど!作者の有栖川 有栖さんの名前は本名じゃないそうなの!!(そりゃ当たり前だって!?)


それにしても、有栖川 有栖作品は、本格なのにとっつきやすいのはなぜだろう??って思うと、やっぱり関西弁だからかな。
結構つらい話も多いのだけれど、後味が悪くないのは、関西弁の語りと、アリスの人柄なのだと思う~。。。


ところで、「本格ミステリベスト10」の1位も有栖川作品。
乱鴉の島
有栖川 有栖
4104308021

早く文庫で出ないかな~!!


「このミス」と「本ミス」はこちら♪
このミステリーがすごい!2007年版
4796655778
 本格ミステリ・ベスト10〈2007〉
探偵小説研究会
4562040475

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January 10, 2007

「カディスの赤い星」

カディスの赤い星〈上〉
逢坂 剛
4061844954
 カディスの赤い星〈下〉
逢坂 剛
4061844962

☆★↑画像をクリックするとamazonにジャンプ!できます↑★☆

昨年突然「逢坂 剛」祭りが開催され、何作も購入した割には、買っただけで満足してしまいそのまま放置してたんだけれど。。。
2ヶ月くらい寝かした後、読みました。
これ読むのひっさびさだったんだけれど、ほとんどストーリーを忘れていたにも関わらず、残念ながら昔読んだときほどわっくわくしなかった。。。
多分、あまり物語に没頭できない気分(いろいろとバタバタしていた中に読んだので)も影響していると思われ。。。
あぁ、久しぶりに好きな小説を読むのだから、体勢を万全に整えればよかったっ!

それでもね、スペインと日本をめぐる、華やかな展開に、やっぱりドキドキしながら読んでしまいました。
スペインって、なぜこんなに郷愁を誘う国なのでしょうか。。。

スペイン灼熱の午後
逢坂 剛
4061839942

☆★↑画像をクリックするとamazonにジャンプ!できます↑★☆

こちらは初めて読みました。
ネタ自体は壮大だけれど、やっぱり「カディス」の方が傑作。
でも、こちらの主人公の方が、どんくさい分人間味を感じます。

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November 27, 2006

"The Devil Wears Prada"

The Devil Wears Prada
Lauren Weisberger
0767914767

いつかは雑誌のライター、それも、あの、有名雑誌に記事を書くのがアンドレアの夢。
その第一ステップとして、ファッション雑誌「ランウェイ」の編集長、ミランダの秘書になったアンドレア。ミランダのところで一年間働けば、どんな雑誌へも推薦状を書いてもらえる、ということから、興味の全くないファッション誌だけれど、なんとしてもここにしがみつこうと心に誓う。

しかし、アンドレアの仕事は、秘書とは名ばかりの雑用係。理不尽な要求に応じるため、プライベートを犠牲にして働きまくるアンドレアだが、親友や彼との中も微妙に・・・

Line14_3_1

映画を見る前に~!!
と慌てて読んだのだけれど、なかなか進まなくて、結局映画の公開に間に合わなかった・・・ぐすん。

映画のトレイラーでは、イモっぽい女の子が、オシャレなファッション業界で華麗に変身するまでのシンデレラストーリー♪みたいなイメージですが、
本は、鬼上司の命令がどんなに理不尽で、アンドレアがくたくたになって働くかということが主に語られています。
amazonのレビューでもちょっと触れられているけれど、そもそもアンドレアがミランダの秘書になった動機が不純なの。だから、アンドレアは最初から間違ってるんだよね。
その間違いにアンドレアが気づくのか、気づかないのか・・・そのエンディングに至るまでが、長い長い。
だから、中盤ちょっとだれちゃうの。この本、2/3でよいでしょう(笑)。

私もかつてちょっとだけファッション業界で働いていたことがあったから(この本に登場するような、オシャレな部署じゃありませんでしたが)、アンドレアが華やかな世界に、だんだん影響を受けて、ある意味、自分を見失っていくっていうのが、ちょっとだけ分かる気がしました。
幸い、ミランダみたいな上司はいなかったけどね(笑)。
まあ、私なら1週間でやめてたでしょう!

それはさておき、映画向きの話だよね。
さぞゴージャスだろうなぁ!
見るのが楽しみです♪

でもでも、本にはちょっぴり疑問があって。。。


↓↓↓以下、ネタバレはありませんが、本の内容に触れるので、気にする方は見ないでくださいね!↓↓↓

Continue reading ""The Devil Wears Prada""

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November 25, 2006

"Who Cloned the President?" & "Kidnapped at the Capital" (Capital Mysteries)

Who Cloned the President? (Capital Mysteries)
Ron Roy Liza Woodruff

Who Cloned the President? (Capital Mysteries)
Kidnapped at the Capital (Capital Mysteries)
Ron Roy Liza Woodruff

Kidnapped at the Capital (Capital Mysteries)

"A to Z Mysteries" の作者、Ron Royによる新しいシリーズ、"Capital Mysteries"。

小学生のKCとMarshallは、Washington, D.C. の同じマンションに住んでいる友達同士。
女の子のKCは、President Thorntonの大ファン!
男の子のMarshallはクモが大好きで、ペットのタランチュラを可愛がっています。

そんな二人と、D.C.ならではのとある人物が絡んだ、可愛らしいミステリーもの。
(現地の小学校2年生レベル)

Line14_3_1

正直1巻を読んだときはA to Zの方が面白い!と思ったけれど、2巻を読んだらなかなか面白かったです。

冒頭の地図が大好きな私にとって、2巻からは Washington, D.C.の地図が出て来たし(Washington, D.C. が正式な記述だと、今回はじめて知りました)!
アメリカのアパートメントは、やっぱりドアマンがいるのが標準なのねぇなんて思ったし(並行して読んでた別の本でも出てきてましたので)。ドアを開けてくれるところが、日本の管理人さんとは違うところよねぇ。

でも、この子供たちは、日本で言えば霞ヶ関に住んでるようなもの、そんなところに住んでる人、いるの!?とは思ったけれど・・・
そういえば、住んでいる知り合いはいないけれど、"All-American Girl"でも主人公の女の子はDCのマンションに住んでたよねぇ、と思い出した。

やっぱり、政府関係者や国際機関の人のための住居は充実しているのでしょうか??


2巻はKidnappingものですが、児童書ってこのネタ好きだよね!
日本でも、「少年探偵団」シリーズではいつも必ず誰かが誘拐されるし・・・
米国の児童書でも、Marvin Redpostの"Kidnapped at Birth?"も、A to Zの"The Absent Author"も誘拐ものだものね。
そうそう、"Oliver Twist"だって誘拐されるんだものね~。

古今東西、児童書には誘拐は欠かせない??

あとね、ほかの児童書でもそうだと思うのだけれど、Ron Royの作品を読んでいて特に思うのだけれど、できるだけいろいろな職業に、男女両方を登場させている。
A to Z でも、Capital Mysteriesでも、女性のタクシードライバーが登場するし、Capitalの方では、副大統領も女性、SWATチームにも女性が登場します(これはあくまでイラストだけれど)。
これまたある意味現代を反映しているようで興味深い。

このシリーズ、もう少し読んでみようと思ってます♪
が、唯一気に入らないのは、表紙の絵を描いてる人と、中の挿絵を書いてる人が違うらしい・・・表紙の方が好みなんだけれどなっ!

#2006年洋書29,30冊目
(PB13,GR6,児11)
 13,400 words
累計9,367,766words

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November 07, 2006

「ブロックルハースト・グローブの謎の屋敷―メニム一家の物語」

ブロックルハースト・グローブの謎の屋敷―メニム一家の物語
シルヴィア ウォー Sylvia Waugh こだま ともこ

ブロックルハースト・グローブ5番地に住むメニム一家は、3世代が暮らす大家族。
しかし、彼らは近所の人にすら、ほとんど姿を見せたことがありません。
だって、メニム家の人々は・・・

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図書館に探し物に行ったとき、ふと目に留まったこの本。
そういえば、誰かがこの本について話してたなぁ、と思い出し、借りてみたのです。

むむ!前半は説明が多くて若干冗長ですが、結構ツボな話ですよ!
続きがとっても気になる~!!
しかし、2巻以降は原書も絶版なのです。
図書館で訳本を借りるかな・・・

1巻のみ日本語版は絶版ですが、原書はまだ入手可能。
The Mennyms
Sylvia Waugh
0099301679


ところで、↑の「メニム家の人々は・・・」というメニム家の正体は
大前提で話が進むので、それすら知りたくないという方は、
amazonもご覧にならないほうがよいと思います!

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November 06, 2006

"Detective Camp"

Detective Camp (Stepping Stone Book)
Detective Camp (Stepping Stone Book)

Dink、Josh、Ruth Roseのお馴染み三人組は、サマーキャンプに出かける。
とはいえ、タダのキャンプじゃなくて、いろいろな謎解きをする「Detective Camp」なのです!謎解き大好きな三人にぴったりです♪
そんな楽しいキャンプなのですが、怪しい出来事が起きているようです・・・

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おなじみ「A to Z Mysteries」の新しいシリーズ(前シリーズは、Zまでたどり着いちゃったので)。
前シリーズに比べるとかなり厚みがあるけれど、内容は変わらず。
なので、前シリーズのテンポのよい進み方と比べると、ちょっとだれる感じがするのが残念と言えば残念。。。
それと、今回は舞台がキャンプで、Green Lawnではないのがさらに私的にはちょっと減点だったなぁ。
(Green Lawnフリークなので)

次作の案内が出てたけど、それはPilgrimの歴史村みたいなところが舞台らしい。
A to Zって、今まではのんびり謎解きが多く、
例えば、Third-Grade Detectivesみたいな「学習的な内容を織り交ぜた」ところがないところが私は好きだったのに、
やっぱりちょっと路線変更で学習的な内容が入るようになるのかなー。
それはそれでちょっと残念だな、なんて思う次第です。

とはいえ、次作が出たら読んでみないとね。
(それに、実はA to Zもいまだコンプリートしてない私なのでした)。

#2006年洋書28冊目
(PB13,GR6,児9)
 11,319 words
累計9,354,366words

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October 25, 2006

"Thieves of Ostia (Roman Mysteries)"

Thieves of Ostia (Roman Mysteries)
Thieves of Ostia (Roman Mysteries)

紀元79年の古代ローマの港町、Ostia。そこに住む少女Flaviaの近所で、犬の連続殺害事件が起きる。隣人のJonathan、奴隷のNubia、浮浪者の少年Lupusと一緒に、Flaviaは犯人探しに挑む。
(現地の9歳~12歳レベル)

Line14_3_1

古代ローマを舞台に起きる、少年少女の活躍劇。
↓の記事に書いたように、これだけでもかなり私好みなのです★(それに、冒頭に地図もアリ。これもまた私の好きな要素!)
ただ、私、歴史は好きだけれど、残念ながらあんまり詳しくないのです。ローマ時代にもっと精通していたら、きっともっともっと楽しめたのにっ!

シリーズも続いているようなので、1巻目は多少説明的だったところももっと面白くなるはず!2巻はこの話の直後の話みたいなので、これまた楽しみです。

それにね、この4人の少年少女たち、みんないろいろな複雑な事情を抱えているんだけれど、特にJonathanに関しては、これからいろいろと明らかになっていくと思うの。それも楽しみなのですっ!


オスティア物語―古代ローマの謎ときアドベンチャー
オスティア物語―古代ローマの謎ときアドベンチャー

邦訳も出てるみたいなんですけどね・・・タイトルがビミョー(苦笑)。


#2006年洋書27冊目
(PB13,GR6,児8)
 37,900words
累計9,343,047words

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October 20, 2006

「中級からの英文法」

CD BOOK 中級からの英文法
CD BOOK 中級からの英文法

私がとてもお世話になった先生が、英文法の書籍を出版されました!

今日買って来たばかりなので、まだ詳しく見てはいないのですが・・・ぱらぱらとめくったところ、かなりボリューミーです。
構成として、説明=>練習問題=>解説・・・となっているので、練習問題をすべて解くだけでも結構大変かも。内容も決してやさしくはありません。
タイトル通り、中級、そして、それ以上の人でも、かなり手ごたえがある本だと思います。

タドキストさんだと、PBに手が届くくらいのレベル以上対象かな?
それより下のレベルの方だと「英作文しなさい」という練習問題に「ひぇぇぇぇ~!」となってしまう恐れも(笑)。<=あっ、これって私のことか!

私は、文法書は、ほとんど「Grammar in Use」しかやったことがないのですが、
Basic Grammar in Use With Answers: Reference and Practice for Students of English , Beginner Grammar in Use Intermediate With Answers (Grammar in Use)

「Intermediate」でも物足りないと思ってしまう場合もあるので(逆に、「Basic」でも「へぇぇ~」と思うこともあったりして)、「中級からの英文法」も併用してパワーアップできそうです!

って、継続して勉強できれば、パワーアップもできるんだろうけどねぇ。
この本、どなたか一緒にチャレンジしてくださるかた、いませんかぁぁぁぁ??

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October 19, 2006

"The Case of Hermie the Missing Hamster (A Jigsaw Jones Mystery, No 1)"

The Case of Hermie the Missing Hamster (A Jigsaw Jones Mystery, No 1)

Wingnutのハムスターがいなくなってしまった!
Jigsawは、Milaと一緒にハムスターの捜索を開始する・・・
(現地の4歳~8歳レベル)
Line14_3_1

子供向けミステリーシリーズの「Jigsaw Jones」。今まで未読だったこのシリーズに手をつけてしまいましたが・・・
私的にはまだちょっと消化不良。ネタがあまりに可愛すぎて(笑)。

私は、A to Z Mysteriesとかがすごく好きなんだけれど、実は周りのお友達にはそんなに評価が高くない。

考えてみたのだけれど、子供の頃
少年探偵団
少年探偵団

シリーズが大好きだった私は、身の回りの小さな事件じゃなくて、校外で起きる話が好きなのかも。
A to Zは、そういうところが少年探偵団シリーズと共通しています(おどろおどろしさはありませんが)。

とはいえ、Jigsaw Jonesシリーズももう少し読みつもり。だってさ、なんで「Jigsaw
」なのかは、1巻にはちょっとしか書いてないし。Jigsawの活躍ももうちょっと気になるから。

っていいつつ
Who Cloned the President? (Capital Mysteries)
Who Cloned the President? (Capital Mysteries)

にも手を出してるんですけれどね・・・

最近児童書を積極的に読んでいる私なのです。

そうそう、なんでこのどでかい画像を貼っているかにはちゃんと理由があり、
Jigsawが持ってるノートって「meads」の「comprehension notebook」だよね!
アメリカの小学生の国語の授業には欠かせないノート。
なぜなんでしょうね?特に国語に向いてるとも思えないけど。
黒と白のまだらのところを、カラーペンで塗ったりしてました(笑)。
この間オフィスデポで売ってたので買おうかと思ったけれど、400円なので辞めました。。。(ケチ)

#2006年洋書26冊目
(PB13,GR6,児7)
 6,700words
累計9,305,147words

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October 10, 2006

"Detective Zack and the Secret of Noah's Flood"

Detective Zack and the Secret of Noah's Flood
Jerry D. Thomas
078143730X

クリスチャンであるZackは、「ノアの箱舟なんて、グリム童話と同じような童話に過ぎない。本当にあったことではsないと誰もが知っている!」と友人に告げられてショックを受ける。
そこでZackの一家は、ノアの大洪水が事実であることを証明するための旅に出かける。

Line14_3_1

ミステリではじめる英語100万語」で紹介されていた本です。
その中の紹介文で「ダーウィンの進化論は日本人には常識になっていますが、アメリカではすべての国民に信じられているものではありません。主として南部地域で、進化論を教えることを禁止している州もあることをご存知の方も多いと思います。」との記述があり、かなり衝撃を受けました。

確かに・・・聖書の教えと、科学的な事実の相違点について、クリスチャンである科学者はその折り合いに悩む・・・という話は・・・「天使と悪魔」とか、「イエスの遺伝子」などいくつかの小説で読んだけれど、あくまで「小説」であると思っていました。

宇宙がビッグバンから誕生したこと、人間はミジンコ(?)から猿人になり、人間へと進化したこと、地球は誕生から何億年と経っていること、地球は太陽の周りを回っていること。。。
今までそんなことに疑いを抱いたこともない私にとって、大きな驚きでした。

なので、この本にものすごく興味が沸いて読んでみました。

この本では、「科学者たちは、地球が誕生してから何億年と経っていると主張するが、実は聖書の『創世記』での記述程度の年数(何千年とか?だったかな、この辺あやふやでごめんなさい)しか経っていない。」ということを、Zackのお父さんがあらゆる角度から証明してみせます。

子供向けということもあり、正直なところその証明はさほど論理的ではありません。ちょっと「んん???」と思ってしまうところは多々あります。
でも、「ものの見方や人の考え方は決してひとつではない」ということが、この本を通じて少しわかったような気がします。

シリーズでほかにも出ているようなので、読んでみたいと思います。
ただね。。。物語として楽しみたい人にはあまりオススメできない。。。ミステリーとして紹介するのもちょっと・・・モニョモニョ・・・という感じです~。。。。

#2006年洋書25冊目
(PB13,GR6,児6)
 14.600words
累計9,298,447words

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October 03, 2006

"Gaspard et Lisa au Japon"

2012247547

日本を訪れることになったリサ一家とガスパール。
この二人がそろえば事件が起きること間違いなし!
日本のお寺を訪れた二人は・・・

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リサガスファンには見逃せない!なんとガスパールとリサが日本にやってきたのです♪
訪れたのはどうやら大阪と京都みたい・・・
そして、竜安寺と思しきお寺で、事件が起きます。事件の内容まで、まるで吉本(笑)。
ファンの多い日本へのサービス?とか、あまりにもベタすぎる!という評判もあるみたいだけれど、金閣寺をバックにガスパールとリサが観られるなんて、まるで夢みたい★

原画展にもこの本の絵が出ていたらよかったのになぁ。。。

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October 02, 2006

"Old Bones"

Old Bones
Aaron J. Elkins
042520748X

フランス北部のモンサンミッシェル近くの古い館の地下室で見つかった、古い骨。
学会のためにちょうど当地を訪れていた人類学者のギデオンは、依頼され調査を開始する。
ところが、館で殺人事件が発生し・・・

Line14_3_1

いやいや、お久しぶりの本の感想です。
しかも、2ヶ月くらい前に読んだ本なので、細かいところは忘れてます(苦笑)。

私、本屋さんで面白そうな本を見つけると携帯のメモにメモってるのですが、そのメモの中に「ふるいほね」というメモがあり・・・
いったいこれはナンダロウ??とずっと疑問に思っていたのが、お友達と話していて解決!オマケに本まで借りちゃいました。ありがとう♪

で、本の中身なのですが、親族ばかりがぞろぞろとたくさん出てくるため、最初誰が誰なのか分からなくて遅々として進まず、さらに混乱してしまったので、1/3くらい読んでからもう一度読み直したほど!
でも、後半になってからはもう止まらない!って感じで一気に読んじゃいました。

コージーには分類されないと思うけれど(日本風に言えば真面目な浅見光彦みたいな感じ?)、旅先の風景描写やお食事の描写などがとっても楽しいし、登場人物の多さを除けば気楽に読めちゃう☆
Skelton Detectiveとしてシリーズになってるようなのです。お友達によるとシリーズのほかの巻はさほどでも・・・なものもあるようですが、ハワイを舞台にした巻があるらしく、ハワイ好きとしてはそれは是非是非読んでみたいわ★(タヒチやイギリスを舞台にしたのもあるみたい。これも興味アリ~!)

邦訳はコチラ。
古い骨
アーロン エルキンズ Aaron Elkins 青木 久恵
4151751017

#2006年洋書24冊目
(PB13,GR6,児5)
 70,000words
累計9,283,847words

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July 14, 2006

「グロテスク」

グロテスク

10年ほど前に起きた、実際の殺人事件をモチーフにした作品。
現実の事件の方は、当時かなりセンセーショナルに報道されたので、記憶してらっしゃる方も多いのでは・・・?

