March 09, 2007
乱鴉の島

休暇を楽しもうと、伊勢湾に浮かぶ島を目指す火村とアリス。
しかし、手違いがあり、誤ってほとんど無人の島に到着してしまう。
その島には、高名な作家を囲み、何人かの人が集まっていた。
火村とアリスの登場に、明らかに戸惑った様子の人々。
そこに、さらに招かれざる客の億万長者が登場する。
そして、事件が。。。
====================================
昨年の「本ミス」1位に選ばれた作品。
結局図書館で借りて読んでしまった。
ミステリーは、
A.犯人は誰か Whodunit
B.動機は何か Whydunit
C.殺害方法は Howdunit
のどれかに基づき謎解きが進むわけです。
今回、とある要素はあらかじめ明らかになっていて、
火村が別の要素の謎解きを行うのですが、
でも、もうひとつの要素はムムム。。。というかんじ。
(どれがどれか、敢えて秘す)
ま、火村の謎解きが非の打ち所がないので、いいのだけれどね。
でも、最後の要素ももう少し練ってあったらさらに面白かったかな。
ずっと有栖川有栖祭りですね(苦笑)。
これ以外もミステリーばっかりアップしてるし。
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March 07, 2007

●収録作品
「ローカル線とシンデレラ」
「仮装パーティーの館」
「崖の教祖」
「毒の晩餐会」
「死ぬ時はひとり」
「割れたガラス窓」
「天馬博士の昇天」
ある日、とある町のバー「えいぷりる」に現れた山伏「地蔵坊」。
彼の話に魅了された常連客は、毎週土曜日、「えいぷりる」に集まり、
地蔵坊が遭遇した不思議な事件に耳を傾ける。
「ローカル線とシンデレラ」は、前に鉄道アンソロジーに収録されていたのを読んだかな。
山奥の館で開催されていた仮装パーティーに迷い込んだ地蔵坊が遭遇する、
ダースベーダーとバットマン(の仮装をした人物)が関わる「仮装パーティーの館」が
面白かったかな。
足を洗った心優しいヤクザが射殺される事件を描いた「死ぬ時はひとり」も、
ちょっと物悲しいテイストが好きかも。(図面がイマイチ理解できなかったけど)
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March 01, 2007
モロッコ水晶の謎

・助教授の身代金
・ABCキラー
・推理合戦
・モロッコ水晶の謎
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短編集。
「ABCキラー」と「モロッコ水晶の謎」が面白い。
(ABCキラーは、以前「ABC殺人事件」をモチーフにしたアンソロジーで読んだことあり)
「モロッコ水晶の謎」は、大富豪の家のお抱え占い師に取材に出かけたアリスが巻き込まれる物語。
これを読んで、火村の謎解きの前に事件の動機が分かった方がいたら。。。ちょっと要注意人物かも(苦笑)
推理合戦は、ショートショート。
「助教授の身代金」、誘拐されるのは火村ではありません!
これはまあまあだけれど、風景の描写が美しかったかな。
==>今冒頭部を再度読み返したら、見事な伏線があったわ。
最初に読んだときは気づかなかった!!
有栖川有栖はだから再読をやめられないのです♪
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February 09, 2007
幻想運河

有栖川 有栖
Amazonで詳しく見るby G-Tools
これって有栖川 有栖??桐野夏生じゃないんだっけ?と思ってしまうような作品。
ミステリー。。。ではない。謎は解決しないから。
普段は、火村のキャラクターや、綿密なトリックに隠れがちな、有栖川 有栖の繊細な描写が堪能できます。
でも、関西弁は健在(笑)。
コアなミステリーマニアにはお勧めできないけど、有栖川 有栖って苦手だったんだよね、という女性にはお勧めできるかも。
でも、あくまでこれは異色作ですので!!
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February 02, 2007
月光ゲーム―Yの悲劇’88
有栖川 有栖

孤島パズル
有栖川 有栖

双頭の悪魔
有栖川 有栖

「このミス」2007年度版で、過去18年間のベスト10が掲載されていた。
その10位にランクインしていたのが、↑の「双頭の悪魔」。
「月光ゲーム」は有栖川さんのデビュー作でもちろん読んだことがあったのですが、実は、アリス&江神シリーズが3巻も出ていたとは、恥ずかしながら知らなかったのです!
んで、もう一度「月光ゲーム」からやり直して3巻読破。
かなりボリュームがあり、読み応えのある「双頭の悪魔」。
読者への挑戦が3つもあるあたり、クイーン好きの有栖川さんという感じ。
しかし!謎が懲りすぎていて、凡人の読者の頭はついていかれないよ。3つ目の謎のころには、1つ目の謎、忘れてるし。。。(悲)。
ボリューム的にも、ロケーション的にも、「孤島パズル」が一番好きかな。でも、モチさんと信長が出てこないのが寂しい。。。
江神シリーズ、5部作の予定だそうです。
4作目はずっと執筆中だそうですが。。。いつになるのかなぁ。
ところで、江神シリーズでも、火村シリーズでも、登場する語り部「有栖川 有栖」。
でもね、「双頭の悪魔」でちょっと出てきたけれど、この2人のアリスってどうやら同一人物ではないらしい!!
気になる~~~~!!
あとさ、どちらの作品でも、作中のアリスの名前は本名ということになっていたけれど!作者の有栖川 有栖さんの名前は本名じゃないそうなの!!(そりゃ当たり前だって!?)
それにしても、有栖川 有栖作品は、本格なのにとっつきやすいのはなぜだろう??って思うと、やっぱり関西弁だからかな。
結構つらい話も多いのだけれど、後味が悪くないのは、関西弁の語りと、アリスの人柄なのだと思う~。。。
ところで、「本格ミステリベスト10」の1位も有栖川作品。
乱鴉の島
有栖川 有栖