-----------------------------
主人公の「わたし」には絶世の美女の妹がいる。そんな妹から離れるために、「わたし」はQ女子高へと進学する。大学までのエスカレーター式であるQ女子高は、歴然とした階級社会。財力があり華やかな初等部からの生徒がもっとも偉く、優秀な中等部からの生徒がそれに続く。高校からの生徒はダサく、ガリ勉で「外部生」と呼ばれ、下から進学してきた「内部生」との差は歴然としており、ふたつのグループの間には大きな壁がある。
「わたし」と同じ外部生の和恵は、なんとか見下されない存在になろうと、内部生をまねてもがき苦しむ。しかし、自慢の成績の方も、中等部出身のミツルには敵わない。
そんなある日、妹のユリコが中等部へと編入してくる。

そして20年後、ユリコと和恵は娼婦となり、殺害される・・・

-----------------------------
↓で書いた、「読みたかった桐野夏生の本」っていうのがコレです。

この本では、殺人事件の出発点が、3人の高校時代にさかのぼるとして、高校時代の話がかなり丁寧に描かれており、全体の1/3くらいを占めます。
この高校時代の話は、個人的にいろいろと思うことがあり・・・
共感する点もあり、高校時代を懐かしく思う点もあり、そして、、「それは絶対違うでしょ!」と思う点も。かなり感情移入して読んでしまいました。


物語の方は、その後なぜ和恵が娼婦となったかについてが、和恵の手記の形で綴られていく。
ここからが、本当にすごい。容赦ない。和恵の心が壊れている過程が、本当にすさまじい。怖い。
amazonの書評などに書いてる人多いけれど、読後感サイアク(私は↑の理由により、複雑な気分だし)。なのに、読んでしばらく、この小説の世界に支配されてしまう・・・とにかく、メチャメチャ疲れた(<=仕事の締め切り迫ってるのに、ついつい読んじゃったし)。
↓のミロシリーズもそうだけれど、桐野夏生、本当に恐ろしい引力を持つ作家だ。最近立て続けにこの人の本を読んだので、しばらく辞めよう。なんだか、頭がおかしくなりそう・・・


実際の事件をモチーフにした小説って、イヤだな。怖いな。
ある部分は事実に即して書いていて、ある部分は全くフィクションで、ある部分は事実を誇張して書いている。読み手は、どこまでが真実で、どこからがフィクションなのか、分からなくなる。
もちろん、全部をフィクションだと思えればいいんだけれどねぇ。。。

とにかく衝撃的な本だったので、支離滅裂な感想で失礼。。。


それにしても、なぜこれが「このミス」にランクインするのか、やっぱり不思議。明らかに「ミステリー」じゃないし・・・

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July 11, 2006

「村野ミロ」シリーズ

顔に降りかかる雨 天使に見捨てられた夜
ダーク (上) ダーク (下)
ローズガーデン 水の眠り 灰の夢

しばらくブログアップしない間に、何をしていたかと言うと、「桐野夏生」祭りを開催していました(苦笑)。
本当は彼女の別の本を読みたくて買ったんだけれど、この「村野ミロ」シリーズにはまっちゃって、こちらを先に読了。

女流探偵村野ミロシリーズ、
「顔に降りかかる雨」=>「天使に見捨てられた夜」=>「ダーク」の3部作に、
ミロが登場する短編集「ローズガーデン」、外伝のようなミロの父親村善の若き日の話「水の眠り 灰の夢」。

「女性が書く、女性のためのハードボイルド」だそうだけれど、同様の女性作家のハードボイルドものの、キンジー・ミルホーンシリーズと同じくらい、探偵の村野ミロがひどい(笑)。

初登場の「顔に降りかかる雨」では、ミロは致し方なく探偵のようなことをはじめる。真ん中の「天使に見捨てられた夜」はイマイチ。そして、最終巻の「ダーク」は恐ろしい。「女流探偵」なんだけれど、どの巻でもミロは探偵じゃない。わがままで、とっぴで、かなり変わっているただの女性。
そして、「顔~」と「天使~」で作り上げた村野ミロワールドは、「ダーク」において、作者自身の手によって見事に壊される。お金や愛に絡み、ミロをはじめ、ミロの周りの人々は豹変する。こういう人間の恐ろしさを描くのって、この人本当に上手だな、と思う。本当に、恐ろしすぎるほど、怖い。

あまりに恐ろしすぎるので、この「ミロ」シリーズはあんまり人にオススメできない。
でも、もし読まれるのであれば、
「顔~」=>「天使~」=>「ローズガーデン」=>「ダーク」の順番で読むのがオススメ。「ダーク」の前に「ローズガーデン」を読むと、ミロがよりよく理解できるかも?(または、ますます理解できないかも・・・)


が、「水の眠り 灰の夢」は私結構好き。昭和三十年代の話。しかも、舞台は、今私が住む場所のすぐ近く。今とは全く違う風景が描かれ、ノスタルジック。日本も成長期で、村善も青春真っ只中。東京オリンピックを目前にして、古い町並みが壊され、変わっていく日本と、ある事件に巻き込まれたために、やはり変わっていく村善の対比がとても良い。

私はこれで村善が好きになってしまったので、「ローズガーデン」と「ダーク」の村善を読むのがちょっとつらかったのです。

って、読んでない人には全く分からない感想ばかりでスイマセン。。。



7/13まで、ココログメンテナンスのため、コメント、トラックバック共に不可となります。
メンテ終了後にまたよろしくお願いします♪

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July 01, 2006

"Sisterhood of the Traveling Pants"

Sisterhood of the Traveling Pants

Washington DC に住む、Carmen、Tibby、Lena、Bridgetの4人は、仲良しの女子高生。今年の夏休み、4人は初めて離れ離れで過ごすときに。そんなとき、Carmenが古着屋で買ったジーンズが、ちょっと不思議であることに気づく。これってもしかして、魔法のジーンズ??

-----------------------------
いまさらトラベリングパンツ。なんか全然洋書に手が伸びなくて、そういえば前から読みたかったから、と珍しく本屋で買ったのだが・・・翌日別の本屋でセールになってた(涙)。しかも、映画の写真付の~(号泣)。

恋愛系が苦手な私だけれど、青春モノは結構すきなのです★特に、こんな多感な女子高生ストーリーは大好きなのです!
4人の少女たちの中で、誰が一番好きですか?私はLenaかなぁ。

これ、3年目の夏まで出てるんだけれど、こういうのの続編ってはずれが多いのだけれど・・・これはどうだろうか・・・読んだ人いますかぁ?

#2006年洋書23冊目
(PB12,GR6,児5)
 70,000words
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June 22, 2006

「富豪刑事」

富豪刑事

終わっちゃったけれど、テレ朝でやっていた<富豪刑事の原作。
ドラマ版では富豪刑事を深田恭子が演じていたのだけれど、ものすごいお嬢様でとんちんかん。捜査会議中に「あの~、ちょっとよろしいでしょうかぁ?」と挙手をし、度肝を抜くような案を提示するのがお得意。

原作での設定は実は男性。裏表紙には「キャディラックを乗り回し、ハバナ産の葉巻をくゆらし・・・」なんて書いてあるから、キザ男なのかと思ってたけれど、実際は深キョンの富豪刑事と同じとんちんかんキャラで、かなりおかしかった!

古い作品なので、時代設定などが古いところはあるけれど、前回の「富豪刑事」の中のエピソードのいくつかは、この原作にかなり忠実だった。(むしろ、とんちんかんぶりがビジュアルで見られるので、ドラマのほうがよくできていたくらい!)

奇想天外なお話でくすっと笑いたいときにはオススメ。真面目には読まないでね♪

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June 21, 2006

「スイス時計の謎」

スイス時計の謎

有栖川有栖は結構凝っている割には気楽に読めるので、疲れているときに読むことが多い。が、ブログにあんまり登場する機会がないのは、質のばらつきが多く、最近読んだのがはずればっかりだったからである(有栖川さん、ごめん!)。

久々に「スイス時計の謎」は面白かった。ただし、この短編集の中の「スイス時計の謎」だけだけどね・・・。ものすごく論理的な火村の謎解き。火村自身も、あまりにきれいに証明されてしまったので、何度も確認してしまったほどである(苦笑)。QED、といいたくなる素晴らしさ!こういう論理的な証明、大好きです♪

この前に読んだ「マレー鉄道の謎」
マレー鉄道の謎
は長編だけれど、殺しの動機はさておき、トリックはまあまあかしら?
この本の舞台は「ジム・トンプソン失踪事件」が起きたマレーシアのキャメロン・ハイランドなのだけれど、この本を読んで初めて知った赤っ恥だけど、失踪事件の「ジム・トンプソン」と、タイのシルク王の「ジム・トンプソン」って同じ人のことだったのね・・・私勝手にシルク王のジム・トンプソンはまだ存命してると思い込んでたので、別の「ジム・トンプソン」という有名人がアジアにいるもんだと思ってたよ(恥)。だって~、シルク王の方がまさか諜報機関にいた人だとは!思わなかったし・・・恥恥。
そういう知識を得ただけでも、この本は読んだ甲斐があった???

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June 14, 2006

「蒲生邸事件」

蒲生邸事件

高校3年生の孝史は、予備校受験のために上京した2/26未明、宿泊先のホテルの火事に遭う。間一髪男に救われたが、男と孝史が到着したのは、2.26事件直前の昭和十一年の東京だった。

------------------------------------------
宮部みゆきは大好きだけれど、歴史モノと超常現象モノにはいままで手を出さずにいたのです。なのに、なぜいまさら「蒲生邸事件」?
というのも、最近読んだ宮部さんの文中にこの本が登場し、ご本人が気に入っているらしい雰囲気が伺えたから。そして、この前に読んだ「秘密」が私的には若干不発だったので、マイルドな超常現象モノで面白いものを読みたかったのです。

で、これは面白かった!
時間旅行をする、という点ではSF、殺人事件が発生する、という点ではミステリーかもしれないけれど、私は孝史と、その周りの人物像がとっても好きです。もともと、宮部みゆきの描く人物像、とくに少年が大好きなのですから、当然かも。ほろ苦いけれど未来につながるような独特な終わり方も大好きなのです。

宮部作品、重いものであれば好きなのは
火車 模倣犯1
などだけれど、ほんわかした話が結構好き。一番好きなのはこれかな?
我らが隣人の犯罪
宮部作品は、私のよく出没する地域が舞台になっていることが多いのも、好きな理由のひとつなのです♪



ところで、実は~、この本もオットが「イマイチ好きじゃない」と言ってたから今まで読まなかったのよ~。ホント好みって難しい!
私が「蒲生邸面白かった」と言ったら、「そう・・・」って言ってたしなぁ。

というわけで、これからも極力先入観なく、いろいろな本を読みたいです。
最近和書な気分なので、和書のオススメがあれば是非教えてください♪

#2006年和書22冊目

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June 13, 2006

「秘密」

秘密

平介の妻直子と娘の藻奈美はバス事故に遭い、妻は死亡、娘は意識不明となってしまう。ようやく意識を取り戻した藻奈美だが、娘の体に宿っていたのは妻の意識だった。
娘の姿をした妻との、奇妙は生活が始まる。

-------------------------------------
オット一押しの一冊。一気読みしたくなると思ったので、満を持して旅先で読みました。
が・・・人の好みとは不思議なもので、私は「容疑者Xの献身」の方がはるかに面白かったです。
もちろん、さすが東野圭吾、「秘密」も十分面白いし、後から思い出すとうるっときてしまうところもあります。でも、この話は男の人の方が好きじゃないかなぁなんて思います。それに、98年度ベストミステリー&このミス9位だそうだけれど・・・ミステリー?かな?これは?

オットとは結構本の好みが似てるのだけれど、やっぱり、人に本を薦めるのって難しいわ、と思ってしまいました。

#2006年和書21冊目

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June 12, 2006

向田邦子さん

向田邦子の手料理 <とんぼの本>向田邦子 暮しの愉しみ 向田邦子を旅する。

旅先のホテルのライブラリーで見つけて、のんびりと読んでみました。
実は私、向田邦子さんのご本が大好きで、彼女の本の中に登場するお料理とか、結構自分で作ってみたりしてたのです。
お料理上手な向田さんだけれど、お忙しい方だったから、簡単にぱぱっとできるお料理が載っていて、ぶきっちょな私にもひょいひょい作れるものがたくさんあったから。

そんなわけで、料理本も前からほしいなーと思いつつ買う機会がなかったので、今回じっくり読むことができて大満足!

料理・掃除などなど、主婦としての才能が皆無でホントに悲しくなっちゃう私だけれど、こういう本でがんばって勉強して、向田さんにあやかってみようかしら!?

あー、こんなこと書いてたら、向田さんのご本をまた読みたくなりました♪

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June 01, 2006

「13階段」

13階段

樹原は殺人の罪で死刑が確定した死刑囚。死刑執行を待つばかりの身だが、実は彼には犯行当時の記憶がない。樹原を救うため、南郷と三上は調査を開始する。
樹原は無実なのか、それとも・・・

-------------------------------------------
「宮部みゆき氏絶賛!」の帯に惹かれて(笑)、ずいぶん前に購入した本が出てきたので、読んでみました。
乱歩賞受賞作で、今までなかったほど早く、満場一致で受賞が決まったというこの本。2001年このミス8位(この年、1位はダントツに宮部の『模倣犯』)にも選ばれています。


以下、ネタバレはないけれど、内容に関する感想を含みますので、気になる方はごらんにならないでくださいね。

Continue reading "「13階段」"

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May 29, 2006

"The Rule Of Four"

The Rule Of Four

プリンストン大学のルームメイトである、Tom、Paul、Charlie、Gilの4人。Paul以外の3人は卒論を書き終えているが、Paulはまだ完成していない。Paulの卒論のテーマは、15世紀のイタリアの書物、「Hypnerotomachia Poliphili」だ。かつて、Tomの父親も魅了された不思議な本。この本にはどのような意味が隠されているのか・・・

-----------------------------
本の紹介(PBは、扉めくったところに宣伝文句がたくさん書いてありますよね!)には
The Da Vinci CodeThe Name of the Rose (Harvest in Translation)A Separate Peace
との3つの要素が詰まっている、と紹介されていたけれど、最後の作品は知らないので、代わりに
Different Seasons (Signet)
スタンド・バイ・ミーの原作、The Bodyの青年版、といったところでしょうか。

実在の書である「Hypnerotomachia Poliphili(ポリフィーロの夢)」については全く知識がなかったため、はっきり言って謎解きは全然分からない・・・amazonのレビューを見ると、「英語は簡単」とみんな書いてるけど、えっ、ホント!?!私にとってはかなり難しかったぁ!こんなに難しい本はひさびさに読んだかも、と思ったくらいだったのにぃ!
でも、英語の問題より、背景知識の問題なのかも。日本語で読んでもわからなさそう(笑)。
ちなみに、本書内でも「Hypnerotomachia Poliphili」は、CharlieとGilも正しく発音できない、と書いてあるので、一般常識というわけではなさそう。一安心です。

そんなわけで、前半部突然登場人物と前提条件がたくさん出てきたので、1/4くらい読んだところで、思わず最初から読み直してメモを作っちゃったよ。

しかも、1/3くらいは状況描写や過去の出来事の話が多いので、面白いながらもなかなかペースがあがらない。
それが、後半一気に話が動くので、ものすごく引き込まれて読んでしまいました♪

そんなわけで、(謎解きが分からない割には)結果的には面白かったし、楽しめたけど、いろいろな要素を詰め込みすぎな印象が若干ありました。今回作者二人の処女作ということで、今後が楽しみです。

今回はサスペンスはたいしたことがない、青春小説っぽいと事前に知識があったので、そんなに肩透かしじゃなかったんだけれど・・・邦題「フランチェスコの暗号」を見て、「聖フランチェスコ」のことだと思い込んで読み始めていました(汗)。思い込み病はやっぱり治らないみたいです(苦笑)。

邦訳はコチラ。邦訳も読んで、英語が分からないのか、内容が分からないのか、確認したい・・・
フランチェスコの暗号〈上〉 フランチェスコの暗号〈下〉

#2006年洋書22冊目
(PB11,GR6,児5)
 112,435words
累計9,143,847words

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May 24, 2006

「第三の時効」

第三の時効

F県警捜査一課の直面する事件。ひとつの事件ごとに、それぞれのメンバーにスポットを当てる短編集。
-------------------------------

ルパンの消息」「半落ち」に続き、3作目の横山作品だけれど、これが一番良かった!帯の「これが、横山秀夫の最高傑作だ!」に今回はうなずける・・・(3作しか読んでないから、最高傑作かどうか分からないけれど)。

事件に関わる人一人ひとりにスポットを当てるのが、この人のやり方なんだとようやくわかったけれど、前2作に比べ、登場人物の描写がより細かくなったように思う。「あとがき」を見ると、かなり加筆をしているようなので、それが功を奏したのだと思います。

表題になっている「第三の時効」、人間の怖さを感じるような作品だけれど、見事。他も、どれも読み応えがあります。(ただし、かなり骨太なので男性向きかも?)
続編が現在連載中だそうなので、本になる日が楽しみです!

#2006年和書19冊目

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May 23, 2006

「探偵ガリレオ」シリーズ

探偵ガリレオ 予知夢
容疑者Xの献身

刑事草薙、天才物理学者湯川助教授が挑む、奇怪な事件。
「探偵ガリレオ」と「予知夢」は短編集。「容疑者Xの献身」は、直木賞受賞、このミス1位などの話題作です。

-----------------------------------------
オットが東野圭吾にはまっている。で、次から次へと買ってくるので、一緒になって読みました。
オットは「容疑者X」=>「ガリレオ」=>「予知夢」の順番で読んでましたが、私は出版順に、容疑者Xを最後に。

「ガリレオ」も「予知夢」も面白いけど、「容疑者X」が圧巻。確かに、ミステリーという枠だけではくくれない。プロットも謎解きも見事な上に、ベースとなるストーリーも秀逸。ホームズ&ワトソンタイプの組み合わせは推理小説に良くあるけれど、このシリーズではホームズもワトソンも人間くさい。それがまた素晴らしいのです。
「容疑者X」だけでも十分面白いですが、「ガリレオ」「予知夢」を読んで、草薙&湯川の人物をより知ってから「容疑者X」を読んだ方がより楽しめるかな。

それと、「容疑者X」の舞台となる町は、私が数年前に住んでいた町。今でもたまに犬の散歩がてらぶらぶらしたりするので、文字で書いてる風景が実像として頭に浮かんでくる。そんなところもこの本に惹かれた理由だと思う。
あとね、
実は「容疑者X」と同じ数学をかつて勉強していた私。
(きゃっ!恥ずかしいので小文字でっ!)
もちろん私は超落ちこぼれだから、容疑者Xと比べるべくもありませんが、数学者独特の論理思考や、定理に没頭してたら朝になっちゃったって、ちょっとだけ理解できる気が。ちょっとだけですけどね・・・

でもね、オットはこの後読んだ別の東野圭吾作品を絶賛していたよ。私も読まなきゃっ!

#2006年和書16,17,18冊目

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May 22, 2006

「ブックカバーの本」

ブックカバーの本―いろいろ素材、いろいろデザイン

トラバしてくださった方のブログに紹介されていて、その後本屋さんで見かけたので購入♪
ちょうど洋裁教室だったので、この本を参考に作ることに!PBサイズ用のかわいいブックカバーってあんまりないものね。
とはいえ、手元にある生地を適当に使ったので、この本に登場するような素敵なブックカバーは作れていません(汗)。でも、ポケットの作り方など参考に作りました。

_dscf3336

右側はブックカバー、左にあるのは、同じ生地でお友達に作ったポーチです。ポーチはまだ未完成ですが・・・

_dscf3337 _dscf3338

ベルトにはレースを使って、同じレースをしおりにも。表地は生成りの赤耳のリネン、裏地はさわやかなチェックのリネンを使っています。
1cmくらい大きくなっちゃったけど、とってもかわいくできて気に入っています♪
赤耳のアクセントだけだとちょっとさびしいから、アップリケでも買ってきて貼ろうかな~。

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May 16, 2006

"Chasing Vermeer"

Chasing Vermeer (After Words)

シカゴの大学町に住むPetraとCalderの周りで、不思議な偶然が頻発する。やがて、貴重なフェルメールの絵画が盗難にあう。二人の身の回りで起きていることは、偶然なのか?それとも、必然なのか?絵画を救うため、二人は行動を起こす。

----------------------------------
洋書は主にamazonで購入して、めったに本屋では買わないのだけれど、「大人も夢中にさせる児童文学の超話題作!」という帯を見て、思わず衝動買い。

「The DaVinci Code for kids」というくらいだから、The Three Investigatorsのような、手に汗握るアクションだと思い込んで読んでしまったので、それがちょっと肩透かしだったのが残念(ホント、思い込みには気をつけないと・・・)。

それよりはむしろ、「考えること」や「ものの見方」について、絵画盗難事件をきっかけに考えさせるようなストーリー。「Frindle」とかに通じるところがあるかな?
最初の思い込みをなくして、もう一度じっくりと読んでみたいな。


邦訳はコチラ。
フェルメールの暗号


#2006年洋書21冊目
(PB10,GR6,児5)
 39,548words
累計9,031,412words

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May 15, 2006

"Death by Darjeeling (Tea Shop Mysteries)"

Death by Darjeeling (Tea Shop Mysteries)

サウスカロライナ州チャールストンの歴史保護地区でティーショップを営むセオドシアとその友人たちは、ある殺人事件に巻き込まれる。殺されたのは、街でも評判の悪い不動産屋。疑いをかけられた友人の嫌疑を晴らすため、セオは独自に捜査を開始する。

-------------------------------------
この本を読み始める前、他の方のブログやレビューを読んで、勝手にインドの話だと思い込んでいた(汗)。
だって~、「イギリス植民地時代の雰囲気を残す・・・」と書いてあったり、「紅茶」がキーワードだったり、ティーショップの名前が「インディゴ・ティーショップ」だったり、インドっぽかったのだもの・・・思い込みって恐ろしい!