早く文庫で出ないかな~!!
「このミス」と「本ミス」はこちら♪
このミステリーがすごい!2007年版

本格ミステリ・ベスト10〈2007〉
探偵小説研究会

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January 10, 2007
カディスの赤い星〈上〉
逢坂 剛

カディスの赤い星〈下〉
逢坂 剛

☆★↑画像をクリックするとamazonにジャンプ!できます↑★☆
昨年突然「逢坂 剛」祭りが開催され、何作も購入した割には、買っただけで満足してしまいそのまま放置してたんだけれど。。。
2ヶ月くらい寝かした後、読みました。
これ読むのひっさびさだったんだけれど、ほとんどストーリーを忘れていたにも関わらず、残念ながら昔読んだときほどわっくわくしなかった。。。
多分、あまり物語に没頭できない気分(いろいろとバタバタしていた中に読んだので)も影響していると思われ。。。
あぁ、久しぶりに好きな小説を読むのだから、体勢を万全に整えればよかったっ!
それでもね、スペインと日本をめぐる、華やかな展開に、やっぱりドキドキしながら読んでしまいました。
スペインって、なぜこんなに郷愁を誘う国なのでしょうか。。。
スペイン灼熱の午後
逢坂 剛

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こちらは初めて読みました。
ネタ自体は壮大だけれど、やっぱり「カディス」の方が傑作。
でも、こちらの主人公の方が、どんくさい分人間味を感じます。
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November 07, 2006
ブロックルハースト・グローブの謎の屋敷―メニム一家の物語
シルヴィア ウォー Sylvia Waugh こだま ともこ
ブロックルハースト・グローブ5番地に住むメニム一家は、3世代が暮らす大家族。
しかし、彼らは近所の人にすら、ほとんど姿を見せたことがありません。
だって、メニム家の人々は・・・

図書館に探し物に行ったとき、ふと目に留まったこの本。
そういえば、誰かがこの本について話してたなぁ、と思い出し、借りてみたのです。
むむ!前半は説明が多くて若干冗長ですが、結構ツボな話ですよ!
続きがとっても気になる~!!
しかし、2巻以降は原書も絶版なのです。
図書館で訳本を借りるかな・・・
1巻のみ日本語版は絶版ですが、原書はまだ入手可能。
The Mennyms
Sylvia Waugh

ところで、↑の「メニム家の人々は・・・」というメニム家の正体は
大前提で話が進むので、それすら知りたくないという方は、
amazonもご覧にならないほうがよいと思います!
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October 20, 2006
CD BOOK 中級からの英文法

私がとてもお世話になった先生が、英文法の書籍を出版されました!
今日買って来たばかりなので、まだ詳しく見てはいないのですが・・・ぱらぱらとめくったところ、かなりボリューミーです。
構成として、説明=>練習問題=>解説・・・となっているので、練習問題をすべて解くだけでも結構大変かも。内容も決してやさしくはありません。
タイトル通り、中級、そして、それ以上の人でも、かなり手ごたえがある本だと思います。
タドキストさんだと、PBに手が届くくらいのレベル以上対象かな?
それより下のレベルの方だと「英作文しなさい」という練習問題に「ひぇぇぇぇ~!」となってしまう恐れも(笑)。<=あっ、これって私のことか!
私は、文法書は、ほとんど「Grammar in Use」しかやったことがないのですが、

「Intermediate」でも物足りないと思ってしまう場合もあるので(逆に、「Basic」でも「へぇぇ~」と思うこともあったりして)、「中級からの英文法」も併用してパワーアップできそうです!
って、継続して勉強できれば、パワーアップもできるんだろうけどねぇ。
この本、どなたか一緒にチャレンジしてくださるかた、いませんかぁぁぁぁ??
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July 14, 2006