なので、頭の中を軌道修正にするのに手間取ったり、途中ダヴィンチに浮気したりしていたけれど、ようやく読了。
本当に品のよいコージーという感じ。私はもっとあけすけな「Jane Jeffrey」の方が好きだけれど、ちょっとお洒落な雰囲気を味わうにはとってもよいシリーズかも。私は、気分を盛り上げるために、おなじみの日本茶カフェ、鳴神でしっとりと読んでみたりしました。ムフフ。
謎解きや事件は、コージーなのであまり期待はできませんが、インディゴで働く人々が魅力的。やっぱりコージーって、いかに登場人物を魅力的に描くか、が重要だなーと改めて思いました。

こちらのサイトを参照すると、チャールストンがヴィジュアルにも楽しめて、もっと気分が盛り上がりそうです♪試してみてください★

邦訳はコチラ。
ダージリンは死を招く お茶と探偵 (1)
表紙はかわいいけど、お、お、お茶と探偵ってサブタイトルは・・・

#2006年洋書20冊目
(PB10,GR6,児4)
 88,281words
累計8,991,864words

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May 10, 2006

"The Da Vinci Code"

The Da Vinci Code

ルーブル美術館の館長が殺害される。殺人事件の現場に呼ばれたラングドン教授に疑いがかかるが、ラングドンは、被害者の孫娘のソフィーとともに、事件の解明に乗り出す。
ダヴィンチにからんだ謎を、ラングドンとソフィーは解くことができるのか?

--------------------------------------
既に邦訳を読んでいましたが、大分記憶があいまいになってしまったので(&「天使と悪魔」とごっちゃになりつつあったので)、今度は原書で再読。

改めて読むと、Page-Turnerとして本当に良くできていると思う。パリという舞台設定や、ダヴィンチを絡めたところなどが適度に好奇心を満たしてくれるあたりが、同じPage-Turnerでもシェルダンなどとは違うところかな。
関連本が出るのもうなずけるほど、取り巻くいろいろな知識についてもっと知りたくなっちゃいます。

それにしても、ハリソン・フォード&ジャン・レノというキャスティングでの映画化を見越して原作を書いているとしか思えない外見の描写。
ブラウンさん、一発狙って書いてるねぇ、と思っちゃいました。
話の深さについては「うーーーーん??」だけれど、エンターテイメントとしては大成功ですよね♪

--------------------------------------
読み終えた方は、是非こちらから現地の写真など見てくださいね。(ネタバレになる可能性があるので、読み終わってから見てくださいね。サイトのほうでも警告がでます。)

ところで、これにチャレンジされてかた、いますか?私どうしても途中からどうすればよいのか分からなくなります・・・

#2006年洋書19冊目
(PB9,GR6,児4)
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May 08, 2006

"A to Z Mysteries" Part2

The Bald Bandit (A to Z Mysteries)  The Deadly Dungeon (A to Z Mysteries) The Empty Envelope (A to Z Mysteries)

引き続き「A to Z Mysteries」を読んでます。
amazonで続きを何冊か購入。

BとDは再読、Eは初めて読んだけれど、Eは面白かったな。懐かしの名画のストーリーにちょっとだけ似てるところがまたよい♪

それにしても、本当によく読むと難しい単語や言い回しがたくさん出てくるので、読みながら「これってどう訳すのかな~」と考えながら読んでいます。掟破りですねぇ。でも、とても勉強になるので、何度も再読して、言い回しを体で覚えようとしているのです。
(良い子のみんなは真似しないでね!)

#amazletでamazonのリンク作成できなくなった~。amazonの仕様が変わったからかな?しかも、「中身検索」が着いてる表紙画像だと、背景が緑の私のブログでは表示がヘンだわ~。大きな画像縮めると荒くなっちゃうし。ふー。

#2006年洋書18冊目
(PB8,GR6,児4)
 7,200words
累計8,765,367words

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May 02, 2006

「嗤う伊右衛門」

嗤う伊右衛門

浪人伊右衛門は、縁あって民谷岩と結婚し、民谷家の婿養子となり家督を継ぐ。しかし、その生活に暗雲をもたらす出来事が続く。

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タイトルから十分想像がつくけれど、「四谷に住む伊右衛門さんとお岩さん」の物語。
もしこれが・・・「麻布に住むタローさんとハナコさん」の物語だったら・・・★5つなくらい面白かったけれど・・・
お岩さんと聞いて勘三郎の姿が浮かんでしまう私にとっては受け入れがたい物語だったよ・・・

あとがきには、鶴屋南北の「東海道四谷怪談」の元となった奇譚集の人物設定を元に、「四谷怪談」の登場人物を組み入れ、京極夏彦なりの物語を編み出した、四谷怪談のパスティーシュ、というようなことが書いてある。
えっ、こういうの、パスティーシュというの???

amazonのレビューはおおむね星が高く、「京極の描く四谷怪談の世界」などというコメントが多いけれど、声を大にして言いたい。
これ、四谷怪談じゃありませんからっ!

私も、四谷怪談の話を知らなければ、そして、勘三郎の四谷怪談を見た直後でなければ、きっともっと面白かっただろうな。

ただ、この本には、四谷怪談の登場人物がほぼ全員登場する。が、四谷怪談と同じなのは名前だけ。人物設定も、人間関係も、性格も、四谷怪談とはもうぜんっぜん違う。
さらに、隠亡掘とか、戸板返し、といった、四谷怪談のハイライトシーンも、四谷怪談の話の流れとは全く関係ないところに組み込まれている。
こんなかんじで、登場人物の名前とエッセンスだけを取り出して、全く関係ない話を作り上げる、京極夏彦のストーリーテラーとしての才能はさすが。
↑褒めてるんだかなんだかわかんないけど、褒めてますよっ!

ま、裏を返せば、江戸の噂話みたいな話から、「東海道四谷怪談」という素晴らしい作品を生み出した鶴屋南北の方が、すごいといえばすごいけど。

と辛口コメントになっちゃったけれど、文章は美しく、「京極堂シリーズ」と比べると簡潔で分かりやすいし、読んでよかった。ただ、「四谷怪談のパスティーシュ」としては受け入れられないだけで(苦笑)。なので、四谷怪談が好きな人には勧められないけれど、四谷怪談を知らない人にはお勧めできると思います♪

私は途中で「これは四谷怪談じゃない!」と割り切り、「四谷怪談と違うところ探し」をしながら楽しんで読んだけれど、めったに本を投げないオットが珍しく「つらい」と途中で辞めていたけどね・・・

#2006年和書15冊目

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May 01, 2006

"A to Z Mysteries"

The Absent Author (A to Z Mysteries) The Canary Caper (A to Z Mysteries)

Green Lawnに住むDink、Josh、Ruth Roseの仲良し3人組。3人でいろんな事件に首をつっこんで大人顔負けの推理と行動力で解決する。

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これも何度もブログに書いてるけど、私の好きなシリーズのひとつ。とりあえずうちにあった2冊をまた読んでみました。
これまたはっきり言ってたわいないシリーズだけれど、なぜ好きなのかなぁと思い起こせば、ま、あんまり児童書読んでないので、こういうストーリーが珍しいからでしょう!(苦笑)

もちろん、それだけじゃなくて、
1. 最初に地図があって、文中に「Book Nookの前を通ってDinkの家に帰って・・・」なんて書いてあると、ついつい地図を一生懸命みちゃう。
2. 3人がアイスを食べたり、ランチにサンドイッチを作って食べたりするところがいかにもアメリカ的。
3. 児童書にありがちな、お勉強っぽいところがあんまりない。
4. 主役の3人以外の子供がほとんど登場しないので、混乱しない。

あたりがあげられるかしら・・・でも、深みがないので、面白くないと感じる方も多いかも。

でも、ひさびさにこんな児童書読んだら、未知の単語がたくさん出てきたことにびっくり!もっと読みたくなって、ついつい「24時間以内に発送」な児童書を(A to Z も含めて)たくさんamazonで注文しちゃいました。24時間以内の本は、朝注文するとたいてい当日中に届くのです・・・が、GWだからか、残念ながらまだ届かない・・・しょぼーん。
早く届かないかな!

---------------------------------
全然関係ないけれど、このシリーズに出てくる警察官の名前、ずーーーーーっと「Mr. Falcon」だと思ってたよ~。6巻が「The Falcon's Feathers」だったからかな?いかにテキトーに読んでるかがよく分かる(苦笑)。

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April 28, 2006

"Invisible Inc."

The Schoolyard Mystery (Invisible Inc, Hello Reader (Level 4, No 1)) The Mystery of the Missing Dog (Invisible, Inc.)
The Snack Attack Mystery (Hello Reader!, Level 4 ; Grades 2 & 3) The Creepy Computer Mystery (Invisible Ink, Hello Reader (Level 4, No 4))

ある日不思議な池に落ちたChipは透明人間になってしまう!耳に障害のあるJustineと、仕切りたがりの女の子Charleneと3人で、Invisible Inc.を結成、学校内の様々な事件を解決する。

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結局この本を買ったワタクシ。で、久々に簡単な児童書が読みたくなり、このシリーズを取り出してきて読みました。

はっきりいってとってもたわない。でも、私はこういうたわいなさがとっても好き♪
最近どうも長い話になかなか集中できないので、そういう時はやっぱり児童書の短さと、ほんわかな感じが良いわ~。
それに、久しぶりに読むと、現地の小2レベルとは思えないほど、英語も内容も結構高度。

今までの多読歴の中で、実はあんまり児童書を読んでいません。
だけれど、今になって児童書のよさを再発見!改めていろいろ読んでみようかなー。


もう一巻我が家にあるはずなのに、みつからない・・・
The Karate Class Mystery (Hello Reader (Level 4, No 5))

6巻はずっと在庫切れで、手に入りません・・・
Parents' Night Fright (Invisible, Inc.)

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April 27, 2006

「働きマン」

働きマン (1)

大分前に本屋で何気なく買ったんだけれど、そのときはすっごくつまんなくて、途中で読むのを辞めてしまった。(<=マンガでこれは珍しい)

で、部屋の片づけをしてたら出てきたんで、もう一度読んでみたら面白くって、慌てて2巻も買いに行っちゃいましたよ。

そのときの気分で、本の感想も左右されるんだなと改めて実感。

前回読んだときは・・・話が出版社で全然分からない世界っていうのもあったけど、そのときは仕事に迷いが生じるほどハードに働いていたわけじゃなかったから、なんとも思わなかったのかな。(あっ、別に今もハードに働いてるわけじゃないけど)

今読むと、結構心にガツンとくる。特に、2巻のあるストーリーにわが身を重ね合わせてしまったよ。
仕事してる女性なら、多分誰が読んでも、自分の状況に当てはまるストーリーがあるんじゃないかと思う。
けど、男の人に受けるのだろうか?ちょっと疑問。
そして、松方(主人公)若いからねぇ、20代ならそりゃできるよ!と思ってしまったりもして。


全く雰囲気違うけれど、同じく出版社で働く女性を描いた、コチラのマンガも好き★
こちらの主人公は30代よ♪
ベル・エポック (1)

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April 26, 2006

"イエスの遺伝子"

イエスの遺伝子〈上〉

#amazonのレビューで、かなりネタバレコメントをされている方がいるので、amazonを参照される方は気をつけてくださいね!


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遺伝子学者のトムは、遺伝子を読み取る画期的な機械を開発したが、そのことにより、娘のホリーがやがて脳腫瘍に侵される運命であることを知る。娘を助けるため、トムは思わぬ方法を思いつく。

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だーいぶ昔に読んだ本を、本棚から発掘してきて再読しました。
「ダ・ヴィンチ・コード」が流行ってるから、なんとなく「キリストもの」が読みたいのかな。

遺伝子関連は弱いので、この話の内容が、技術的にいずれ実現可能なことなのかは良く分からない。1998年に出版されたもので、2002年を舞台にしているのだけれど、2006年の現在でも、まだ人間の遺伝子情報は完全には解明されていないしね。

でも、分からないなりにも面白く読めたし、無神論者のトムと、そのパートナーで、敬虔なクリスチャンのジャスミンとの、トムのプロジェクトに対する考え方の違いが興味深かった。キリスト教の文化や考えを下敷きにした欧米との違いって、こういう感じなのかも、と思いました。

ダ・ヴィンチ・コードは翻訳で読んだので、映画公開前にもう一度原書で読もうかな(もう間に合わないかも・・・)


#2006年和書14冊目

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April 25, 2006

"Without a Trace (Nancy Drew Girl Detective)"

Without a Trace (Nancy Drew Girl Detective)

Nancyの近所で、収穫間近のズッキーニがイタズラされる時間が相次ぐ。
と同時に、近くの空き家に引っ越してきたフランス人女性の家宝も盗難に!

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で、結局、新しいNancy Drewシリーズもセットで買っちゃったわけです。

旧作との最大の違いは、一人称で語られていること。
そして、謎解きよりも、Nedとのデートを優先してしまうNancy。
かなり雰囲気が違うなぁ。
全般的に、少女向けミステリーというよりも、コージーって感じです。内容も、旧作のシリーズよりはちょっと難しいけど、ネタがもっとシンプル。

だって、ズッキーニのイタズラって・・・(苦笑)。

あと、旧作では「Sleuth」「Sleuthing」が多用されていますが、この作品でも使われているものの、「Detective」という語の方が多く使われている。これも時代の流れなのかしら~??

旧作を読んだことのある方は、読むまでもないかな。
私は、とりあえず、4巻セットなので、もう少し様子を見てみることにしましょう。

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この本の中によく出てきた「culprit」という語、「suspect」と同じ意味かと思ったら、類語ではこのふたつはヒットしない。法律的に言うと、意味が違うらしい。でも、訳語を見ても、何が違うか分からない・・・辞書ってそんなもんかー。

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#2006年洋書17冊目
(PB8,GR6,児3)
 31,609words
累計8,758,167words

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April 21, 2006

"The Secret of the Old Clock (Nancy Drew Series)"

Secret of the Old Clock (Nancy Drew Series)

Nancy Drewは、高名な弁護士を父に持つ18歳。偶然出会った一家が、期待していた裕福な親戚の遺産を得られず、貧しい暮らしをしていることに胸を痛め、本当に遺言書探しに奮闘する。

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なんだかんだいいつつ、結局Nancy Drewのスターターセットを買ってしまいました。で、早速読了(早っ!)

1930年スタートのこのシリーズ、前にも書いたとおり&お友達のコメントにもあるように、古臭さも魅力の一部と思わなければ、楽しむことができないでしょう・・・

例えば・・・

以下、ネタバレはないけれど、ちょっとだけ内容に触れるので、気になる方はご注意ください!

Continue reading ""The Secret of the Old Clock (Nancy Drew Series)""

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April 20, 2006

"The Game (Mary Russell Novel)"

The Game (Mary Russell Novel)

MaryとHolmesは、Mycroftの命を受けてインドへと向かう。その目的は、姿を消したイギリス人スパイの行方を追うこと。インドへ向かう船上で出会った謎のアメリカ人一家の正体は?二人は、無事にスパイを助け出すことができるのか?

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Mary Russellシリーズの第7巻。
なんでインドが舞台かというと、聖典の方では、ホームズはモリアーティとの対決で亡くなったとされていた期間、チベットに行っていたことになっているのです。
それに基づいたストーリーです。

以前にも、ホームズのチベット行きに絡んだパスティーシュを読んだ(イマイチだった)けれど、それと、今回の「The Game」に共通する登場人物が、キム。
Kim (Penguin Modern Classics) 少年キム
この本の主人公なのです。
この人が割りと重要な役割で登場するので、この本を読んでから、「The Game」を読んだ方が楽しめたのかな。私は、前回のイマイチパスティーシュを読んだ後も読もうかな、と思ったのに・・・忘れてたよ。

「The Game」のあとがきに「英国文学の傑作。未読の人は、この本を読み終わった後からでも読むべし」みたいなことが書いてあるので・・・読もうかな。

「The Game」の方は、別世界としか思えない、インドのマハラジャの暮らしなどが紹介されていて、面白かったけれど、いろんな伏線が散りばめてあるのに、結局それが解明されないまま終わるのは、このシリーズのいつもの通り。
でも、2巻、3巻では、「あんなに風呂敷を広げといて真相はこれかいっ!」と思いたくなるような結末もあったけれど、この巻の結末はなかなか壮大だったので、これはこれでよいかな★

「The Game」は未訳です。私が読んでる、数少ない未訳本(苦笑)。
実は英語がかなり難しく、原書で読むのは結構息も絶え絶えです。
今まで、「このシリーズ読んでるよ!」という方にはほとんど会ったことがないのだけれど、多分、2巻、3巻がイマイチつまんないので、そこで辞めちゃう人が多いから、ファンが少ないのだわ。
だけれど、ホームズ好き、Nancy Drew好きな私にはたまらないエッセンスが詰まってるので、やめられないねー。

#2006年洋書15冊目
(PB8,GR6,児1)
  122,903words
累計8,690,558words

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April 19, 2006

「ミステリではじめる英語100万語」

ミステリではじめる英語100万語

目次など詳細はコチラ

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最近某所で話題のこの本、この間チラッとは見せてもらったのですが、ちゃんと読んでみました。
とはいえ、買ってません(爆)。よく行く本屋さんに、未購入の本でも読めるカフェがあるので・・・そこで読んじゃいました。関係者のみなさま、ごめんなさい~!

だって、「いよいよ本格的なPB」で紹介されてる本は、ほとんど手をつけてる著者だし、コージーも半分は(読んでないまでも)買ってるシリーズだし・・・

レベル6以下は読んでない本もたくさんあったので、これを参考にamazonでゲットして読もうかと思います♪
読んだらまた紹介しまーす!