10年ほど前に起きた、実際の殺人事件をモチーフにした作品。
現実の事件の方は、当時かなりセンセーショナルに報道されたので、記憶してらっしゃる方も多いのでは・・・?
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主人公の「わたし」には絶世の美女の妹がいる。そんな妹から離れるために、「わたし」はQ女子高へと進学する。大学までのエスカレーター式であるQ女子高は、歴然とした階級社会。財力があり華やかな初等部からの生徒がもっとも偉く、優秀な中等部からの生徒がそれに続く。高校からの生徒はダサく、ガリ勉で「外部生」と呼ばれ、下から進学してきた「内部生」との差は歴然としており、ふたつのグループの間には大きな壁がある。
「わたし」と同じ外部生の和恵は、なんとか見下されない存在になろうと、内部生をまねてもがき苦しむ。しかし、自慢の成績の方も、中等部出身のミツルには敵わない。
そんなある日、妹のユリコが中等部へと編入してくる。
そして20年後、ユリコと和恵は娼婦となり、殺害される・・・
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↓で書いた、「読みたかった桐野夏生の本」っていうのがコレです。
この本では、殺人事件の出発点が、3人の高校時代にさかのぼるとして、高校時代の話がかなり丁寧に描かれており、全体の1/3くらいを占めます。
この高校時代の話は、個人的にいろいろと思うことがあり・・・
共感する点もあり、高校時代を懐かしく思う点もあり、そして、、「それは絶対違うでしょ!」と思う点も。かなり感情移入して読んでしまいました。
物語の方は、その後なぜ和恵が娼婦となったかについてが、和恵の手記の形で綴られていく。
ここからが、本当にすごい。容赦ない。和恵の心が壊れている過程が、本当にすさまじい。怖い。
amazonの書評などに書いてる人多いけれど、読後感サイアク(私は↑の理由により、複雑な気分だし)。なのに、読んでしばらく、この小説の世界に支配されてしまう・・・とにかく、メチャメチャ疲れた(<=仕事の締め切り迫ってるのに、ついつい読んじゃったし)。
↓のミロシリーズもそうだけれど、桐野夏生、本当に恐ろしい引力を持つ作家だ。最近立て続けにこの人の本を読んだので、しばらく辞めよう。なんだか、頭がおかしくなりそう・・・
実際の事件をモチーフにした小説って、イヤだな。怖いな。
ある部分は事実に即して書いていて、ある部分は全くフィクションで、ある部分は事実を誇張して書いている。読み手は、どこまでが真実で、どこからがフィクションなのか、分からなくなる。
もちろん、全部をフィクションだと思えればいいんだけれどねぇ。。。
とにかく衝撃的な本だったので、支離滅裂な感想で失礼。。。
それにしても、なぜこれが「このミス」にランクインするのか、やっぱり不思議。明らかに「ミステリー」じゃないし・・・
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July 11, 2006



しばらくブログアップしない間に、何をしていたかと言うと、「桐野夏生」祭りを開催していました(苦笑)。
本当は彼女の別の本を読みたくて買ったんだけれど、この「村野ミロ」シリーズにはまっちゃって、こちらを先に読了。
女流探偵村野ミロシリーズ、
「顔に降りかかる雨」=>「天使に見捨てられた夜」=>「ダーク」の3部作に、
ミロが登場する短編集「ローズガーデン」、外伝のようなミロの父親村善の若き日の話「水の眠り 灰の夢」。
「女性が書く、女性のためのハードボイルド」だそうだけれど、同様の女性作家のハードボイルドものの、キンジー・ミルホーンシリーズと同じくらい、探偵の村野ミロがひどい(笑)。
初登場の「顔に降りかかる雨」では、ミロは致し方なく探偵のようなことをはじめる。真ん中の「天使に見捨てられた夜」はイマイチ。そして、最終巻の「ダーク」は恐ろしい。「女流探偵」なんだけれど、どの巻でもミロは探偵じゃない。わがままで、とっぴで、かなり変わっているただの女性。
そして、「顔~」と「天使~」で作り上げた村野ミロワールドは、「ダーク」において、作者自身の手によって見事に壊される。お金や愛に絡み、ミロをはじめ、ミロの周りの人々は豹変する。こういう人間の恐ろしさを描くのって、この人本当に上手だな、と思う。本当に、恐ろしすぎるほど、怖い。
あまりに恐ろしすぎるので、この「ミロ」シリーズはあんまり人にオススメできない。
でも、もし読まれるのであれば、
「顔~」=>「天使~」=>「ローズガーデン」=>「ダーク」の順番で読むのがオススメ。「ダーク」の前に「ローズガーデン」を読むと、ミロがよりよく理解できるかも?(または、ますます理解できないかも・・・)
が、「水の眠り 灰の夢」は私結構好き。昭和三十年代の話。しかも、舞台は、今私が住む場所のすぐ近く。今とは全く違う風景が描かれ、ノスタルジック。日本も成長期で、村善も青春真っ只中。東京オリンピックを目前にして、古い町並みが壊され、変わっていく日本と、ある事件に巻き込まれたために、やはり変わっていく村善の対比がとても良い。
私はこれで村善が好きになってしまったので、「ローズガーデン」と「ダーク」の村善を読むのがちょっとつらかったのです。
って、読んでない人には全く分からない感想ばかりでスイマセン。。。
7/13まで、ココログメンテナンスのため、コメント、トラックバック共に不可となります。
メンテ終了後にまたよろしくお願いします♪
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June 22, 2006

終わっちゃったけれど、テレ朝でやっていた<富豪刑事の原作。
ドラマ版では富豪刑事を深田恭子が演じていたのだけれど、ものすごいお嬢様でとんちんかん。捜査会議中に「あの~、ちょっとよろしいでしょうかぁ?」と挙手をし、度肝を抜くような案を提示するのがお得意。
原作での設定は実は男性。裏表紙には「キャディラックを乗り回し、ハバナ産の葉巻をくゆらし・・・」なんて書いてあるから、キザ男なのかと思ってたけれど、実際は深キョンの富豪刑事と同じとんちんかんキャラで、かなりおかしかった!
古い作品なので、時代設定などが古いところはあるけれど、前回の「富豪刑事」の中のエピソードのいくつかは、この原作にかなり忠実だった。(むしろ、とんちんかんぶりがビジュアルで見られるので、ドラマのほうがよくできていたくらい!)
奇想天外なお話でくすっと笑いたいときにはオススメ。真面目には読まないでね♪
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June 21, 2006

有栖川有栖は結構凝っている割には気楽に読めるので、疲れているときに読むことが多い。が、ブログにあんまり登場する機会がないのは、質のばらつきが多く、最近読んだのがはずればっかりだったからである(有栖川さん、ごめん!)。
久々に「スイス時計の謎」は面白かった。ただし、この短編集の中の「スイス時計の謎」だけだけどね・・・。ものすごく論理的な火村の謎解き。火村自身も、あまりにきれいに証明されてしまったので、何度も確認してしまったほどである(苦笑)。QED、といいたくなる素晴らしさ!こういう論理的な証明、大好きです♪
この前に読んだ「マレー鉄道の謎」

は長編だけれど、殺しの動機はさておき、トリックはまあまあかしら?
この本の舞台は「ジム・トンプソン失踪事件」が起きたマレーシアのキャメロン・ハイランドなのだけれど、この本を読んで初めて知った赤っ恥だけど、失踪事件の「ジム・トンプソン」と、タイのシルク王の「ジム・トンプソン」って同じ人のことだったのね・・・私勝手にシルク王のジム・トンプソンはまだ存命してると思い込んでたので、別の「ジム・トンプソン」という有名人がアジアにいるもんだと思ってたよ(恥)。だって~、シルク王の方がまさか諜報機関にいた人だとは!思わなかったし・・・恥恥。
そういう知識を得ただけでも、この本は読んだ甲斐があった???
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June 14, 2006

高校3年生の孝史は、予備校受験のために上京した2/26未明、宿泊先のホテルの火事に遭う。間一髪男に救われたが、男と孝史が到着したのは、2.26事件直前の昭和十一年の東京だった。
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宮部みゆきは大好きだけれど、歴史モノと超常現象モノにはいままで手を出さずにいたのです。なのに、なぜいまさら「蒲生邸事件」?
というのも、最近読んだ宮部さんの文中にこの本が登場し、ご本人が気に入っているらしい雰囲気が伺えたから。そして、この前に読んだ「秘密」が私的には若干不発だったので、マイルドな超常現象モノで面白いものを読みたかったのです。
で、これは面白かった!
時間旅行をする、という点ではSF、殺人事件が発生する、という点ではミステリーかもしれないけれど、私は孝史と、その周りの人物像がとっても好きです。もともと、宮部みゆきの描く人物像、とくに少年が大好きなのですから、当然かも。ほろ苦いけれど未来につながるような独特な終わり方も大好きなのです。
宮部作品、重いものであれば好きなのは

などだけれど、ほんわかした話が結構好き。一番好きなのはこれかな?

宮部作品は、私のよく出没する地域が舞台になっていることが多いのも、好きな理由のひとつなのです♪
ところで、実は~、この本もオットが「イマイチ好きじゃない」と言ってたから今まで読まなかったのよ~。ホント好みって難しい!
私が「蒲生邸面白かった」と言ったら、「そう・・・」って言ってたしなぁ。
というわけで、これからも極力先入観なく、いろいろな本を読みたいです。
最近和書な気分なので、和書のオススメがあれば是非教えてください♪
#2006年和書22冊目
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June 13, 2006

平介の妻直子と娘の藻奈美はバス事故に遭い、妻は死亡、娘は意識不明となってしまう。ようやく意識を取り戻した藻奈美だが、娘の体に宿っていたのは妻の意識だった。
娘の姿をした妻との、奇妙は生活が始まる。
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オット一押しの一冊。一気読みしたくなると思ったので、満を持して旅先で読みました。
が・・・人の好みとは不思議なもので、私は「容疑者Xの献身」の方がはるかに面白かったです。
もちろん、さすが東野圭吾、「秘密」も十分面白いし、後から思い出すとうるっときてしまうところもあります。でも、この話は男の人の方が好きじゃないかなぁなんて思います。それに、98年度ベストミステリー&このミス9位だそうだけれど・・・ミステリー?かな?これは?
オットとは結構本の好みが似てるのだけれど、やっぱり、人に本を薦めるのって難しいわ、と思ってしまいました。
#2006年和書21冊目
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June 12, 2006