が、レベル6以下は、誰にでも勧められるわけではない・・・むしろ、ミステリー好きな人にはお勧めできないかも!
私は、「金田一少年」でもOKな、似非ミステリーファンなので、子供向けのミステリーでも楽しく読めちゃうのですが、子供向けはシンプルな分、筋も簡単、謎解きも簡単。
子供向けと割り切って読むか、童心に返って読むか、どちらかの読み方ができる人でないと厳しいかも。

(実際、私の好きなA to Z Mysteriesは、
The Absent Author (A to Z Mysteries)
オットはつまらなくて全然読めないらしい。)

新しいNancy Drewのシリーズ、買おうかどうしようか迷い中。
Nancy Drew Girl Detective: Sleuth Set (Nancy Drew (All New) Girl Detective)
amazon.comのレビューを読むと、前のシリーズとは大分雰囲気が違うみたいだし・・・どうしようかなぁ。

どうせ買うなら古いNancy Drewのスターターセットとあわせて買って比べてみようかしら?
Nancy Drew Starter Set: The Secret of the Old Clock, The Hidden Staircase, The Bungalow Mystery, The Mystery at Lilac Inn, The Secret of Shadow Ranch, The Secret of Red Gate (Nancy Drew (Hardcover))
6冊入ってるし・・・

しかし、Nancy Drew好きだけれど、今読むと古臭さはぬぐいきれない・・・
うーん、どうしようかなぁ。

大体、「買わない」といいつつ、「ミステリではじめる英語100万語」も結局買ってしまいそうだ・・・

#2006年和書13冊目

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April 18, 2006

"The Bridges of Madison County"

The Bridges of Madison County

アイオワの片田舎に住む主婦のフランチェスカは、あるとき、地元の名所である橋の写真を撮りに来たロバートと知り合う。一目会った時から恋に落ちた二人。
二人の運命は。。。

-------------------------------------
ファンタジーに次ぐ私の鬼門、ラブロマンス。
自分が身構えていたほどではなく、ラストなどは結構感動しました。(泣かなかったけど)

風景描写がとても美しくて、映像で見たらさぞ美しいだろうなぁ。映画は賛否両論だけれど、ビデオ借りてみてみようかな。

この本、実は出版された当初、邦訳で読んでいます。
そのときは結構感動したの。
それに、思い起こせば、昔はラブストーリーの映画とか結構見ていて、それなりに感動してた気が。(今でも、ラブコメは好きよ♪)

最近ラブロマンスが前ほど楽しめなくなったのはなぜだろう・・・
恋に夢見る時代が終わってしまったからかしら???
でも、こういう本ってボリュームがないから、結構さらっと読めるのが良いところなので、食わず嫌いせずに、また読んでみようっと。


邦訳はコチラ。
マディソン郡の橋


#2006年洋書14冊目
(PB7,GR6,児1)
  35,886words
累計8,567,655words

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April 17, 2006

「半落ち」

半落ち

元警察官の梶は、妻を殺したと自首してきた。
妻殺しは疑いようがないが、妻殺害から自首までの空白の二日間、梶は何をしていたのか。

--------------------------
予告していた半落ち、図書館で借りて読みました。
見てないけれど、映画化されたときの梶役は寺尾聡。読んでる最中も、寺尾聡の顔が浮かびまくって困りました。

実は、ある出来事(後述)から、私は話の大筋は既に知っていました。
各章が、梶をめぐる複数の立場の人間の語りみたいになってるんだけれど、前半の人々は丁寧に描かれているものの、後半の人々がちょっとずさん。もっと人数を減らして、一人ひとりを深く描写しても良かったんじゃないかと思いました。
でも、「ルパンの消息」もそうだったんで、この淡々としたところがこの人の持ち味なのかも。他の作品を読んでないので分かりませんが。

ただ、梶の描写と、前半に出てくる人々は見事です。「半落ち」状態の梶がもどかしくて、もどかしくて。ものすごく熱を入れて読んでしまいました。


で、前述の、なんで話の大筋を知っちゃったかってことなんですけれど、

以下、ネタバレはありませんが、内容にちょっと触れますので、気にされる方は見ないでくださいね!

Continue reading "「半落ち」"

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April 04, 2006

"テロリストのパラソル"

テロリストのパラソル

昼間の公園でのんびりとグラスを傾けるアル中のバーテンダー、島村。しかし、その公園で爆弾テロが発生し、過去を隠し生きてきた島村は再び追われる身になる。
インテリヤクザや、昔の恋人の娘も登場し、島村の周囲はあわただしくなる。
----------------------------------------
乱歩賞、直木賞ダブル受賞というこの作品だけれど、今まで全く知らない作者でした。
なんとなく本屋さんで見かけて購入したのですが、ぐいぐい引き込まれてイッキヨミしてしまいました。

ハードボイルドで、でも、切ない・・・私の好きなテイストです。

学生運動の影をいまだに引きずっている関係者たち・・・著者自身も、学生運動の真っ只中に、東京大学の学生であったとのことで、この臨場感が出せるのか、と納得しました。

すっかり魅了されて、図書館でこちらの本を借りてきました。

雪が降る

この中の一編、「銀の塩」は、「テロリストのパラソル」以前の島村の事件です。
私は「紅の樹」に涙しました。。。

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April 03, 2006

"ルパンの消息"

ルパンの消息

警視庁にもたらされた、一本のタレ込み情報。15年前、女教師が学校の屋上から身を投げ自殺した事件は、実は、殺人事件だった。そして、それには、当時高3だった3人の生徒の「ルパン作戦」が関わっている。今日が時効成立。それまでに、事件を解決することができるのか。

-------------------------------------------------
「横山秀夫」という作家を知ったのは、「半落ち」という作品が話題になったころ。
しかし・・・当時ベストセラーだった「半落ち」は、なかなか文庫化されなかったので、いまだ未読。

この「ルパンの消息」は、著者のデビュー作、というか、デビュー前に「サントリーミステリー大賞」で佳作を受賞したものの、出版されなかったといういわく付の作品。
本屋さんで見かけてタイトルが気になって(ほら、ルパン好きだから・・・)、読んでみたのです。

実は、最初の1/3くらいを読むまで、全く身が入らず、なかなか進みませんでした。
というのも、登場人物がとても多い割には、人物描写があまり細かくないため、キャラが際立っていなくて、なんだかいまひとつ引き込まれないものだから、たまに本を開くと、まだ誰が誰だかわからなくなり・・・という悪循環だったのです。

それが、1/3を過ぎたくらいから、引き込まれてしまい、夢中になって読んでしまいました。

作品の出来もよいと思うし、後半の展開も見事。ただ、やはりコンテスト応募作だなという感じはぬぐえませんでした。
前述のように、キャラの書き込みがいまひとつ淡々としすぎていることと、これでもか!というほど要素を詰め込んでいること。もう少し、要素を減らして(登場人物も減らして)、キャラの書き込みをしたほうが、すっきりしたんじゃないかな、と思います。

とはいえ、そんな未熟さも、作品のノスタルジックとも言える雰囲気にあっていて、なかなか良かったです。かなりインパクトのある本だといえると思います。

この作品、著者のほかの作品とはかなりテイストが違うようなので、是非他の作品も読んでいたいです。特に「半落ち」。

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April 02, 2006

ランドク

引き続き読書能力が激しく低下してきた。多分ストレスが原因だけれど、かなり重症な活字中毒のため、読めないことがまたストレスになってしまい悪循環なので、軽く読めそうな&面白そうな和書を適当に買ってきてランドク。

ペルシャ猫の謎 ダリの繭

有栖川有栖は軽く読めるので好きだけれど、「ペルシャ猫」の方は軽すぎだよ!っていうか、これはあくまでも、火村&アリスコンビに親しんでいる読者にとっての「番外編」として読んだ方がよいかも。森下刑事が主役だったりもするので、初めて読む火村&アリスコンビの作品としてはお奨めできません。
「ダリ」の方は、私が読んだのは文庫版だけれど、まあまあかな。トリック自体は面白いけど、ここまで長い必要性は・・・
ま、「軽く読む」ための本ですからね。よい気晴らしになったし、読書スピードが上がるきっかけにもなったので、感謝です。


新・世界の七不思議

これはかなりくだらない・・・が、B級作品としては一流(<=意味がヘンだけれど)!
世界の七不思議の謎を、あっと驚く痛快な手法で謎解きしています。
最初に、「この作品がノンフィクションであるという保証はどこにもありません」と書いてあるのだけれど、というよりも、「この作品の謎解きが間違っているという保証」がない!と思っちゃうくらい、目からウロコの謎解きです(もちろん、ちゃんと考古学的・史実的にみればおかしいところはあるんだろうけれど)。

私は大好きですが、B級好きの方、くだらないものにもワハハと笑える方、真面目過ぎない方、「記述がいい加減だ!」と怒らない方にのみお奨めします・・・

前作も大好きよ★
邪馬台国はどこですか?


他のランドク本は個別に紹介します♪

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April 01, 2006

古き良きイギリスミステリー

最近洋書の長編にいまひとつのめりこめない日々が続き、途中で投げた(というか、休止中・・・)の本がたくさん。
なので、短編を。

The Mysterious Adventures of Sherlock Holmes (Puffin Classics)

ホームズ物は、短編集5冊、長編4冊からなっていますが、その短編集を再編成したのがこのシリーズなのかな?Puffin Classicsは子供(ヤングアダルト)向けのシリーズではあるのですが、リライトなどはされていないと思います。(多分)

★The Greek Interpreter
★The Gloria Scott
★The Resident Patient
★The Boscombe Valley Mystery
★The Three Students
★The Crooked Man
★The Five Orange Pips
が収録されています。ホームズは、何度読んでも好き★
同じシリーズに
The Great Adventures of Sherlock Holmes (Puffin Classics) The Extraordinary Cases of Sherlock Holmes (Puffin Classics)
もあります。

ポアロの事件簿

大分前に買った本なので、残念ながらamazonに画像がありませんでした。
★The Jewel Robbery at the Grand Metropolitan
★The Tragedy at at Marsdon Manor
★The Adventure of the Clapham Cook
★Four-and-Twenty Blackbirds
★The Adventure of the Cheap Flat
★The Adventure of the Italian Nobleman
が収録されています。

この後、別の短編集も読み始めたのですが、クリスティは多作な作家だけあり、あたりはずれも激しい(笑)。ので、その短編集は保留中。また読み始めることもあるでしょう・・・

↑は、講談社英語文庫なので比較的手に入りやすいかも。価格も安いしね。巻末に語彙の説明も載っていますが、バイリンガル文庫と違い、本文中は英語だけなので、英語に集中して読むことができます。
そういえば、昔、トーキーだったか、クリスティが結婚した街だったかに行ったことがあります。のどかな港町でしたが、ここがポアロやミス・マープルの原点だったのかと思うと、感慨深いものがありました。

そういえば、最近までNHKでクリスティもののアニメやってましたね。
何度か見ただけだけれど(上の"Four-and-Twenty Blackbirds"はアニメで見た)、またやらないかなぁ。
(番組HPはコチラ

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March 24, 2006

"A Week in the Woods"

A Week in the Woods

大金持ちの息子、Markが、New Hampshireの小学校に転校してきた。この学校の最高学年では毎年、一週間を森の中で過ごすというイベントが行われている。そのイベントに向けて、長い時間をかけて準備をしてきたMr.Maxwellにとって、Markのような生徒は最も許せない存在だった・・・

---------------------------------
Frindleの作者、Andrew Clementsによる、同じく生徒と教師の交流を描いた物語。お友達にずいぶん長い間借りてしまいました・・・

うまくまとまりすぎている感があるけれど、ふてぶてしい態度のMarkの心の動きなどが丁寧に描かれています。最後がちょっとあっけなかったかな。
でも、ひさびさの児童書だったので、いつも読んでるひねくれた大人のミステリーに比べ(笑)、期待を裏切らないストレートな展開が新鮮でした。

それにしても、「Frindle」のパクリのような表紙はいかがなものかと・・・

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March 16, 2006

"Sherlock in Love: A Novel"

Sherlock in Love: A Novel

ホームズ亡き後、一人さびしくベーカー街に住むワトソンは、ホームズの伝記を書くことを思いつき、情報提供を募る新聞広告を出す。すると、ワトソンの周りに奇怪な事件が発生し始める。
やがて、ワトソンは、封印されていたルードヴィッヒ二世に関する事件を思い出す・・・

--------------------------
ホームズのパスティーシュ。ずっと前に邦訳を読んだときに、結構面白かった記憶があり、原書も買ってずっと積んであったんだけれど、ようやく再読。
でも、かなり驚きの展開の話なので、再読には向かない(笑)。初めて読んだときの驚きは再現できませんでした。(プロットや話の進み方を楽しむほどの傑作というわけじゃないし・・・)
それでも、ホームズシリーズの登場人物を上手く絡めてあったりして、軽い読み物としては楽しめると思います!

さて、同じホームズのパスティーシュに、私の大好きな「メアリ・ラッセル」シリーズがあります。
まあ、これはもうパスティーシュというより、ラッセルが主人公の話になりますが・・・
こちらのシリーズは、1917~1923年くらいまでの話(現在のところ)。一方、「Sherlock in Love」も同じく1922年の話だけれど、ホームズの死後2年経っているという設定なのです。
これは、「メアリ・ラッセル」シリーズの方が、「ストランド誌が、ホームズに威厳を持たせるため、本当はまだ青年だったホームズの年齢を偽っていた」という設定になっているからなのです(どうしても、1920年前後に設定しなければならないことには、理由アリ)。
パスティーシュって、つじつまが合わないところをいかに上手く自然に設定しているかがポイントですね★

邦訳はこちらですが、amazonにはもう在庫がないようですね。
シャーロック・ホームズの恋

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March 07, 2006

"A Quiche Before Dying (Jane Jeffry Mysteries (Paperback))"

A Quiche Before Dying (Jane Jeffry Mysteries (Paperback))

娘のKatieと二人だけの夏休みに、Janeの母のCecilyが加わることに。JaneとCecilyとShelleyの三人は、自伝執筆教室にでかけます。そこに来ていたのは、近所でも悪名高いMrs.Pryce。周りの人に毒舌の言いたい放題。
そんななか、毒殺事件が発生!!
----------------------
今回は、Janeのママが登場。
完璧な母への複雑な気持ち、JaneとKatieとの微妙な関係、長男Mikeの気持ち・・・など、家族の絆にもスポットが当てられていて、心温まるストーリーです(殺人事件だけれど)。

お隣の完璧主婦、Shelleyももちろん登場!
ああ、Shelleyみたいな主婦になりたいなぁ・・・

今回のタイトルは、(多分)、アイラ・レヴィンの「A Kiss Before Dying」から取っているのでしょう。
「ブラジルから来た少年」「ローズマリーの赤ちゃん」「ステップフォードワイフ」などのアイラ・レヴィンの処女作です。私はGRでしか読んでないけど・・・それでも怖かったぁ。
A Kiss Before Dying

Janeのシリーズの邦訳はコチラ。
「A Kiss Before Dying」の邦題は、「死の接吻」なの。これもタイトルが絶妙!
死の拙文

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March 03, 2006

GRで古典!祭り Part2

ほそぼそと続いております。
この3冊、読みました。

David Copperfield: Level 5 (Bookworms Series) A Tale of Two Cities (Bookworms Series) Pride and Prejudice: Level 6 (Bookworms Series)

"David Copperfield"は、昔PGR3で読んでたみたい。忘れてましたが。
今回はOBW5なので、本も厚かったし、物語にも幅があったと思います。でも、私が↑の感想で書いてる、Doraが家の管理があまりできなくて嘆く・・・という描写はなかったようです。全体的にとても面白かった。大河ドラマになりそうですね。

"A Tale of Two Cities"は、私が高2のときの学校の演劇祭で、上の学年で演じたクラスがあって、前から読んでみたかった本。しかし、とってもかっこいい先輩が、演じていたシドニーが、最後しかいいところのないダメ男ではないか!
フランス革命がらみで、これもスケールが大きくて大河的ですが、OBW4だからか?ちょっと省略されすぎていて満喫、というわけにはいかなかったかな。
期待していた分、今回読んだ三冊の中では一番いまひとつだったかも・・・

ところで、この本に関するamazonのレビューが、全然関係ない話のレビューにリンクされてしまっているようで、笑えます・・・

実はあまり期待しないで読んだ"Pride and Prejudice"が一番面白かった。相変わらず登場人物が多く、今の常識では考えられないほど腹立つ人物たち(母親とか)が出てくるのは仕方ないにしても、裏を返せば、この人物たちの描写がうまいからこそ腹が立つわけで。
ヒロインとしては、前のEmmaよりも、Lizzieの方が好きです。おせっかいのEmmaは、まるで自分を見ているようでつらい(苦笑)。
でも、Emmaといい、オースティンは原作も読んでみようかな。

そして、悪評高き「House of the Seven Gables」も(これって、Nathaniel Hawthorneだったのねー、知りませんでした)、話の展開としてはこれに似ている話。確かOBWあったし、読んでみようかなーって思ったけれど、OBWでは見つかりません!知ってる人、教えてください♪

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February 19, 2006

"Justice Hall"

Justice Hall: A Mary Russell Novel (Mary Russell Novels (Paperback))

ダートムアの事件から戻ったばかりのHolmesとMaryの家のドアを、深夜にたたくものが。ドアの前にいたのは、Ali。Mary 19歳のときの、忘れられないパレスチナでの滞在。そのとき、兄弟同然の生活を送ったAliとMahmoud。パレスチナのベドウィンの服装と解き、英国人の服装で、Maryの前に立ち、救いを求めるAli。Mahmoudの身にいったいなにが起きたというのか??
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お風呂や寝る前に細々読んでたこの本、仕事がピークを迎えると同時に、本も山場を迎えちゃったのよ!
あー、読みたい、でも、今はまったらまずい・・・と悩みながら、入浴タイムと、就寝前の読書タイムをちょーーっと伸ばして、ついに読了。

イギリス貴族の世襲の話が問題となっており、英国王室は女王でもよいのに、貴族は男系男子じゃないといけないのね、なんて思って感心。某家の問題に通じるものあり・・・

さて、これはメアリ・ラッセルシリーズの第6巻。未翻訳です。私、このシリーズの中では、1巻に続いて好きなストーリーかも、と思いました。
私は洋書読みには珍しく(?)、「翻訳前の本を原書で読みたい!」というパッションがあんまりないんだけれど、これを読めて、洋書を読めてよかった!と久々に思いました。そして、苦労したけど、第5巻を読んでおいてよかったよ。

早速次の巻もamazonで取り寄せよう♪
(そして、GRで古典!祭りはどこへ??なにか読み始めると、別の本が読みたくなっちゃうアマノジャクさんなのです。)

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February 10, 2006

GRで古典!祭り Part1

私の中で、「GRで古典を読もう!」祭りを開催中です。

というのもきっかけが二つあり・・・
ひとつは、「映画の前に本を読もうかな?とオリバー・ツイストの原書を買ったけど、難しくて・・・」というお友達の発言。もうひとつは、お友達のblogで、「エマ」のGRが紹介されてたこと。

今まで古典はほとんど読んだことがなく、敷居も高いと思っていたけれど、
「おっ?難しい古典はGRで読めばいいんじゃない?」
と単純に思った私は、早速大量のGRをamazonに注文。
(GRとは、英語学習者向けに語彙を制限して書かれた本のこと。古典や現代の人気作家ものリトールド、ノンフィクション、GRのオリジナルものがある。出版社にもよるが、使用語彙200語(総語数900語程度)のレベル0から、使用語彙3000語(総語数2万語以上)のレベル6まである。Penguin(PGR)、Oxford(OBW)などがある)

届いた大量のGRのうち、とりあえず読んだのはこの3冊。
A Christmas Carol: Level 3 (Oxford Bookworms Library) The Oxford Bookworms Library: Stage 6: 2,500 Headwords Oliver Twist (Oxford Bookworms Library) Emma (Penguin Reading Lab, Level 4)

Oliver Twistは読み応えもあり、とても面白かった!引き込まれて、思わず夢中で読んじゃいました。GR最高峰のレベル6のことはあります。

Christmas Carolは、はるか昔に子供向けの話を読んでるはずなのだけれど詳細は覚えていなくて・・・先日、伊豆のテディベアミュージアムに行ったのだけれど、そこに、「クリスマスキャロル」のワンシーンをテディベアで表現した展示があるの。その意味が、本を読んでようやく思い出せた(OBWでは省略されていたけれど)。

楽しみにしてたEmma、やっぱり古典はOBWのほうがよくかけていると思う。Christmas CarolはOBWレベル3、EmmaはPGRレベル4だけれど、Christmas Carolの方が断然面白い(原作の長さももちろんあると思うけれど)。あまりに淡々としすぎてて、原作のよさを生かしきれていない(と思われる)のは残念。登場人物の多さといい、悪名高き「House of the Seven Gables」を思い出してしまう取り留めのなさでした(笑)。
PGRとOBWの両方で出てるものは、極力OBWを選んで買ったのだけれど、残念ながらEmmaはPGRでしか出ていなかったの!他の2冊はGRだけで十分だけれど、Emmaだけはもう一度ちゃんと読んでみたいな!

ところで、Emmaの中には映画のカットがいくつかイラスト代わりに出てくるのだけれど、キャストを見ると、ユアン・マクレガーも出てるらしいの。でも、全然どれか分からない(笑)。
グィネスはホントに古典顔だよね。この本を読んだらまた見たくなって、またDVD見ちゃいました。
恋に落ちたシェイクスピア コレクターズ・エディション

「GRで古典!」祭り、まだまだ続きます。多分・・・
(今読んでるはずのMary Russelは、どこいっちゃったのー?)