旅先のホテルのライブラリーで見つけて、のんびりと読んでみました。
実は私、向田邦子さんのご本が大好きで、彼女の本の中に登場するお料理とか、結構自分で作ってみたりしてたのです。
お料理上手な向田さんだけれど、お忙しい方だったから、簡単にぱぱっとできるお料理が載っていて、ぶきっちょな私にもひょいひょい作れるものがたくさんあったから。
そんなわけで、料理本も前からほしいなーと思いつつ買う機会がなかったので、今回じっくり読むことができて大満足!
料理・掃除などなど、主婦としての才能が皆無でホントに悲しくなっちゃう私だけれど、こういう本でがんばって勉強して、向田さんにあやかってみようかしら!?
あー、こんなこと書いてたら、向田さんのご本をまた読みたくなりました♪
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June 01, 2006

樹原は殺人の罪で死刑が確定した死刑囚。死刑執行を待つばかりの身だが、実は彼には犯行当時の記憶がない。樹原を救うため、南郷と三上は調査を開始する。
樹原は無実なのか、それとも・・・
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「宮部みゆき氏絶賛!」の帯に惹かれて(笑)、ずいぶん前に購入した本が出てきたので、読んでみました。
乱歩賞受賞作で、今までなかったほど早く、満場一致で受賞が決まったというこの本。2001年このミス8位(この年、1位はダントツに宮部の『模倣犯』)にも選ばれています。
以下、ネタバレはないけれど、内容に関する感想を含みますので、気になる方はごらんにならないでくださいね。
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May 24, 2006

F県警捜査一課の直面する事件。ひとつの事件ごとに、それぞれのメンバーにスポットを当てる短編集。
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「ルパンの消息」「半落ち」に続き、3作目の横山作品だけれど、これが一番良かった!帯の「これが、横山秀夫の最高傑作だ!」に今回はうなずける・・・(3作しか読んでないから、最高傑作かどうか分からないけれど)。
事件に関わる人一人ひとりにスポットを当てるのが、この人のやり方なんだとようやくわかったけれど、前2作に比べ、登場人物の描写がより細かくなったように思う。「あとがき」を見ると、かなり加筆をしているようなので、それが功を奏したのだと思います。
表題になっている「第三の時効」、人間の怖さを感じるような作品だけれど、見事。他も、どれも読み応えがあります。(ただし、かなり骨太なので男性向きかも?)
続編が現在連載中だそうなので、本になる日が楽しみです!
#2006年和書19冊目
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May 23, 2006


刑事草薙、天才物理学者湯川助教授が挑む、奇怪な事件。
「探偵ガリレオ」と「予知夢」は短編集。「容疑者Xの献身」は、直木賞受賞、このミス1位などの話題作です。
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オットが東野圭吾にはまっている。で、次から次へと買ってくるので、一緒になって読みました。
オットは「容疑者X」=>「ガリレオ」=>「予知夢」の順番で読んでましたが、私は出版順に、容疑者Xを最後に。
「ガリレオ」も「予知夢」も面白いけど、「容疑者X」が圧巻。確かに、ミステリーという枠だけではくくれない。プロットも謎解きも見事な上に、ベースとなるストーリーも秀逸。ホームズ&ワトソンタイプの組み合わせは推理小説に良くあるけれど、このシリーズではホームズもワトソンも人間くさい。それがまた素晴らしいのです。
「容疑者X」だけでも十分面白いですが、「ガリレオ」「予知夢」を読んで、草薙&湯川の人物をより知ってから「容疑者X」を読んだ方がより楽しめるかな。
それと、「容疑者X」の舞台となる町は、私が数年前に住んでいた町。今でもたまに犬の散歩がてらぶらぶらしたりするので、文字で書いてる風景が実像として頭に浮かんでくる。そんなところもこの本に惹かれた理由だと思う。
あとね、
実は「容疑者X」と同じ数学をかつて勉強していた私。
(きゃっ!恥ずかしいので小文字でっ!)
もちろん私は超落ちこぼれだから、容疑者Xと比べるべくもありませんが、数学者独特の論理思考や、定理に没頭してたら朝になっちゃったって、ちょっとだけ理解できる気が。ちょっとだけですけどね・・・
でもね、オットはこの後読んだ別の東野圭吾作品を絶賛していたよ。私も読まなきゃっ!
#2006年和書16,17,18冊目
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May 22, 2006

トラバしてくださった方のブログに紹介されていて、その後本屋さんで見かけたので購入♪
ちょうど洋裁教室だったので、この本を参考に作ることに!PBサイズ用のかわいいブックカバーってあんまりないものね。
とはいえ、手元にある生地を適当に使ったので、この本に登場するような素敵なブックカバーは作れていません(汗)。でも、ポケットの作り方など参考に作りました。