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February 03, 2006

"America the Beautiful"

AmericanPrayer

何の気なしにiTunesで買った曲がとても素晴らしかったのでご紹介。

アメリカのpatriotic songsを探していたけれど、いかにも「愛国心あふれる軍隊の歌ですっ!」というようなのばっかりだったけれど、インストゥルメンタルのを発見!
聞いてみたら・・・穏やかなハープの音色に、心がホンワカと暖かくなるよう!

patriotic songsは大好きだけれど、9.11以降、イラク戦争に対するアメリカの正当性に対する宣伝塔の役目を果たしているような気がして、とても悲しかった。
このCDも、9.11の被害者に対して捧げられているものだけれど、「暴力に、暴力をもって立ち向かってほしくない」という彼女の心が表れているよう。

CDの詳しい情報はコチラから。試聴も出来ます。(購入もできるみたい)他にもステキなCD情報がたくさんある~、買ってみようかな!
iTunesお使いの方は、iTunesから試聴、購入できます。(たぶん・・・自分はやったことないので良く分からないけど・・・)

Patriotic Songsのひとつであり、このCDにも入っている「America the beautiful」は、前にもブログで紹介したけれど、Sabudaの本になって出ています。すごい本です。自由の女神の顔がちょっと怖いけど(笑)。
America the Beautiful (Classic Collectible Pop-Up)

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January 31, 2006

「シャーロック・ホームズの愛弟子 エルサレムへの道」

シャーロック・ホームズの愛弟子 エルサレムへの道

最初原書を読み始めたけれど、あまりに難しくて絶対無理っ!と思い、でも、どうしてもこれが読みたかったので、翻訳本を取り寄せて読みました。それでも難しかった・・・

シャーロック・ホームズの愛弟子」と時期は同じなのだけれど、ここでは語られなかった、パレスチナでの6週間に焦点を当てた物語なので、二人がパレスチナに行くことになった「愛弟子」の中での事件については語られません。
(けど、「エルサレム」読む前に、結局
The Beekeeper's Apprentice
も再読してしまいました・・・)

「エルサレム」は5巻目に当たるのだけれど、なぜこの順番になっているかというと、この後の 
Justice Hall: A Mary Russell Novel (Mary Russell Novels (Paperback)) 
と登場人物が重なっているからなのです。

で、「エルサレム」の後に↑を読み始めたのに、なぜだか 
A Letter of Mary (Mary Russell Novels (Paperback)) 
の再読を始めてしまった私。

好きなシリーズって、また1巻目から読みたくなってしまうので、なかなか新しい巻を読めないのです・・・こんな人は私だけ!?

原書はコチラ。
O Jerusalem: A Mary Russell Novel (Mary Russell Novels (Paperback))

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January 24, 2006

"Fear of Frying"

Fear of Frying: A Jane Jeffry Mystery (Jane Jeffry Mysteries (Paperback))

JaneとShelleyは、子供たちのキャンプの下見にワイオミングの山の中に出かける。下見と言っても、二人はバカンス気分。そんな中、殺人事件が発生!でも、死体が・・・

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メアリ・ラッセルを読み始めたけれど、もうちょっと軽いものが読みたいなーと思い、Jane Jeffryシリーズを。
いつもは首をつっこみたがりのJaneではなく、今回謎を解きたい!と積極的に言うのはShelley(結局解くのはJaneだけれどね・・・)。
謎そのものはたいしたことないけど、相変わらずのどたばたぶりがほほえましい。でも、やっぱり身内が犠牲者・犯人というコージーものの宿命が(悲)。

これはどうやら邦訳されてないらしい。確かに、日本人には受けそうにないかも。
で、このシリーズのタイトルは、すべて古典のパロディなんだけれど、これは何のパロディか分からないの!ご存知の方は教えてくださーい!

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January 23, 2006

レクター三部作

レッド・ドラゴン 決定版〈上〉 羊たちの沈黙 ハンニバル〈上〉

年末に本棚の整理をしていたら「レッド・ドラゴン」を発見し再読。はまって、「ハンニバル」を読み、お正月に実家から「羊たちの沈黙」を持ってきて、レクター3部作の再読を完了。

「グロイのは苦手」と言ってる割には、こういう本結構読んでるなぁ。活字で読む分にはよいのかも。だけれど、映画は見る気がしない・・・

前に「ハンニバル」を読んだときは、フィレンツェに行ったことがなかったけれど、数年前訪れる機会があったので、情景がリアルに浮かんでしまったよ・・・うっ!
レクターの心の中の情景や過去などが描かれている分、やっぱり「ハンニバル」が一番強烈。

amazonをみてたら、こんな本を発見。読んでみたいような、みたくないような・・・
ハンニバル・レクター博士の記憶の宮殿

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January 09, 2006

三谷幸喜のありふれた生活 4 冷や汗の向こう側"

三谷幸喜のありふれた生活 4 冷や汗の向こう側

年末から暖め続けてきた本ですが、ようやく読みましたっ!
やっぱり面白いけれど、今回はさほど事件が発生しなかったので、強烈度は低かったかも(笑)。でも、ちょっぴりしんみりする話も、三谷さん流の書き方で味付けされていて、やはりこの人の才能は素晴らしいと思いました。
残念だったのは、新撰組終了に関する話が多かったけれど、新撰組終了してからもう1年以上も経ってるから、臨場感にかけてしまったこと(<=連載を読んでないから、仕方ないですね!)

さてさて、三谷ファンのみなさまは、年始の「古畑任三郎」はごらんになったかと思います。キャストがちょっと話題づくり過ぎるところがあり(イチローとか)、これはやっぱりスポンサーの意向が強かったのでしょうかねぇ。ストーリー自体も、もちろん今回のも十分面白かったけれど、過去の作品の方がよかったかな。あ、最後の松嶋菜々子のはよかったです♪
(余談だけれど、松嶋菜々子のに登場するカフェは、白金台のラボエムで、うちも時々行くところ。録画していたビデオを見た翌日、東京は極寒。なのにオットが「白金台に行こう!」と言い出して・・・意図が見え見え!あの寒さの中、テラス席はありえない!ので、制止するのに苦労しました・・・)

それにしても、古畑終了なんてさびしい・・・でも、またこれから新しい作品を楽しみにしたいと思います~!
で、さびしくなって、レンタルビデオ屋に駆け込んだわけですが(前の記事を参照)、みな考えることが同じらしく、古畑は一本しか残っていなかった・・・ので、これまた前に三谷さんがエッセイで紹介されていた、「ブロードウェイと銃弾」を借りたのでした★

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December 29, 2005

"Rest you merry"

Rest You Merry (Peter Shandy Mysteries)

バラクラヴァ農大のピーター・シャンディ教授は、クリスマス恒例のイルミネーションに辟易して、自宅を離れて船旅へと出かける。しかし、船のトラブルで予定を切り上げて帰ってくると、家には死体が!シャンディ教授に、謎を解くことが出来るのでしょうか??
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ピーター・シャンディシリーズの第一弾。
クリスマスの時期の話なので、時期にあわせて読んだものの、忙しくてなかなか進まず・・・でも、なんとか、事件の解決とほぼ同時期に読み終えることが出来ました!

コージーものなので、探偵役の極身近で犯罪が起きること、そして、犠牲者も容疑者も身近な人なので、登場人物がやたら多い・・・のは大変だったけれど、のどかすぎるんじゃないの~?といえるほどのどかな雰囲気を楽しむことが出来ました!

が、残念ながら、残りの巻は絶版・・・古本で手に入らないかな。

邦訳はコチラ。
にぎやかな眠り

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December 13, 2005

"Baker Street Boys"

Baker Street Boys

先月のタ大会の企画で紹介された本。
読書スランプ気味の私にはぴったりの浮上本と思い、早速注文♪

イギリスのテレビドラマになった話のノベライズで、ホームズの手先となって働いた「ベーカーストリート・イレギュラーズ」の少年たちの大活躍!
ホームズがかなり情けないため、ホームズファンにとっては「???」な本かもしれませんが、子供たちへの、ホームズシリーズの導入本と捕らえれば、十分に楽しめると思います♪

表紙や、中に時々登場する挿絵が、「Boxcar Children」の挿絵のような影絵でステキ♪

ひさびさに児童書に復帰しようかな?と思っている私です。
(既に復帰しつつあるけど!)

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December 10, 2005

"American Girl History Mystery"

Shadows in the Glasshouse (American Girl History Mysteries) The Minstrel's Melody (American Girl History Mysteries) Riddle of the Prairie Bride (American Girl History Mysteries)

英日ともに本が読めなくなったー!と思ったとき、そういえば未読にこんな本があったかも・・・と思い読んでみました。これは3巻セットで買ったもので、「Shadows in the Glasshouse」だけ既読でした。

久々に読んだら、その時代背景を反映した設定と、少女たちのキャラクターがとても魅力的!それぞれの「謎解き」はたわいのないもので、大人が謎ときとして読むと物足りないかもしれないけれど、少女たちの心の動きなどがとてもよく描写されていて、謎解き以上にそれが良かったかな。
「The Ministrel's Melody」の方は、あまりなじみのない設定でしたが、「Riddile of the Prairie Bride」は、使い古された設定ともいえるけど(笑)、「たかだか百数十年前のアメリカって、こんな世界だったの!?」と驚いてしまうところ、主人公の女の子が魅力的なことなどから、その後に呼んだ「Little House in the Big Woods」よりは私は面白かったかも♪

本編の「American Girl」のほうも、久々に読んでみたいな♪
そして、これのおかげで洋書読書も復活しました!

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December 06, 2005

建築探偵シリーズ

桜闇―建築探偵桜井京介の事件簿

久々に本のアップ♪
もう大分前のことになるけど、MANGAから読書に徐々に復活しつつあった私は、近くの本屋さんで軽いミステリーを探してみることにした・・・有栖川有栖とか・・・
がっ!一冊も置いてないの~。
で、ふと目に付いた本を買ってみた。それが↑の本。

日本の近代建築を研究しているちょっと変わり者の京介と、深春、その恩師の神代教授、高校生の蒼などが登場する「建築探偵シリーズ」の短編物。
いろいろとくせの登場人物みんなで不思議な家族を構成しているところにちょっと惹かれて、シリーズを読んでみることに。

でも、作者で検索しても、amazonでも見つからないし、図書館でも見つからないし、どうして~?結局、書名から検索して、なんとか見つかって、図書館に取り寄せたんだけれど・・・
1,2冊読んでからようやく気づいた!
アホなあまり、書くのが恥ずかしいけれど、作者の「篠田 真由美」さんを、私は「篠田 節子」さんだとずっと思っていたのだ!そりゃ、作者で検索しても、出てこないわけだよ。
ずいぶん作風変わったなぁ、と思ってたけど・・・京介と深春の母校は「高田馬場にほどちかいW大学」で、「篠田(節子)さんは学芸大じゃなかったっけ?他校を舞台にするとは珍しいなぁ・・・」とずっと思っていたけれど・・・
別人ですよっ!
(ちなみに、篠田真由美さんは早稲田大学出身)

とにかく、シリーズ第一部、一気読みしました。(相変わらず、読み方が極端・・・)
未明の家 玄い女神―建築探偵桜井京介の事件簿 翡翠の城―建築探偵桜井京介の事件簿
灰色の砦―建築探偵桜井京介の事件簿 原罪の庭―建築探偵桜井京介の事件簿
紹介しておいてナンだが、ミステリーとしての出来はさほどではないの。でも、いろいろと過去のある登場人物の人間くささと、成長ぶり(特に、蒼の)が気になって、ついつい読んでしまうのだよね。
第2部の1巻目も読了。
美貌の帳―建築探偵桜井京介の事件簿

この方、文庫化されるときにかなり手を加えているとのことなので、基本的に文庫だけを選んで読んでます。
まだ続きは文庫化されていないので、しばらくお休みかな・・・

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November 22, 2005

”ジュエリーコネクション"

基本的に活字中毒なもので、ストレスたまるとますます活字が読みたくなるのだけれど・・・最近仕事柄か、さすがに仕事でイッパイイッパイになると、本も読みたくなくなっちゃいました。
何か読みたい~でも活字読むのつらい~という状態に陥り、とりあえず、漫画から復活をはかりました(笑)。

普段は、疲れたときの有閑倶楽部なんですが
有閑倶楽部 (1)
さすがにちょっと飽きてきちゃったので、

野間美由紀さんの
パズルゲーム☆はいすくーる (第3巻)
の11巻以降と、
ジュエリーコネクションシリーズを取り寄せてボーっと読んだり。
(ジュエリーコネクション、amazonにはぜんぜん画像がないの。なぜ!)

ジュエリーコネクションは、宝石の絵もとってもきれいなんだけれど、内容も面白くて大好きです♪
これに出てくる「コンクパール」、一度見てみたいと思ってるんだけれど、「ジュエリーコネクション」のコンクパールリングにあこがれて、同じものをオーダーされた方がいるんですって!私もいつか!!

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October 14, 2005

Kay Scarpettaその3

From Potter's Field

第6巻も読了。これもまた印象的な話だったので、途中でいろいろ筋も思い出してしまったけど、それでもかなり楽しめたよ!
ここまでの6冊の中では、1巻と同じくらい面白いと思ったけど、6巻を楽しむには、4,5巻も読まなきゃいけないのが大変かも。

第1部といわれている残りの5冊も、ブックオフ&Blue Parrotでゲットしたので、しばらくまだ楽しめそうだわー。

そうそう、このシリーズのうちの1冊、amazonのレビューでネタバレしている方がいるので、未読の方でこれから読みたいと思っている方は、amazonのレビューには目を通さない方が良いでしょう!

ところで、PC買い換えたら、今まで表示してた表紙のサイズがかなりでかかった(笑)。特にこのシリーズは、グロイ表紙が多いので、結構きつかったかもですよねぇ。ちょっと小さくしました。


邦訳はコチラ。
私刑

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October 11, 2005

Kay Scarpettaその2

Cruel & Unusual (Kay Scarpetta Mysteries (Paperback)) 死体農場

ケイ・スカーペッタを読み始めたら、止まらなくなった(笑)。
この、"Cruel and Unusual"(真犯人)と"Body Farm"(死体農場)は、続き物みたいな感じなのね。
ちなみに、次の6巻目(From Potter's Field)もまた続き物みたいになっているようです(読み始めたばかり)。

2、3巻に比べ、4、5巻は面白かったかな。
相変わらず、レギュラー、準レギュラーを含め、たくさん人が亡くなるし、マリーノとケイのプライベートも迷走中・・・傑作シリーズという訳ではないけれど、登場人物が妙に人間的なところにやっぱり魅力があると思うし、まさにPage-Turnerです!
それに、5巻は、推理小説のタイプとしても、かなり私ごのみでした♪

4巻を読み終えた後、5巻の原書が家になかったものだから、邦訳を読んだのだけれど、邦訳だとあっという間に読み終わるのよね。なのに原書を読むスピードの遅さといったら・・・(泣)。
英語力の向上のために、速く読めるようになりたい、というよりも、速く読めるようになって、もっとたくさんの本を読みたーい!という、欲張りな私なのでした。

4巻の邦訳はこちら。
真犯人

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October 03, 2005

"Kay Scarpetta"

Body of Evidence (Kay Scarpetta Mysteries (Paperback)) All That Remains (Kay Scarpetta Mysteries (Paperback))

パトリシア・コーンウェルの「ケイ・スカーペッタ(検死官)」シリーズの第2巻、第3巻。
どちらも一度邦訳で読んでるのですが、第2巻は最後まで全く思い出せなかった・・・

第2巻は、あまり本筋とは関係ない(と思われるような)人々も登場し、とても複雑。その割には、事件の謎自体は結構あっけない。
第3巻も、登場人物の多さや、余計と思われる出来事が多いことは同じような感じだけれど、事件はより複雑。私は、第3巻のほうが面白かったかな。
それにしても、主要キャラも含めて、よく人が死ぬシリーズです!

そもそも、このシリーズは、事件の犯人当てが目的ではなく、ケイがいろいろな証拠を元に、いかにして犯人像に迫るか、というところにオモシロさがあります。犯人当てが好きな私は、推理小説としてのタイプはそんなに好きじゃないんだけれど、一癖もふた癖もある主要登場人物たちがなかなか魅力的で、ついつい引き込まれて読んじゃいます。

前に読んだときは、今より若かったということもあると思うけれど(笑)、改めて読むと、ケイがより人間臭く感じます(そこが魅力的でもある)。また、マリーノはちょっとかっこよく思える。前に読んだときのマリーノは、女性蔑視であぶらぎっしゅな中年オヤジな雰囲気の方を強く感じてしまったけれど。
英語で読んでるということもあるのかな。

ところで、第3巻の原題は「All That Remains」、邦題は「遺留品」だけれど、「All That Remains」というフレーズは、連続殺人事件の被害者たちが、ほぼ白骨化した状態で発見されるため、「All that remains are there bones」というような意味で使われている。実際、この話、遺留品は関係ないのよ(笑)。
邦題は漢字の熟語で統一されているこのシリーズなので、こじつけたのかな?

邦訳はこちらです。
証拠死体 遺留品

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September 23, 2005

"Confessions of a Shopaholic"

Confessions of a Shopaholic

お買い物大好きなRebeccaは、カードの返済が滞り、銀行からの借入が限度額を越えてるのに、それでも買い物が止められない。いやなことがあったときのストレス発散も、とにかく買い物!
こんなRebeccaの職業は、金融ジャーナリスト。私にこんな顔があることは、誰にもいえません・・・-----------------------------

「これ読んでます」に載せてたのに、他の本を読んじゃったりして後回しになってたこの本。
出だしかなり面白くて、でもでも、中盤はもう読むのを辞めようかと思うくらいつまらなかった・・・そして、後半はまたわくわくしながら一気読み!
中盤のまったりがもう少しなんとかなってれば、もっと面白い本だったのにね。
あと、最後はちょっと綺麗にまとまりすぎたかな。もう一ひねりあったらもっと良かったかな。

とはいえ、女子なら共感する方も多いであろう、この買い物癖。
私も、自分のものは買わないのだけれど、うちのわんこのものとなると見境なく買ってしまう!
レベッカ同様、かなりの病気にかかってますが、幸い、気が小さいので借金が出来ないの。なので、深刻な事態には陥っておりません・・・
でも、レベッカのような思い切りのよさは、ある意味うらやましいかも~。

邦訳はこちら。
レベッカのお買いもの日記〈1〉

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September 21, 2005

"Harry Potter and the Goblet of Fire"

Harry Potter and the Goblet of Fire (US) (Paper) (4)

ハリーはホグワーツ4年生を迎える前の夏休みを過ごしている。そんな中、額の稲妻型の傷が激しく痛む。これは何の前兆なのか?
不安を抱えたまま、ロン一家、ハーマイオーニーと訪れたクィディッチのワールドカップで、不吉な出来事が起きる。
そして、ホグワーツに戻ったハリーたちを待ち受けていたものは??
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ハリポタ第4巻「炎のゴブレット」。3巻の感想で「重い内容、感情移入しまくった」と書いたけど、4巻の方がさらに重い。ただし、話が長すぎるせいか、さほど感情移入はしなかったけど・・・それでも、読み終わったのが明け方の4時だったけれど、あまりに衝撃的で余韻で暫く眠れなかった。

ハリーはどれだけつらい、恐ろしい目に合えばよいんだろう?悲しくなってしまう・・・
それでも、明るく楽しく、普通の子供たちと同じような学園生活を送るハリー。彼自身の中でも、重い宿命と、親友たちと共に過ごす学園生活が、不思議に共存しているんだろうなーなんて思ってしまう。ハリーの楽しい学園生活が脅かされませんように、と祈っているけれど、5巻はさらに重い話らしい・・・(涙)

一気に5巻も読みたいけど、幸い手元にないし、5巻と6巻は続けて読んだ方が良いという話なので、6巻のPBが出てから読もうっと。

前にも書いたかもしれませんが、洋販の出している小冊子が、5巻の重要な内容についてネタバレしており、ある日それを目にしてしまったのです。正直なところ、5巻を読む楽しみが半減したことは否定できません。
日本での出版元(代理店?)として、あまりに配慮に欠ける記述だったと思います。他の方のためにも、今後はこのようなことが決して起きないことを強く希望しますよ、洋販さん・・・

どうでも良いけど、この表紙のハリーが、髪の長い「坂本ちゃん」に見えるのは私だけ??