右側はブックカバー、左にあるのは、同じ生地でお友達に作ったポーチです。ポーチはまだ未完成ですが・・・

ベルトにはレースを使って、同じレースをしおりにも。表地は生成りの赤耳のリネン、裏地はさわやかなチェックのリネンを使っています。
1cmくらい大きくなっちゃったけど、とってもかわいくできて気に入っています♪
赤耳のアクセントだけだとちょっとさびしいから、アップリケでも買ってきて貼ろうかな~。
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May 02, 2006

浪人伊右衛門は、縁あって民谷岩と結婚し、民谷家の婿養子となり家督を継ぐ。しかし、その生活に暗雲をもたらす出来事が続く。
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タイトルから十分想像がつくけれど、「四谷に住む伊右衛門さんとお岩さん」の物語。
もしこれが・・・「麻布に住むタローさんとハナコさん」の物語だったら・・・★5つなくらい面白かったけれど・・・
お岩さんと聞いて勘三郎の姿が浮かんでしまう私にとっては受け入れがたい物語だったよ・・・
あとがきには、鶴屋南北の「東海道四谷怪談」の元となった奇譚集の人物設定を元に、「四谷怪談」の登場人物を組み入れ、京極夏彦なりの物語を編み出した、四谷怪談のパスティーシュ、というようなことが書いてある。
えっ、こういうの、パスティーシュというの???
amazonのレビューはおおむね星が高く、「京極の描く四谷怪談の世界」などというコメントが多いけれど、声を大にして言いたい。
これ、四谷怪談じゃありませんからっ!
私も、四谷怪談の話を知らなければ、そして、勘三郎の四谷怪談を見た直後でなければ、きっともっと面白かっただろうな。
ただ、この本には、四谷怪談の登場人物がほぼ全員登場する。が、四谷怪談と同じなのは名前だけ。人物設定も、人間関係も、性格も、四谷怪談とはもうぜんっぜん違う。
さらに、隠亡掘とか、戸板返し、といった、四谷怪談のハイライトシーンも、四谷怪談の話の流れとは全く関係ないところに組み込まれている。
こんなかんじで、登場人物の名前とエッセンスだけを取り出して、全く関係ない話を作り上げる、京極夏彦のストーリーテラーとしての才能はさすが。
↑褒めてるんだかなんだかわかんないけど、褒めてますよっ!
ま、裏を返せば、江戸の噂話みたいな話から、「東海道四谷怪談」という素晴らしい作品を生み出した鶴屋南北の方が、すごいといえばすごいけど。
と辛口コメントになっちゃったけれど、文章は美しく、「京極堂シリーズ」と比べると簡潔で分かりやすいし、読んでよかった。ただ、「四谷怪談のパスティーシュ」としては受け入れられないだけで(苦笑)。なので、四谷怪談が好きな人には勧められないけれど、四谷怪談を知らない人にはお勧めできると思います♪
私は途中で「これは四谷怪談じゃない!」と割り切り、「四谷怪談と違うところ探し」をしながら楽しんで読んだけれど、めったに本を投げないオットが珍しく「つらい」と途中で辞めていたけどね・・・
#2006年和書15冊目
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April 27, 2006

大分前に本屋で何気なく買ったんだけれど、そのときはすっごくつまんなくて、途中で読むのを辞めてしまった。(<=マンガでこれは珍しい)
で、部屋の片づけをしてたら出てきたんで、もう一度読んでみたら面白くって、慌てて2巻も買いに行っちゃいましたよ。
そのときの気分で、本の感想も左右されるんだなと改めて実感。
前回読んだときは・・・話が出版社で全然分からない世界っていうのもあったけど、そのときは仕事に迷いが生じるほどハードに働いていたわけじゃなかったから、なんとも思わなかったのかな。(あっ、別に今もハードに働いてるわけじゃないけど)
今読むと、結構心にガツンとくる。特に、2巻のあるストーリーにわが身を重ね合わせてしまったよ。
仕事してる女性なら、多分誰が読んでも、自分の状況に当てはまるストーリーがあるんじゃないかと思う。
けど、男の人に受けるのだろうか?ちょっと疑問。
そして、松方(主人公)若いからねぇ、20代ならそりゃできるよ!と思ってしまったりもして。
全く雰囲気違うけれど、同じく出版社で働く女性を描いた、コチラのマンガも好き★
こちらの主人公は30代よ♪

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April 26, 2006

#amazonのレビューで、かなりネタバレコメントをされている方がいるので、amazonを参照される方は気をつけてくださいね!
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遺伝子学者のトムは、遺伝子を読み取る画期的な機械を開発したが、そのことにより、娘のホリーがやがて脳腫瘍に侵される運命であることを知る。娘を助けるため、トムは思わぬ方法を思いつく。
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だーいぶ昔に読んだ本を、本棚から発掘してきて再読しました。
「ダ・ヴィンチ・コード」が流行ってるから、なんとなく「キリストもの」が読みたいのかな。
遺伝子関連は弱いので、この話の内容が、技術的にいずれ実現可能なことなのかは良く分からない。1998年に出版されたもので、2002年を舞台にしているのだけれど、2006年の現在でも、まだ人間の遺伝子情報は完全には解明されていないしね。
でも、分からないなりにも面白く読めたし、無神論者のトムと、そのパートナーで、敬虔なクリスチャンのジャスミンとの、トムのプロジェクトに対する考え方の違いが興味深かった。キリスト教の文化や考えを下敷きにした欧米との違いって、こういう感じなのかも、と思いました。
ダ・ヴィンチ・コードは翻訳で読んだので、映画公開前にもう一度原書で読もうかな(もう間に合わないかも・・・)
#2006年和書14冊目
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April 19, 2006

目次など詳細はコチラ。
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最近某所で話題のこの本、この間チラッとは見せてもらったのですが、ちゃんと読んでみました。
とはいえ、買ってません(爆)。よく行く本屋さんに、未購入の本でも読めるカフェがあるので・・・そこで読んじゃいました。関係者のみなさま、ごめんなさい~!
だって、「いよいよ本格的なPB」で紹介されてる本は、ほとんど手をつけてる著者だし、コージーも半分は(読んでないまでも)買ってるシリーズだし・・・
レベル6以下は読んでない本もたくさんあったので、これを参考にamazonでゲットして読もうかと思います♪
読んだらまた紹介しまーす!
が、レベル6以下は、誰にでも勧められるわけではない・・・むしろ、ミステリー好きな人にはお勧めできないかも!
私は、「金田一少年」でもOKな、似非ミステリーファンなので、子供向けのミステリーでも楽しく読めちゃうのですが、子供向けはシンプルな分、筋も簡単、謎解きも簡単。
子供向けと割り切って読むか、童心に返って読むか、どちらかの読み方ができる人でないと厳しいかも。
(実際、私の好きなA to Z Mysteriesは、

オットはつまらなくて全然読めないらしい。)
新しいNancy Drewのシリーズ、買おうかどうしようか迷い中。

amazon.comのレビューを読むと、前のシリーズとは大分雰囲気が違うみたいだし・・・どうしようかなぁ。
どうせ買うなら古いNancy Drewのスターターセットとあわせて買って比べてみようかしら?

6冊入ってるし・・・
しかし、Nancy Drew好きだけれど、今読むと古臭さはぬぐいきれない・・・
うーん、どうしようかなぁ。
大体、「買わない」といいつつ、「ミステリではじめる英語100万語」も結局買ってしまいそうだ・・・
#2006年和書13冊目
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April 17, 2006

元警察官の梶は、妻を殺したと自首してきた。
妻殺しは疑いようがないが、妻殺害から自首までの空白の二日間、梶は何をしていたのか。
--------------------------
予告していた半落ち、図書館で借りて読みました。
見てないけれど、映画化されたときの梶役は寺尾聡。読んでる最中も、寺尾聡の顔が浮かびまくって困りました。
実は、ある出来事(後述)から、私は話の大筋は既に知っていました。
各章が、梶をめぐる複数の立場の人間の語りみたいになってるんだけれど、前半の人々は丁寧に描かれているものの、後半の人々がちょっとずさん。もっと人数を減らして、一人ひとりを深く描写しても良かったんじゃないかと思いました。
でも、「ルパンの消息」もそうだったんで、この淡々としたところがこの人の持ち味なのかも。他の作品を読んでないので分かりませんが。
ただ、梶の描写と、前半に出てくる人々は見事です。「半落ち」状態の梶がもどかしくて、もどかしくて。ものすごく熱を入れて読んでしまいました。
で、前述の、なんで話の大筋を知っちゃったかってことなんですけれど、
以下、ネタバレはありませんが、内容にちょっと触れますので、気にされる方は見ないでくださいね!
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April 04, 2006

昼間の公園でのんびりとグラスを傾けるアル中のバーテンダー、島村。しかし、その公園で爆弾テロが発生し、過去を隠し生きてきた島村は再び追われる身になる。
インテリヤクザや、昔の恋人の娘も登場し、島村の周囲はあわただしくなる。
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乱歩賞、直木賞ダブル受賞というこの作品だけれど、今まで全く知らない作者でした。
なんとなく本屋さんで見かけて購入したのですが、ぐいぐい引き込まれてイッキヨミしてしまいました。
ハードボイルドで、でも、切ない・・・私の好きなテイストです。
学生運動の影をいまだに引きずっている関係者たち・・・著者自身も、学生運動の真っ只中に、東京大学の学生であったとのことで、この臨場感が出せるのか、と納得しました。
すっかり魅了されて、図書館でこちらの本を借りてきました。

この中の一編、「銀の塩」は、「テロリストのパラソル」以前の島村の事件です。
私は「紅の樹」に涙しました。。。
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April 03, 2006