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September 15, 2005

ハリポタ祭り3

Harry Potter and the Prisoner of Azkaban (US) (Paper) (3)

「アズカバンの囚人」の再読も終了。
これ、本当になんともいえないストーリー。いろんなことがうまくいかなくて、読んでてもどかしくなったり、あまりの出来事に言葉を失ったり、最初に読んだときも、3冊の中では一番感情移入して読んでしまったかも(一番衝撃も受けたかも!)。

最後のハリーともう一人の人物の活躍、素晴らしい大活躍なんだけれど、心から喜べる結果にはつながらないところも、ほんとうにもどかしくなってしまう。
それに・・・ホントにスネイプって嫌なヤツ!彼が良いヤツになる日はくるのかしら・・・

ストーリーは結構重く、でも、面白いと思うのですが、不要?と思われるエピソードなどもちょこちょこあって、こんなに長くなくても良いのでは・・・と思ってしまうところも。

さてさて、次はいよいよ未読の4巻。3巻に比べて、倍近い厚さがあります。読み終わるのにどれぐらいかかるかなぁ。

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September 12, 2005

津田直美さん★

小さい犬の日常小さいミャーロックホームズ1 パスカビル家の大

プチストレスでプチ不眠になった私。
何度かこちらでも紹介しているけど、大好きな津田直美さんのご本でリラックス。
「ミャーロック ホームズ」ははっきり言ってくだらない!けど、かわいいんだよー!これを読んだおかげで、ようやく眠りにつくことができました♪ホームズ好きで、犬好きな方には是非読んでいただきたいわ★
(プードルがざますキャラなのがちょっと気になるけどね~)

amazonで見たら、この本も気になるなぁ、欲しいなぁ・・・
私の動物図鑑

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September 09, 2005

ハリポタ祭り2

Harry Potter and the Chamber of Secrets (US) (Paper) (2)

で、結局、ハリポタ祭りは続行中で、「秘密も部屋」も読んでしまったよ。
初めて読んだときは、1巻に比べるとイマイチかな、と思った2巻だけれど、3巻まで読んでから再度読むと、次へのつながりとして重要なことがよく分かる♪

そうそう、1巻を再読したら、3巻で活躍するあの人も、名前だけが登場してました。こんな発見がうれしい!

ところで、我が家にあるハリポタの原書は全部US版。こだわる人は「やっぱりUK版でないと!」と思うみたいなんだけれど、どうなのかな?今度UK版で読みなおしてみようかしら?

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September 08, 2005

ハリポタ祭り

先日、映画館でハリポタの予告編を見て気づいた!ハリポタ、3巻までしか読んでないのです~!
4巻を読むべく取り出したけど、その前に「賢者の石」をもう一度読みたくなって読み返してしまった~。なぜか原書が見つからないので、とりあえず日本語で。
ハリー・ポッターと賢者の石 (1)

読んだら、映画も見たくなったので、映画も見た~。
ハリー・ポッターと賢者の石 特別版

本当に映像も綺麗だし、チェスのシーンも圧巻!このチェスの元になったチェスセットは、「大英博物館展」の時に来日してましたね、見に行きました♪
ジョン・ウィリアムスの音楽もいいし、人気本の映画化としては、本当に成功した映画だと思います!
頑張って4巻読まないと~、でも、2巻も3巻も読み返したいよー!無謀なチャレンジかしら?

それにしても、4の予告編のハリー、1のハリーと比べると、大人になったなぁ・・・

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September 07, 2005

THE DUTCH SHOE MYSTERY

book1

ひさびさに本の更新です♪
クイーンの「オランダ靴の謎」、「今読んでます」の本を読み始めたんだけれど、そういえば、これも読みかけだったわ!と思って、読み始めたのですが・・・途切れ途切れ読んでるので、あちこち忘れてて、何度も前に戻って読みなおしました。
やっぱり本は一気に読まないとダメだよねー。
これも、紀伊国屋から注文した古本です。

book2

私、途中で犯人の残した謎がわかったのに、犯人が誰かはわからなかったわ(泣)。やっぱりぼーっとしながら読んだからいけないのよね・・・

ただ、犯人を絞り込む要素の一つが、「エジプト十字架」と共通してるぞ!エラリー・クイーンの本だと、「他の本でも使われてるネタ」が結構多いなー。まあ、謎解きの決定的な要素ではないし、そのあたりがクイーンファンだとまたたまらないのかも・・・

また注文したいけど、うちにある「積んでる本」を先になんとかしないとね!

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August 15, 2005

"亡国のイージス"

亡国のイージス 上  講談社文庫 ふ 59-2 亡国のイージス 下  講談社文庫 ふ 59-3

最新システムを搭載した護衛艦「いそかぜ」が出航した。今後「いそかぜ」が辿る運命を、誰も知る由もなかった。「いそかぜ」に対する恐ろしい計画を遂行としている男たちを除いて・・・
一方、男たちの計画を阻止しようとする2人の男。彼らには、「いそかぜ」の暴走を止められるのか?

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ワタクシ、ただいま時差ボケ中です。しばらく日本を離れておりませんが・・・
ここ10日くらい、仕事が忙しく、3時とか5時とかに寝てましたが、さらに駄目押しのようにこの本にはまってしまって、2日連続で5時まで読んで読みきってしまいました。はぁー。

ミニ・イージス艦とか、なんだかよく理解できないまま読みましたが、そんな私でも一気読みさせちゃうすごい魅力がありました。
男たちの、様々な思いと、戦いに、ただただ圧倒・・・

残念だった、というか、個人的にちょっと読んでいてつらかったのは、登場人物の描写がとてもとても細かくて、登場人物によってはこんなに事細かに背景説明しなくても良いのに、という人々がたくさんいました。例えば、これから殺される運命の人物のバックグラウンドなども説明されると、感情移入してしまって、殺されることがとてもつらく感じてしまいます・・・もっとさらっと説明してくれると良いのに・・・
と同時に、一人一人に人格を持たせてしまったため、登場人物がやたら多いです。登場人物一覧をみながら読まないと混乱しました。ここまで多くなくても・・・と思ってしまったのも事実です。

と、細かいところは他にも気になったのですが、それが気にならなくなるほど、迫力がとにかくすごい!↑の人物説明にしても、主要キャラについては、詳細な背景説明があったために、彼らの葛藤がより強く理解できた、というところがありますから。

当初映画を見ようと思っていて、でも、かなり長い話なので、原作を読んでないとつらいのでは?と思って事前に読んだのだけれど、原作を読んでしまった今、映画を見るかどうかは分かりません。
とにかくたくさん人が死ぬので、映画としてちょっと辛そうなのと、キャスティングにどうしてもイメージと合わない人がいるから(笑)。

見たいのに、忙しくて見られなかった映画が他にもあるので、後回しに=>結局見そびれる、というパターンを辿りそうだわっ!

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August 13, 2005

"The Client"

The Client
The Client
posted with amazlet at 05.08.13
John Grisham
Dell Pub Co (2003/05/27)
売り上げランキング: 41,023
おすすめ度の平均: 4.36
5 この作品を好きなところ
5 一押しリーガルサスペンス!
4 the client

11歳の少年マークは、森の中で自殺しようとしていた弁護士と出会い、彼から重大な秘密を聞いてしまう。結局弁護士は自殺し、マークは秘密を知るものとして、FBIから秘密を明かすよう迫られ、マフィアからは命を狙われてしまう。
そこでマークは、弁護士レジーに弁護を依頼。レジーと2人、危険にさらされ、理不尽な法律に惑わされながらも、自らの道を進んでいく・・・
------------------------------

お借りして読んだ本です。お借りしてからも忙しくてなかなか取り掛かれなくて、読み始めてからはさらに忙しくて、のべ1ヶ月くらいかかってしまった。
この本、全体が1週間の出来事なのです。こういうスピーディーな本は、読むほうもスピーディーに読まないとダメですね・・・自分のせいで、この本を十二分に堪能できなかったことが残念・・・

とは言うものの、とても面白かった!マークを待ち受ける様々な問題に手に汗握り、マークの悲惨な生い立ちに涙し、すっかりマークに魅了されて、応援しながらドキドキして読んでしまいました。
そして、思わずウルっときてしまうラスト。
グリシャムの中でも評価の高い作品というのがよく分かりました。
正直言ってリーガルサスペンスは苦手と思っていたし、今でも法廷シーンは苦手だけれど(笑)、これは主人公が11歳ということで、小説の中でレジーがマークに分かりやすく説明するところが、私にとってもわかりやすくてよかったです。
積んでる本の中にもグリシャムまだあるので、読まないとっ!

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August 02, 2005

最近読んだ・・・

なんだか最近頭を目一杯使ってるので、重たい本は読みたくない。ので、どうしてもさらっと読めるような和書ばっかり手にとってしまう。
うちにある洋書のストック、気合が必要なのばっかりなんだもの(笑)。
「Jane Jeferey」あたりならさくっと読めるのになぁ。

というわけで最近読んだ本は、

盗聴
読むのに気力と体力がいる、作家さんていますよね。
日本の作家さんの中では、高村薫がトップかな。でも、「大変かも!」と思い過ぎて、実はあまりこの方の作品には手を出していません。
京極夏彦も大変だけれど、京極堂のセリフは結構読み飛ばせるから(笑・・・これって邪道な読み方なのは分かっています!)。
真保裕一も結構大変。

そんなわけで、「手軽に読めるんじゃない?」という短編集を。
5作品収録されているんだけれど、どれもが不思議な雰囲気。ハッピーエンドでもなければ、悲しい終わり方でもない。なんともいえないような皮肉な終わり方をするものが多くて、今まで抱いていた真保裕一のイメージとはだいぶ違うかな。
長編にもなりそうなプロットもあるので、短編の短さにはプロットがもったいなかったのかもしれないけど(特に表題作)。

他にも真保裕一の短編集、読んでみたいな。


ifの迷宮
テーマがあんまり興味のない分野だった上に、長いので、読みとおすのが結構大変でした・・・
なので、期待していたほどは楽しめなくて、ちょっぴりがっかりしました。
物語の中の数々の「謎」が、もっとオカルト的な理由付けがされるのかと思っていたけれど、きちんと科学的に説明されていました。それはそれで、「なんじゃこりゃー!!」みたいな膝かっくんにはならなかった点として良かったのだけれど、あまりに専門的すぎる説明のため、謎解きの過程をひたすら読んで「ふーーーん・・・」と思うしかなかった(笑)。

読者も一緒になってわくわくと謎解きできるようなミステリーのほうが、私は好みです。

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July 22, 2005

"冷静と情熱のあいだ"

いままでこちらにもほとんど紹介していないことからもお分かりかもしれないけれど、私は恋愛小説はあまり読みません。どうしてかな?昔は読んだこともあったような気もするのだけれど、最近はなんだか遠ざかっています。恋愛ホルモンが減少してるのかしら(笑)?

で、これはご存知、江國香織さんと辻仁成さんとが、ふたりの男女が別れてしまってからの日々を、男性の順正と女性のあおいの立場から書いた小説。映画化された当時読んだものを、もう一度引っ張り出してきて読みました。

冷静と情熱のあいだ―Blu 冷静と情熱のあいだ―Rosso

江國さんも、辻さんも、作品を読んだのはこの本が初めてでした。

江國さんの、本当に繊細な文章にものすごく引き込まれてしまって、この本を読んでいる間、私はミラノにいました(笑)!本当に、ミラノには行ったことのない私でも、冬の暗い空や、さわやかな初夏の風を感じられるかのような、とても細やかな文章だったと思います。
一人称で語られていることも、まるで自分が主人公かのような錯覚に陥ってしまう(陥らないですか?)要因のひとつだけれど、もうひとつ、順正とあおいが私と同じ年生まれという設定なんです(年がバレる!)。だから、より親近感を覚えたのかも。

一方の辻さんの「Blu」の方は、前回読んだときはイマヒトツと思ってしまった記憶があるのだけれど、今回は楽しめました。でも、やはりこちらは男性が主人公のせいか、「Rosso」ほどの感情移入は無かったように思います。

「Rosso」の方はミラノで、抜け殻のようになって暮らしているあおいの生活を、ただ淡々とつづっていて、順正の話などもさほど出てこないし、アメリカ人の恋人に囲われているかのようなあおいの怠惰な生活は正直なところあまり魅力を感じられません(この淡々とした様子こそが、感情をあらわにしないあおいの感情を表しているともいえるけど)。最後の10ページのために、延々と日常の描写が続くといった印象も確かにあります。

対照的に、「Blu」の方は、順正が不器用ながらもなんとか前に進もうともがいている様子が描かれていて、あおいへの断ち切れない思いも綿々とつづられている。生活も、次々といろいろな出来事が起きる。そして、「Rosso」には書かれていないこともこちらには書かれているのです。

これは、両方読んでこそ、初めてひとつの物語になるのだということを強く感じました。ちなみに私は今回、Rosso=>Bluという順番で読みましたが、やっぱりこの順番の方がよい気がします。もしかしたら、男性だと逆がよいのかしら?

ただ、amazonのレビューでは、評価が大きく分かれていました。「まったくくだらなくてつまらない」という方も・・・ま、確かに、ストーリー自体が非現実的な話ですから、人によっては共感できないのもわかるような気がします。かくいう私も、やっぱり恋愛小説は得意分野ではないなぁと改めて感じましたから。あ、でも読んでよかったです。なんともいえない切ない気分を味わえたもの。

それにしても、昔の恋人と再会って、やっぱり恋愛小説の王道ですね。再会した結果、また結ばれることになっても、別れることになっても・・・
でも、そんなのは物語の中だけで十分!現実の世界では、今がものすごく大切で、幸せだからね♪(<=ノロケではありませんっ!)

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July 20, 2005

"813"

813 813 (続)

続813がなかなか見つからなくて、本屋をさまようこと数日・・・ようやく見つかりました♪
読んでる途中に筋を思い出しちゃったけど(笑)、それでもやっぱり面白かった~!

大人になってから読むと、ルパンシリーズは謎解きが今ひとつツジツマが合わないと言われるけど、確かに「推理小説」として読むと物足りない。でもでも、ルパンは推理小説じゃなくて、「冒険モノ」なんですよね!
「813」も、いくつもの顔を持つルパンの、あっと驚く一面が明らかになるのです♪
それに、古きよき時代のフランスのなんともいえない雰囲気がまたたまりませんー!

新潮のルパンシリーズ、制覇してしまいそうでこわいです・・・

813を未読の方は、これは「奇岩城」の後の話なので(ストーリー的にはつながりはないけど)、「奇岩城」を先に読んだ方がルパンの心情が理解できるかもしれません。まあ、心情が理解できなくても、読むのに差し支えはありませんが!

そういえば、前に「奇岩城読むぞプロジェクト」を立ち上げたことをすっかり忘れていました(汗)。
「奇岩城」といえば、ルパンシリーズの中でも屈指の名作、邦訳もとっても多いのですが、
逢坂剛さん訳(というか、リライト?)の
奇巌城
を入手したのを機に、いろんな訳の「奇岩城」(子供向けを含む)を読んでみようと思い立ったものの、逢坂さんバージョンすらまだ読んでない(汗汗)。
是非手をつけたいです!それより、逢坂さんバージョンは我が家のブラックホールに吸い込まれてしまって見つかりません・・・

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July 16, 2005

"バスカヴィルの謎―シャーロック・ホームズの愛弟子 集英社文庫"

バスカヴィルの謎―シャーロック・ホームズの愛弟子
ローリー・R. キング Laurie R. King 山田 久美子
集英社 (2002/04)
ISBN:4087604136

メアリ・ラッセルシリーズ、3巻までしか読んでないと思ってたのに、実は4巻は邦訳で読んでいたみたい。本棚を整理してたら出てきたのです。もうすっかり忘れてたので、もう一回読んでみました。

今回は、バスカヴィルの犬の舞台のダートムアでの活躍。
最後の解説に、「ダートムアの様子を知りたい方は、グラナダTVのホームズシリーズの『バスカヴィルの犬』を見るとよい」って書いてあったけど、読む前に見たらもっとビジュアルにいろいろ浮かんできて良かったかなと思いました。

前回よりスケールの大きい話になっていたのは良かったけど、あえて実在の人物と絡むストーリーにしたというのに、私がその人物を知らないために、架空の人物でもよかったという結果になってしまったのが残念・・・
そして、その前に読んだ和書に比べて異常に読むスピードが遅かったことに我ながらびっくり。翻訳本って、やっぱり原語(日本語オリジナルの本を日本語で)読むより、ちょっとベールがかかった感じがするからかな。それに、この方の翻訳、別に悪くないと思うのだけれど、ちょっとくどい感じがします(まあ、原書の書き方もくどいんだけれど)。やっぱり原書でも読みたいなぁ。
でも、表紙は日本語版のほうが好きです♪

次の
シャーロック・ホームズの愛弟子 エルサレムへの道
はいかにも宗教的な雰囲気が漂っているので、結構難しいかも。特に、Jewishの記述が多くなると予想されるけれど、なじみがないので。

むかーしにバーゲンで買って家で眠っている第5巻
Justice Hall: A Mary Russell Novel (Mary Russell Novels (Paperback))
に、これで1冊に迫りました~!
そして、新刊も出てるしねー。
The Game (Mary Russell Novel)

あー、早く読みたいな!

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July 15, 2005

さらさら読書

なんだか忙しかったりして、気合を入れて重い本は読みたくないけど、活字を眺めていたいなー、という感じだったので、お風呂や、寝る前に眺めながら読める本、ということで、本棚から引っ張り出してきました。

我らが隣人の犯罪
短編だからさらっと読める上に、お話がどれもかわいいの!宮部みゆきは短編も大好きだし、子供が出てくる話がとにかくかわいらしい!どれもミステリーといえるほどのミステリーではないけれど、文句ナシに面白い話ばかりです!

ゼロの焦点
松本清張だから軽くないけど・・・清張にしては長くもないので。清張の作品は、戦後の時代背景が反映されているものが多いのだけれど、今読んでも古臭くない。でも、現代に置き換えたドラマ化はなかなか難しいけれど、去年の「砂の器」はよくできていたと思う。そういえば、昔の砂の器も、今デジタル版で再上映してますよねー。
私が読んだのは新潮文庫版だけれど、amazonに画像がなかったので。

横浜幻灯館―俥屋おりん事件帳
山崎洋子さんは、明治時代の横浜を舞台にした小説が多いのですが、その妖しい雰囲気がなんとも好きなのです。私自身、母方が代々横浜なので、「ハイカラ」な横浜の話をさんざん聞かされて育ったから、横浜の話には特に思い入れがあるのかもしれません。(だけど、どの話も雰囲気が似てるから、読んでも大きく印象に残らないという欠点がありますが・・・でも、サラっと読むには最適!)
初めて読んだのは、乱歩賞受賞の花園の迷宮だったかな。

813
かなりのルパンフリークだった私。子供向けの「ルパン全集」は全巻家にあったような気が・・・私のフランス語学習の原点になってて、いつか原書で読みたいと思ってるのに、いまだフランス語版GRにすら手が届きません!(泣)
読み始める前、「堀口 大学かぁ、古臭いかなぁ?」と思ったけど、ルパンものの時代の雰囲気にバッチリでした♪
でも、早く「続」が読みたいよぉ!

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July 12, 2005

眠れない夜に

三谷幸喜のありふれた生活 三谷幸喜のありふれた生活2―怒濤の厄年 三谷幸喜のありふれた生活3  大河な日日

少し前のことだけれど、暑かったり涼しかったりで体のリズムが崩れたらしく、夜眠れなくなってしまったことがありました。
何か軽いものが読みたいなーと思って取り出してきたのが三谷幸喜のエッセイ。
もう何度も読んでいるのに、何度読んでも声をだして笑ってしまうほどおかしいエピソードが満載!そして、結局3巻とも読破してしまって寝たのは4時(笑)。眠るために読んだはずなのにー!

で、翌日からは奥様のこちらのご本を。
凛々乙女 マダム小林の優雅な生活

これもゲラゲラ笑いながら一気読みしてしまいました。小林聡美さんのはこの2冊しか持ってないので、他のも読んでみたいです!

で、私が読んだ後、数日後れで同じ順番で読んでいた夫。隣でゲラゲラ笑われてかなり不気味だったけど・・・私は人が寝静まった深夜、一人で笑っていて、もっと不気味だったかも!

みなさまも、落ち込んだとき、楽しい気分になりたいときにはオススメです!

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July 05, 2005

"Badger's Parting Gifts"

Badger's Parting Gifts
Badger's Parting Gifts
posted with amazlet at 05.07.04
Susan Varley
Lothrop Lee & Shepard (1984/04/01)
年老いたアナグマは、みんなから頼りにされていて、森の仲間にとってはかけがえのない存在です。でも、彼は自分の人生がもう長くないことを知っています。そして、自分がいなくなったあとみんなが悲しんでしまうことをとても心配しているのです。
そして、とうとうその悲しい日がやってきました。みんなアナグマのことを思い出すと、涙がこぼれてしまいますが、そんな悲しみの中、アナグマがみんなに残してくれた素晴らしいおくりものに気づくのです。目で見たり、触れたりすることはできないけれど、その贈り物とは・・・
-----------------------------
久しぶりに読んだ絵本でした。
大切な人の死に接した森の仲間たちが、どのように乗り越えていくかを優しい絵と文で表現しています。
春を迎えて、アナグマの贈り物に気づいた動物たちの姿がとても心温まり、大人でも、はっと忘れていたことに気づかせてくれるような本です。

先日読んだ
Michael Rosen's Sad Book (Boston Globe-Horn Book Honors (Awards))Michael Rosen's Sad Book (Boston Globe-Horn Book Honors (Awards))
と同じテーマを扱っているけれど、対極にあるような絵本です。
でも、どちらも素晴らしいです。

邦訳はわすれられないおくりもの

わすれられないおくりもの
スーザン・バーレイ 小川 仁央
評論社 (1986/10)

ところで、欧米の絵本って、子供向けであっても、死を扱ったものがとても多いように思います。
もちろん、日本語のものでも、
いつでも会える
のようなご本もあるけれど、やはり宗教的な違いがあるのかな、死の描き方が日本のものよりポジティブに感じます


そんなことを考えていたら思い出しました。
私がショックを受けたとある映画のお話。

以下、映画のネタバレを含みますので、お読みになる方は気をつけてください!

Continue reading ""Badger's Parting Gifts""

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June 29, 2005

"The Tragedy of Y"

tragedyofY1

Hatter家の当主、York Hatterの水死体がニューヨークの港で発見された。
その数ヵ月後、Yorkの妻Emilyの連れ子、Louisaの殺人未遂事件が起こり、ついにEmilyまで殺害されてしまう。
捜査の依頼を受けたDrury LaneがHatterの屋敷を訪れる。
Emily殺害の目撃者は、盲目で、耳が聞こえず、話すこともできないEmilyのみ。Laneは事件を解決できるのか?
--------------------------------

昔昔読んだ「Yの悲劇」ですが、こちらもKinokuniya BookWebで古本を取り寄せて読みました♪

前に読んだ「Xの悲劇」とは違い、犯人は覚えていたのだけれど、物語の展開は詳しく覚えていなかったので、面白く読むことができました!
そして、ラストが衝撃だったぁ!

それにしても、この謎解きが、英語だとしっくりくるけれど、日本語で説明するのがすごく難しいと思うのです。
なのに、日本でもこの作品が上位にくるのは、すごいなぁ!なんて思っちゃいます。
ところで、この武器に使われた○×、私持ってるんですけど、あれで人を殺すのって、常識的に考えて無理でしょ!というところは納得しちゃいます。

裏表紙に、またあらすじが載っているのですが、その書き方が相変わらず古めかしくてステキなので、良かったら拡大してご覧ください★
tragedyofY2

邦訳はコチラです。
Yの悲劇
日本語の翻訳も、数バージョンあるようなのだけれど、一番上に出来てきた創元のものをリンクします♪

読んだけれどアップできてなかった本、これで全部アップできたかな?

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June 24, 2005

"Home Sweet Homicide (Rue Morgue Vintage Mystery)"

Home Sweet Homicide (Rue Morgue Vintage Mystery)
Craig Rice Enid Schantz Tom Schantz
Rue Morgue (2002/09/01)
Carstairs家の隣家で、殺人事件が発生!Dinah、April、Archieの3人兄弟は、推理作家のママのMarianが事件を解決すれば、ママの本の売上が上がるに違いない!と、事件解明に乗り出す。3人それぞれの強みを生かして、警察官もうまくあしらい、3人は少しずつ事件の真相に近づいていく。
---------------------------------
1944年出版のこの本、昔邦訳で読んで、大好きになったのです! コージーものとしてはピカイチ!何とかママを有名にしようという子供たちが、かわいくてかわいくて。戦時中真っ只中だったはずなのに、こんなのどかでかわいらしい本が誕生するなんて、なんだか不思議です。 そして、40年代というノスタルジックな時代背景がまたよいのです。パーティー用のコークを買うために、弟のArchieに借金するシーンなどは、「ビンを返す権利もくれるなら、お金を貸すよ!」(ビンを返すと、お金が戻ってくるのよね)なんて取引をしたりして、本当にかわいい♪

とはいうものの、謎解きは本格的。そして、コージーものにはつきものなんだけれど、主人公の周りの人物が事件に巻き込まれてしまう、というのもちょっと物悲しいところがあります。


この英語版は、絶版の古い本の再販をしているRue Morgue Vintage Mysteryというシリーズのもので、そのため、冒頭に著者や本についての解説があります。

それによると、著者のCraig Rice自身に3人の子供がいたものの、ほとんど子供たちは親に任せきりで、自由奔放に暮らしていたそうなのです。そんな彼女が、3人の子供たちと一緒に暮らした短い期間の間に書かれたのがこの本ということで、なんだか納得しちゃいます。

本当にオススメ!是非読んでみてください♪


邦訳はこちら。
スイート・ホーム殺人事件


あと、英語版は絶版だけれど、これも読んでみたいな。
The Wrong Murder (Library of Crime Classics)
大はずれ殺人事件

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June 23, 2005

"The Man With a Load of Mischief (Richard Jury Novels)"

The Man With a Load of Mischief (Richard Jury Novels)
Martha Grimes
Onyx Books (2003/02/04)

クリスマス間近のイギリスの小さな村。まるで絵葉書のような風景が広がるこの村で、連続事件が発生する。 捜査を任されたRichard Jury警部だが、警部の滞在中にも次々と事件が起こってしまう。 殺された人たちは、なぜこの村に来たのか?犯人は外部のものなのか、それとも、村の人間なのか?
----------------------------------------
お借りして読みました♪けど、お借りしたときにかなり酔っ払っていたので、どうしてお借りすることになったのか覚えておらず・・・だけれど、とっても楽しんで読むことができたので、お借りしてよかったぁ!

イギリスっぽさが満点で、私が好きなテイストの本!なのだけれど、かなり登場人物が多すぎる・・・何もない村で発生した事件だから、村人全員が関係するようなもので、彼らを延々と尋問するシーンで、1/3くらいかかってしまう。この間、ちょっとだれてしまった・・・この村人たちの強烈なキャラクターが、この物語の魅力なのかもしれませんけどね。登場人物一覧が欲しいところです。
けれど、半分を過ぎた辺りからストーリーが一気に発展して、読むほうもかなりスピードアップして一気に読んでしまいました♪

ただ、登場人物が多くて複雑なだけでなく、最後の謎解きに向けていろんな伏線があるんだけれど、伏線も、謎解きも、かなり凝っていて絶対自分では解けない(知識がないので分からない)ものなので、「ふーーーん・・・」という感じになってしまった。私は、「あっ、これって伏線になってたのねー!やられたぁ!」という謎解きの方が好きなのです。そこが残念だったかな。

ところで、これはイギリスを舞台にした作品だけれど、作者はアメリカ人。だからなのか、イギリス人がアメリカを揶揄するような個所も結構あります。
アメリカ人の作者の、イギリスに対する憧れみたいなのが表れてるのかな?

これがシリーズ一作目で、主役のRichard Jury警部と、この物語でも活躍する、変人元貴族のMelrose Plantが今後も出てくるようなので、またシリーズの別の本を読んでみたいな★

邦訳はこちら。
「禍いの荷を負う男」亭の殺人

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June 02, 2005

"A Letter of Mary (Mary Russell Novels)"

A Letter of Mary (Mary Russell Novels (Paperback))
Laurie R. King
Bantam Books (Mm) (1998/02/01)
売り上げランキング: 384,114
通常7~11日以内に発送
おすすめ度の平均: 4
4 比較的読みやすかった

メアリとホームズの夫婦の下に、イスラエルで知り合った女性考古学者が訪れる。彼女は二人に、「マグダラのマリア」が書いたと思われる手紙を託すが、その直後、不慮の死を遂げる。彼女の死に不審を抱いた二人は、捜査を開始する。
------------------------
私の好きな「メアリ・ラッセルシリーズ」の第3作。
うーん、この話、嫌いじゃないけど、ホームズの事件としては比較的小ネタかなぁ?と思ってしまいました。(まあ、ホームズのパスティーシュであって、ホームズモノではないんだけれどね。)
大きなネタがちりばめられているのに、うまく生かせていない、という感じかしら?
それと、この話でもキーワードは「マグダラのマリア」。「ダヴィンチ・コード」でも鍵を握る女性なんだけれど、私のような一般的日本人はあまり知識がなく、このマリアの手紙がどうして人を殺すほどの影響を与えるものなのか、今ひとつピンと来ない。
あと、ホームズとメアリの調査があっちこっちに飛ぶので、なんのために調査してるのか、よく分からないところもありました(英語の理解の問題ではないと思う・・・)。

とはいっても、このシリーズ、雰囲気が大好きで、シリーズが進むにつれ、ホームズとラッセルの絆が深まっていくのがまたステキです(シャーロキアンの方には異論もあろうかと思いますが)。

翻訳でもこれは読んだんだけれど、ほとんど覚えていなかったので、初めて読んだようなものでした。そして、翻訳で読んでるのはここまで。
第4作はまたホームズらしいスケールの大きなお話だとよいな♪


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May 25, 2005

"A Farewell to Yarns (Jane Jeffry Mysteries (Paperback))"

A Farewell to Yarns (Jane Jeffry Mysteries (Paperback))
Jill Churchill
Avon Books (Mm) (1991/12/01)
売り上げランキング: 177,742
通常7~9日以内に発送
おすすめ度の平均: 3.5
3 少女漫画のノリだなぁ…
4 クリスマスシーズンの殺人事件

クリスマスバザーの準備に追われるJaneの元に、10年以上もご無沙汰だった友人、Phyllisが遊びに来ることになった。シカゴ時代、同じアパートに住んでいたのに、今では片や大富豪夫人、Janeは子供3人を抱えて夫に先立たれたシングルマザー。しかも、Phyllisは一人で来た訳ではなく、その「連れ」がいろいろな問題を巻き起こすことに・・・
----------------------------------
なかなか本を読もうと言う気になれなかったので、さくっと読めて、テンポのよいJane Jeffryシリーズを選んで読んでみました。

このシリーズ、シカゴ郊外に住む普通の主婦の生活が垣間見れるところも面白いのだけれど、それだけではなく、Janeの言動などが、自分にも「あー、こういうこと、あるある!」と思えるところがあるのが魅力だと思う。例えば、PhyllisはJaneのことが大好きなのに、JaneはPhyllisのことを良い人だとは思うものの、残念ながらPhyllisには人を夢中にさせるような魅力がなく、Janeにとって「かけがえのない友人」というわけではない。それを、Janeが心苦しくおもうところなど・・・
それをJaneは隣人で親友のShelleyに話す訳なんだけれど、その二人の会話も面白い。

ただね、身近なところで犯罪が起こるために、ときどき切なくなってしまうことも多いのよね。
本格モノが好きな人には馬鹿にされそうなこのシリーズだけれど、やっぱり気楽に読めて、Janeに共感してしまうところがたくさんあるのが、私は大好きなのです♪

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May 02, 2005

"The Tragedy of X"

LET THE UNKNOWN=X!!
A crowded street car! A man is murdered! Everyone saw him die, but no one saw the killer! Many people (even his own partner) had good reason to hate Longstreet. Inspector Thumm's few clues all led up a blind alley. He finally sought the aid of Drury Lane, retired Shakespearean actor, who made a hobby of solving crimes.
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前にもちょっと書いたけれど、エラリー・クイーンがどうしても原書で読みたくなり、でも、原書はほとんど絶版になっていて・・・ なので、Kinokuniya Bookwebの古本注文システムを使って、注文してしまいました。 届いた本がこちら。

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x2


1943年出版のもので、古本の状態としては「Good」になっていたのだけれど、この状態でも古本としてはGOODなのね・・・まあ、読むのには不自由なかったけれど。

表紙に「Now it can be told: Barnaby Ross, the original author of "The Tragedy of X", is really Ellery Queen」なんて書いてあるのがなんともおかしい。
↑のあらすじも、この本の背表紙から取ったんだけれど、なんだか仰々しいし・・・

あと、1943年出版ということは戦時中なので、こんな広告も載ってました。
x3


でこちらの本、昔邦訳を読んでいるはずなのに、きれいサッパリ忘れていたので、まったく新鮮な気持ちで読むことが出来ました。

改めて読んでみて思ったのだけれど、ドルリー・レーンってこんなに変人キャラだったのでしたっけ?私の中ではもっと紳士っぽいイメージがあったのになー。

でも、後半の謎解きは圧巻というしかありません!
「Y」と、エラリー・クイーンシリーズからの一冊を追加で注文してしまいました。

それにしても、もう少し手軽にエラリー・クイーンものが手に入るとよいのだけれどなぁ。
近日中に、ブルーパロットなども見に行く予定だけれど、どなたか良い方法をご存知の方は教えてくださーい!

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April 19, 2005

"The Vanished Man (Lincoln Rhyme Novels)"

The Vanished Man (Lincoln Rhyme Novels (Paperback))
Author:Jeffery Deaver
Publisher:Pocket Books (Mm) (2004/07/10)ISBN:0743437810
amazonおすすめ度の平均: 4.38
4 シリーズ物のマンネリズムもまた楽し!
5 お腹いっぱい
4 シリーズ最高?

NYにある音楽学校で、学生が殺害された。しかも、犯人は警官の目の前でいなくなってしまう。続いて、第2の被害者が。四肢麻痺の科学捜査官ライムは、犯人を突き止めるための捜査を開始するが、神出鬼没な犯人に翻弄されてしまう。マジシャンの卵、カーラの協力を得て、犯人を追い詰めることはできるのか?
------------------------------------
2004年のこのミス2位の作品です。
シリーズものなのですが、私はこの第5作から初めて読みました。とても面白くって、シリーズの前の作品を読んでしまいそうです!

ただ、私が忙しくて、途切れ途切れにちょっとずつ読んだので、いろんなところにちりばめられた細かいヒントや人間関係、出来事を忘れてしまっていたりしたのが残念。また、のろのろ読んだせいか、ちょっと冗長に感じてしまう部分もありました。
読まれる方は是非一気に読んでくださいね!
あと、途中の巻から読んだせいか、レギュラー陣の人間関係が今ひとつ見えなかったのがもう一つ残念だったなー。

ちなみにこのシリーズの第1作、「ボーン・コレクター」は映画化もされているそうなんだけれど、
ボーン・コレクター
主演がデンゼル・ワシントン&アンジェリーナ・ジョリーということで、ちょっとイメージ違うなぁ。二人とも嫌いじゃないんだけれどね。

amazonでは映画の評価はあまりよくないみたいだけれど、さかのぼって原作を読んだら、映画も見てみたいな!

邦訳はこちら。
魔術師 (イリュージョニスト)

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April 08, 2005

"魍魎の匣(講談社ノベルス)"

魍魎の匣
魍魎の匣
posted with amazlet at 05.04.05
Author:京極 夏彦
Publisher:講談社 (1995/01)
4061818120
amazonおすすめ度の平均: 4.53
5 理性と狂気の境界を行くミステリー。面白いです!
5 三重苦を乗り越えて、傑作!
4 とにかく怖かった。

『姑獲鳥の夏』から2ヵ月後、文士・関口は、バラバラ殺人事件に巻き込まれる。一方、刑事・木場は少女の転落事件を追っている。やがて、探偵の榎木津も介入し、無関係だと思っていた2つの事件が、つながっているかのように思えたが・・・京極堂の介入で、事件は大きく動く。

-------------------------------------
なかなかブログ書く時間がなく、だいぶ前に読んだけれど「京極堂」を。

とにかく、怖いしグロいです。でも、乱歩や横溝を髣髴とされるような耽美小説風なタッチが妙に魅力的で、引き込まれてしまいました。
謎解きにしても、「ウブメ」よりもずっと凝っていて面白かったです。
でも、あまりに怖すぎるよ!面白いけれど、あまり他の人にはオススメできない本です。
だけれど、私はさらにシリーズを読み進んでしまうと思います。体力が必要だなー。

あと、「魍魎」についての京極堂の語りは、あまりに長かったので読み飛ばしました(笑)。まだまだ修行が足りない??

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March 18, 2005

"Postmortem (Kay Scarpetta Mysteries (Paperback))"

Postmortem (Kay Scarpetta Mysteries (Paperback))
Author:Patricia Daniels Cornwell
Publisher:Pocket Books (Mm) (1998/04/01)
ISNB:0671023616
amazonおすすめ度の平均: 3.95
4 1992年週刊文春国外ミステリ第1位の作品を読む
4 読まない方が良いかもね。
5 ケイ・スカーペッタ

バージニア・リッチモンドで、残酷な連続殺人事件が発生する。リッチモンドの女性検死官スカーペッタは、被害者の遺体や遺留品から、何とか犯人につながる手がかりを見つけ出そうとする。そんなスカーペッタに、現場の刑事マリーノは何かと対立する。さらに、上司からの偏見やいじめ、検死局での不審な事件などが相次ぎ、スカーペッタは窮地に立たされてしまう。

--------------------------------
「検死官」シリーズの第1作、邦訳ではなんども読んだこの本、今回は原書にチャレンジ!
筋も犯人も大体わかっていたのに、面白くってこれまた一気読み(苦笑)。
今すぐにも続きが読みたくなって、この間もバーゲンで探したけれど、さすがに最近品薄なのか、シリーズの中の最初の方の本は、もうあまり出てなかった。残念。

ストーリー展開などもとても面白い上に、ところどころ出てくるITの話が、結構私にツボな分野なので、その辺りも楽しく読めるので好きなのです。コーンウェル自身が、以前データ・アナリストとして働いていたので、こういうネタが出てくるのでしょうね。

シリーズ前半はとても好きなので邦訳ではだいぶ読んだのですが、残念ながら後半壊れてくるので(ストーリーも、スカーペッタも)、「黒蝿」以降は読んでいません。「黒蝿」以降ならバーゲンにも結構出てるんだけれどねぇ。バーゲンなら安いから、買って読んでみようかな。でも、第1作のような素晴らしい作品に復活する日はくるのでしょうか・・・

私が購入したコチラの版は、amazonでは絶版のようですが、シリーズの裏表紙に載ってるコーンウェルの写真、どれも美人系な写真なのですが、この本のは初期の、売れっ子になる前の写真なのか、そぼーくな感じがして、これまた好感が持てました。どうでもいいのですが(笑)。

<追加>
素朴なコーンウェルの写真。


Kif_0646


邦訳はもちろんこちら。
検屍官

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March 16, 2005

"Angels & Demons"

Angels & Demons
Angels & Demons
posted with amazlet at 05.03.16
Author:Dan Brown
Publisher:Pocket Star (2001/07/01)
ISBN:0671027360
amazonおすすめ度の平均: 4.03
5 超意外な展開!!(☆o☆)
5 大型新人?登場ですね
5 ダ・ヴィンチコードよりよい

ジュネーブにある先端科学研究所で、物理学者が殺害された。その胸にはある秘密結社の烙印が押されており、その結社を研究する、ハーバードのLangdon教授がジュネーブへと呼ばれる。物理学者は壮大な研究をしており、その研究の中核となる危険物質が盗まれたのだ。水素爆弾以上の破壊力を持つ物質は、バチカンへ。Langdonと、殺害された学者の娘、Vittoriaは、物質の奪回のため、バチカンへと向かう。ところが、バチカンを襲っていた出来事は、危険物質だけではなかった・・・

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The Da Vinci Codeの著者、Dan Brownの第2作(これが処女作だと思ってたら、違いました)。Langdonはこの作品で初めて登場します。前から読みたかったのだけれど、きっと近々バーゲンにも出回るだろう!と思い、虎視眈々と狙っていたのです。狙い通り、バーゲンでゲット♪

プロット的には、私は「ダ・ヴィンチ・コード」より好みでした。犯人が事件を起こした理由も、「ダ・ヴィンチ」の方では、日本人の知識とはかけ離れたところにあり、今ひとつ腑に落ちないところがありました。けれど、今回も同じように宗教的な理由が大きくあるのですが、私自身にとってはより納得しやすいものだったように思います。(この理由については後述)。

また、今回私は、物語のキーとなる「反物質」や、バチカンの町並み、スイス衛兵など、いろんな情報をネットで検索しながら読み進めました(前半は。後半は一気読みで、朝の5時まで読んじゃいました!)。なので、いろいろな情景がよりリアルに浮かび上がってきて、より一層物語を楽しめたのだと思います。


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以下、ネタバレはありませんが、物語の内容に一部触れますので、未読の方はお気をつけください。
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Continue reading ""Angels & Demons""

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March 15, 2005

"A Monstrous Regiment of Women"

A Monstrous Regiment of Women
A Monstrous Regiment of Women
posted with amazlet at 05.03.15
Author:Laurie R. King
Publisher:Bantam Books (Mm) (1997/01/01)
ISBN:0553574566
amazonおすすめ度の平均: 4
4 生き続けるシャーロック・ホームズ

メアリ・ラッセルシリーズ第2弾。前作ではホームズとの出会いから、初めて二人で手がけた事件までを追ったが、今回は、メアリが巻き込まれるとある事件一つに焦点が当てられている。

Oxfordで研究生活を続けるメアリ。ある日ロンドンで、学生時代の友人Veronicaに再会する。Veronicaは、とある信仰宗教団体に深く足を踏み入れていたが、神学を専門とするメアリもまた、この団体の教祖に請われ、徐々に団体の奥深くへと入り込み、団体を絡んだ連続不審死事件に巻き込まれることになる・・・

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前にも紹介したメアリ・ラッセルシリーズの第2巻。今回は、宗教がらみということもあり、宗教的な話が多かったので、多少とっつきにくいところもありました。
また、一連の出来事が、確かに事件ではあるのだけれど、謎解きというよりもサスペンスという感じ、さらに、メアリとホームズの関係が変化していく過程においてのメアリの心情などに焦点が当てられて、ちょっと地味な作品に仕上がっているかもしれません。

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さてさて、このシリーズは、もちろんホームズもののパスティーシュではあるのだけれど、どちらかというとホームズが脇役、主役はメアリです。
舞台は、第1作が1915年から1920年ころ、第2作が1921年ということで、聖典の年齢にあわせるとホームズが超おじいさんになってしまうので、「威厳を持たせるため、ドイルとワトソンが、ホームズの年齢を実年齢よりも上にして本を書いた」という設定になっており、このころホームズは60歳ということになっています。
女嫌いで有名なホームズが、こんな若い女の子を弟子にするなんて!と、シャーロッキアンの方は怒るかもしれませんが、このシリーズに描かれているホームズは、生き生きとしていて、でも、聖典に描かれているような頑固でへんくつなところがあって、そして、ワトソンは(第2作では登場しないけど)愛すべき人物として描かれていて、私は大好きなのです♪

読み終わったら、もう一度第1作が読みたくなり、再読してしまいました!
やっぱり第1作はよいわ♪

The Beekeeper's Apprentice

第4巻はバーゲンでゲットして家にあるので、3巻を買って続きを読もうかな!

1巻と2巻の邦訳はこちら。
シャーロック・ホームズの愛弟子 女たちの闇―シャーロック・ホームズの愛弟子

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March 14, 2005

"The Barn at Gun Lake (Tuitel, Johnnie, Gun Lake Gang Adventure Series, Bk. 1.)"

The Barn at Gun Lake (Tuitel, Johnnie, Gun Lake Gang Adventure Series, Bk. 1.)
Author:Sharon Lamson Johnnie Tuitel Eduardo Pilande
Publisher:Cedar Tree Pub (1997/06)
ISBN:0965807509
amazonおすすめ度の平均: 5
5 感動的なヒューマンドラマ+スリリングなミステリー

脳性麻痺で車椅子に乗っているJohnnieは、カリフォルニアから、Gun Lakeへと引っ越してきました。ここは、ミシガン湖へ続く湖の一つ。ここで、近所の子供たちの結成するGangに入団するために、度胸試しの儀式を行うことになります。それは、長年放置された納屋へ入り、そこから何かを持って帰ってくること。Johnnieはそこで、CDのケースを発見します。この納屋は、CDが一般化するずっと前から放置されているはずなのに、なぜ?Gangたちはナゾを解こうと、冒険をはじめるのです・・・

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読みだめていた本をすこしずつアップ。もうだいぶたってしまったので、細かいところは忘れかけていますが(汗)。
児童小説には定番の、子供冒険ミステリーものですが、この物語の特徴は、主人公が車椅子に乗った少年だということ。作者の一人自身が同じような境遇ということで、啓蒙的な要素もあるのかな?
そのためか、登場人物がお行儀がよすぎるのです!プラス、Gangの人数が多いためか、個人個人の書き込みがちょっと足りなくて、メンバーの個性があまり引き立ちません。
でも、シリーズものの第一作って、説明の要素が多すぎて、往々にしてそういうことがあるから、このシリーズもこれから、もっと子供たちが生き生き動き出すのかな、と楽しみにしています。

でも、みんなでキャンプに行くシーンは、アメリカの子供たちにとっては、ちょっと裏庭でキャンプしたり、近所の森でキャンプしたりっていうのは日常茶飯事だけれど、日本の子供たち(元子供たちも含む)にとってはなんだか憧れ~!って感じで、そういう日常の描写はいいなーって思いました♪

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March 07, 2005

"文庫版 姑獲鳥の夏"

文庫版 姑獲鳥の夏
文庫版 姑獲鳥の夏
posted with amazlet at 05.03.07
Author:京極 夏彦
Publisher:講談社 (1998/09)
ISBN:4062638878
おすすめ度の平均: 4.11
4 分厚い・・が読むと面白くって読める
4 ついに読み始めてしまった
5 驚愕の作品

雑司が谷の医院の娘は、もう20ヶ月も身ごもったままで、夫は密室から消え去ったらしい・・・そんな奇怪な噂を京極堂に持ち込んだのは、高校時代からの友人である文士の関口。関口と榎木津は、この調査の依頼を受け、医院へと赴く・・・

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そのあまりの分厚さから、完全に読まず嫌いだった京極堂。分厚いだけではなく、あの独特の雰囲気がきっと合わないだろうなと思っていたのです。でも、文庫でも出ていることを知って、なんとなく買ってみました(きっとそういう気分だったのでしょう!)

で、読み始めたら・・・夜中までかかって一気読みしてしまいました!読み始めたらやめられない、恐ろしい小説です!
なんともおどろおどろしい雰囲気が、乱歩とか横溝正史とかとも共通する感じで、なかなか良かったですし、京極堂の言葉通り、「不思議なこと(不明なこと)が(限りなく)何もない」終わり方でした!(残念ながら、まったくなかったわけではありませんでしたが、思っていたよりもずっと美しい終わり方でした。)
でも、amazonの評価で、「ミステリー」と書いている方がいて、これがミステリーだといわれると、うーーーーん・・・と思ってしまいます~。
あと、前半の京極堂と関口のやりとりがあまりに「???」が多くて、結構読み飛ばしてしまったけれど、最後まで納得するなら、ここを読み飛ばしちゃいけなかったんですね、きっと(でも、かったるかったんですもの!)。

それにしても、これが一番短いかと思うと、今後読む気をなくしてしまいそうですが・・・次の巻(魍魎の匣)を図書館で予約してしまったのでした。本当に恐ろしい本に手をつけてしまったものです。
でも、予約をしたものの、タイトルが読めません!ふりがなをふってくれ~!!

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March 03, 2005

"黄色い部屋の謎―乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10〈2〉"

黄色い部屋の謎―乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10〈2〉
Author:ガストン ルルー Gaston Leroux 長島 良三
Publisher:集英社 (1998/10)
ISBN:4087488306
amazonおすすめ度の平均: 5
5 密室もの最高峰の一つ

森の中にある古い城。その離れの密室で、令嬢が襲撃される事件が起きた。犯人は誰なのか??

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風邪で引きこもっているので、本の進みは早いのだけれど、なかなかこちらにアップできなかったー!ので、たまった既読本を少しずつアップします。

さてさて、エラリー・クイーンを読んでから、我が家にある、未読の古典ミステリーが読みたくなり、読んだのがこれ。「オペラ座の怪人」の作者、ガストン・ルルーによる古典ミステリーです。
集英社の、「乱歩が選ぶ黄金時代ミステリー BEST10」というシリーズに入っているものです。

当時これが出版されたときは、さぞかし衝撃だっただろうなーと思います。物語の中でも、ポーの「モルグ街の殺人」やドイルの「まだらの紐」が出てくるけれど、それよりずっとプロット的には面白いです。
ただ、純粋な密室もの、として読むと、現代の私たちからみると、ちょっと拍子抜けしてしまうかも。密室ものって、読み終わって感動!というような完璧なトリックってなかなかないですよね。(つまり、密室殺人って、それだけ不可能だということかな)。

でも、イギリスやアメリカの作品とは一味も二味も違う、フランスミステリー、存分に楽しむことができました♪なんだか、ルパンものと同じような、なんともいえない雰囲気があるものね(訳者が長島良三さんだからかもしれないけれど!)

この「乱歩が選ぶ」シリーズ、他にも読みたいけれど、アマゾンで見ると絶版が多いようです。
図書館で探してみようかな。

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February 26, 2005

"エジプト十字架の秘密"

エジプト十字架の謎
エジプト十字架の謎
posted with amazlet at 05.02.25
Author:エラリー・クイーン 井上 勇
Publisher:東京創元社 (1959/09)
ISBN:4488104096
amazonおすすめ度の平均: 4.67
5 読んでよかった!
5 すり替え物の原点
4 長すぎるけどまあいいか・・・

小さな町アロヨの小学校長が殺された。首を切られ、T字の看板にはりつけにされて。そして、まったく別の場所で半年後に同様の事件が。Tの字にはどのような意味があるのか?エラリー・クイーンが挑む。

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エラリー・クイーンもの、英語で読みたいのだけれど、なかなか手に入らないので、ずーーっと前に古本で買ったのに読んでいなかったこの本を読みました。
エラリー・クイーンは、ドルリー・レーンものは4冊とも読んだのだけれど、エラリー・クイーンものは初めて。
面白い!面白かったです!スケールの大きさも、登場人物の多さや華やかさもなかなかよい!当時は最先端だったと思うのだけれど、今読むとクラシックでレトロな感じがするのも私好み♪
前に紹介したNancy Drewシリーズなどに共通するような(こちらは少女向けなんだけれど)テイストかな。
ただ、地理関係が今ひとつわからなかったので、地図が載ってたりしたらもっと面白かったかも。

ところで、私が読んだのは、新潮文庫から出てるエジプト十字架の秘密の方。訳も古いので、なおクラシックっぽさが満点です!(古い分、読みにくいといえば読みにくいんだけれど)。でも、やっぱり原書で読んでみたいなーって思ってます。

あと、この中で、旧ユーゴの「モンテネグロ」が登場するのだけれど、この物語の中では、「ユーゴスラビアに統一されて消滅された国」として出てきます。そして、今では復活している。。。時代の流れを感じます。

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February 25, 2005

"The Canary Caper (A to Z Mysteries)"

The Canary Caper (A to Z Mysteries)
Author:Ron Roy John Steven Gurney John Gurney
Publisher:Random House Childrens Books (1998/02/01)
ISBN:0679885935
amazonおすすめ度の平均: 5
5 シリーズで読みたい。

Dink、Josh、Ruth Roseの住む町、Green Lawnに、サーカスがやってきた!ところが、Mrs. Davisのカナリヤがいなくなるという事件が発生、Ruth Roseのネコ、Tigerも行方不明に。ペットたちはどこへ?

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A to Zのシリーズの中で、ブッククラブで借りられなかったのを買っていたのだけれどすっかり忘れていて・・・読んでみました♪
このシリーズ、最初にGreen Lawnの地図が出てきて、地図をみて、事件の現場を確認しながら本を読むと面白いのだけれど、主要な場所は、地図を見なくても大体わかるようになってきた自分が恐ろしい~(笑)。

少年少女向けのミステリーはたくさんある中で、どうしてこれがこんなに面白いのかな?と考えると、主人公のキャラクターが生き生きと描かれていること、ストーリーが現代なこと、そして、発生する事件が、小学生が関与してもおかしくないギリギリのラインにあることかなー、なんて思います。
あ、もちろん、私の個人的な感想ですが・・・

この「C」は、シリーズの中でも(今まで読んだ中では)面白いほうじゃないかなー?

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February 23, 2005

"Stargirl"

Stargirl
Stargirl
posted with amazlet at 05.02.23
Author:Jerry Spinelli
Publisher:Alfred a Knopf (2002/05/14)
ISBN:037582233X
amazonおすすめ度の平均: 4.71
4 憧れです!
5 そのままでいて
5 ☆スターガールになりたい!!☆

Arizonaのハイスクールに編入してきたStargirlは、とっぴな女の子。ユニークな服装、ユニークな行動を、学校のみんなは最初遠巻きにするだけだったが、フットボールの応援に現れたことをきっかけに、学校中の人気者になる。ところが・・・

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ちょっと期待が大きすぎたかな。思っていたほどではなかったというのが正直なところです。
いろいろ事情があって、途中で中断して、もう一度読み始めたりして、一気読みしなかったのも原因の一つかも。
Stargirlのキャラクター、とてもよいのだけれど、「物凄くカッコイイ!魅力的!」と思わせるか、「この子ヘン!」と思わせるか、紙一重(もちろん、それが狙いなのでしょうが)。

以下、ちょっと内容に触れますので、まだ読んでらっしゃらない方は読まないでくださいね!

スターガール
邦訳はコチラです。

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February 21, 2005

"The ABC Murders (THE CHRISTIE COLLECTION)"

The ABC Murders (THE CHRISTIE COLLECTION)
Author:Agatha Christie
Publisher:HarperCollins (1995/05/09)
ISBN:0006167241
amazonおすすめ度の平均: 5
5 ミステリーの女王クリスティ、屈指の傑作!
私の評価:
4.5 何度読んでも面白い!

Poirotの元に、「ABC」と名乗るものから殺人予告が届く。予告どおり、Andoverでは、名前が「A」ではじまる女性が殺され、そして、「B」「C」と次々と事件が起きる。Poirotは真犯人を捕らえることが出来るのだろうか?

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かなーり前に読んでいたけれど、「いつかクリスティも英語で読めるようになりたい」と思い、バーゲンで買っていたもの。
もちろん話は知っていたけれど、改めて読んでもやっぱり面白い。クリスティの時代には、こんな推理小説って衝撃だっただろうなーと思ってしまいました。
英語で読んでも、クリスティの文章って結構男っぽいですね。そこが歯切れ良くてよいのですけれどね。

古典的なミステリーを、これからも読みたいと思います~!
でも、読みたいなぁと思っているクイーンが、ほとんど絶版でなかなか見つからないの。
どなたかクイーンの原書を、リーズナブルな価格で入手できるところ、ご存知ないですか~?

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February 18, 2005

"生首に聞いてみろ"

生首に聞いてみろ
生首に聞いてみろ
posted with amazlet at 05.02.18
Author:法月 綸太郎
Publisher:角川書店 (2004/09)
ISBN:4048734741
amazonおすすめ度の平均: 3.69
5 新本格の真髄
3 2年連続2冠!
3 うーん。。。
私の評価:
4 探偵の方の綸太郎さん、しっかりして!

著名な彫刻家が最後に残した作品は、娘をモデルにしたものだった。その像から、首が切られて持ち去られた。娘を守るために捜査を依頼された法月 綸太郎だが、関わる人々それぞれに不審な点が見られ、やがて・・・

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2005年度版「このミス」1位の作品です。
個々のネタが非常に緻密に練られ、ラストに向かって一気にピースが組み合わさっていくのは非常に見事なのです。でも、それぞれのネタが割と小ネタで、派手さがないのですよね。物語全体には見事だと思いましたが、その辺があまり私好みではなかったのでちょっと減点かな・・・(他にも好みじゃないとこがあるんだけれど、ネタバレになるので伏せときます。)

あと、今まで何冊か読んだ法月 綸太郎ものに共通する気がするんだけれど、この人、探偵としてちょっと頼りないような・・・事件を依頼されているのに、目の前で事件が起きちゃったり、他のネタを追いかけていくうちに、肝心な惨劇を防げなかったり・・・事件が終わった後の推理は良いのだけれど、事件の最中がいささか「迷探偵」っぽいところがありますよね。そこがキャラとしての魅力といえば魅力なのかもしれないけれど、もうちょっとしっかりして欲しいです(笑)。

「このミス」ネタを連続で2冊紹介したけれど、私は「このミス」は読み物としてはとても面白いと思うのだけれど、そのランキング自体には100%信頼しているわけではありません。というのも、やっぱりマニアな方が選んでるので、一般読者の目線とは違うものがあるからです。正直言って、過去に「これがランキングしてるの?」と思ってしまう作品もあったし。(大体、最近の日本の作品って、やたら長すぎませんか?)
でも、「このミス」を読んで、ランクインしている作品を買っちゃうってことは、まんまと戦術にやられちゃってるってことかな~?

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February 16, 2005

"十角館の殺人"

十角館の殺人
十角館の殺人
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Author:綾辻 行人
Publisher:講談社 (1991/09)
ISBN:4061849794
amazonおすすめ度の平均: 4.17
4 マニアな作者から全てのミステリーファンに
4 本格派らしいが
4 「そして誰もいなくなった」は先に読んでおきましょう

半年前、凄惨な殺人事件のあった九州に孤島に、大学の推理小説研究会の面々が集った。殺人を予告するような不吉な札が現れた後に、実際に殺人が行われた。一人、また一人・・・犯人は仲間の中にいるのか?

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2005年度の「このミス」の7位は、綾辻 行人の「暗黒館の殺人」という小説ですが、これを読むには過去の「館」シリーズを読んだ方が良いということで、読んでみました。(すっかりこのミス戦略にはまっている??)

綾辻 行人のデビュー作で、学生時代に執筆された小説です。それにしてもこの「人里はなれた、閉ざされた場所で・・・」というモチーフは(当然といえば当然ですが)本当に多いですね!有栖川 有栖のデビュー作もそうだったような・・・金田一少年にもよくあるし・・・
(でも、携帯電話の普及で、このロケーションは今後あまり使えなくなりますね!)

さて、こちらは、デビュー作らしい粗さはあるものの、トリックが鮮やかで、だまされやすい私は、すっかりだまされてしまいました。この後に読んだ(次にブログに感想書きます)別のミステリーに比べると、犯人が非常に緻密に計画した殺人事件、というストーリーは私好みです。ただ、終わり方が少々尻切れトンボかな?いかにも若い作者が好きそうな終わり方なんだけれどね。

で、肝心の「暗黒館の殺人」は、amazonによるとあんまり評価がよくないんだよねー。どうしようかなぁ。(まあ、そこにたどり着くまでに、まだ読まないといけない「館」シリーズがたくさんあるのだけれど)

最近おどろおどろしいミステリーばかり読んでいて、いくらミステリー好きとは言ってもちょっと疲れてきました。今のが終わったら、ちょっと軽い青春モノでも読もうかなぁ。

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February 15, 2005

"L Is for Lawless"

L Is for Lawless
L Is for Lawless
posted with amazlet at 05.02.15
Author:Sue Grafton
Publisher:Fawcett Books (1996/09/01)
ISBN:0449221490

私立探偵のKinseyは、大家の紹介である事件に関わるようになる。それは、数ヶ月前に死去したJohnny老人の、軍隊経験に関わるナゾ。この老人を軍人墓地に埋葬しようと軍に連絡をとった遺族が、従軍履歴がないと却下されてしまったのだ。突然現れたJohnnyの友人Ray、Johnnyの部屋に誰かが侵入して荒らしていき、何がなんだかわからないKinseyと遺族なのだが・・・

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このシリーズ、"A is for Alibi"、"B is for Burglar"は前にGRで読んで、"Q is for Quarry"はバーゲンで買ってあるけど未読。そしたら、お友達にたくさん譲っていただいたPBの中に、これが入っていたのです!

で、早速ワクワクしながら読んだのですけれど・・・
ストーリー的には面白い。面白いんだけれど、Kinseyの性格が強烈すぎるのです!Kinseyのキャラ(これはこれで味があってよいのです)が私好みではないので、★を減らしました・・・


(以下、ネタバレはありませんが、本の内容に少し触れるので、気になる方は読まないでくださいね。)

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