警視庁にもたらされた、一本のタレ込み情報。15年前、女教師が学校の屋上から身を投げ自殺した事件は、実は、殺人事件だった。そして、それには、当時高3だった3人の生徒の「ルパン作戦」が関わっている。今日が時効成立。それまでに、事件を解決することができるのか。
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「横山秀夫」という作家を知ったのは、「半落ち」という作品が話題になったころ。
しかし・・・当時ベストセラーだった「半落ち」は、なかなか文庫化されなかったので、いまだ未読。
この「ルパンの消息」は、著者のデビュー作、というか、デビュー前に「サントリーミステリー大賞」で佳作を受賞したものの、出版されなかったといういわく付の作品。
本屋さんで見かけてタイトルが気になって(ほら、ルパン好きだから・・・)、読んでみたのです。
実は、最初の1/3くらいを読むまで、全く身が入らず、なかなか進みませんでした。
というのも、登場人物がとても多い割には、人物描写があまり細かくないため、キャラが際立っていなくて、なんだかいまひとつ引き込まれないものだから、たまに本を開くと、まだ誰が誰だかわからなくなり・・・という悪循環だったのです。
それが、1/3を過ぎたくらいから、引き込まれてしまい、夢中になって読んでしまいました。
作品の出来もよいと思うし、後半の展開も見事。ただ、やはりコンテスト応募作だなという感じはぬぐえませんでした。
前述のように、キャラの書き込みがいまひとつ淡々としすぎていることと、これでもか!というほど要素を詰め込んでいること。もう少し、要素を減らして(登場人物も減らして)、キャラの書き込みをしたほうが、すっきりしたんじゃないかな、と思います。
とはいえ、そんな未熟さも、作品のノスタルジックとも言える雰囲気にあっていて、なかなか良かったです。かなりインパクトのある本だといえると思います。
この作品、著者のほかの作品とはかなりテイストが違うようなので、是非他の作品も読んでいたいです。特に「半落ち」。
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April 02, 2006
引き続き読書能力が激しく低下してきた。多分ストレスが原因だけれど、かなり重症な活字中毒のため、読めないことがまたストレスになってしまい悪循環なので、軽く読めそうな&面白そうな和書を適当に買ってきてランドク。

有栖川有栖は軽く読めるので好きだけれど、「ペルシャ猫」の方は軽すぎだよ!っていうか、これはあくまでも、火村&アリスコンビに親しんでいる読者にとっての「番外編」として読んだ方がよいかも。森下刑事が主役だったりもするので、初めて読む火村&アリスコンビの作品としてはお奨めできません。
「ダリ」の方は、私が読んだのは文庫版だけれど、まあまあかな。トリック自体は面白いけど、ここまで長い必要性は・・・
ま、「軽く読む」ための本ですからね。よい気晴らしになったし、読書スピードが上がるきっかけにもなったので、感謝です。

これはかなりくだらない・・・が、B級作品としては一流(<=意味がヘンだけれど)!
世界の七不思議の謎を、あっと驚く痛快な手法で謎解きしています。
最初に、「この作品がノンフィクションであるという保証はどこにもありません」と書いてあるのだけれど、というよりも、「この作品の謎解きが間違っているという保証」がない!と思っちゃうくらい、目からウロコの謎解きです(もちろん、ちゃんと考古学的・史実的にみればおかしいところはあるんだろうけれど)。
私は大好きですが、B級好きの方、くだらないものにもワハハと笑える方、真面目過ぎない方、「記述がいい加減だ!」と怒らない方にのみお奨めします・・・
前作も大好きよ★

他のランドク本は個別に紹介します♪
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January 31, 2006

最初原書を読み始めたけれど、あまりに難しくて絶対無理っ!と思い、でも、どうしてもこれが読みたかったので、翻訳本を取り寄せて読みました。それでも難しかった・・・
「シャーロック・ホームズの愛弟子」と時期は同じなのだけれど、ここでは語られなかった、パレスチナでの6週間に焦点を当てた物語なので、二人がパレスチナに行くことになった「愛弟子」の中での事件については語られません。
(けど、「エルサレム」読む前に、結局

も再読してしまいました・・・)
「エルサレム」は5巻目に当たるのだけれど、なぜこの順番になっているかというと、この後の
と登場人物が重なっているからなのです。
で、「エルサレム」の後に↑を読み始めたのに、なぜだか
の再読を始めてしまった私。
好きなシリーズって、また1巻目から読みたくなってしまうので、なかなか新しい巻を読めないのです・・・こんな人は私だけ!?
原書はコチラ。

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January 23, 2006

年末に本棚の整理をしていたら「レッド・ドラゴン」を発見し再読。はまって、「ハンニバル」を読み、お正月に実家から「羊たちの沈黙」を持ってきて、レクター3部作の再読を完了。
「グロイのは苦手」と言ってる割には、こういう本結構読んでるなぁ。活字で読む分にはよいのかも。だけれど、映画は見る気がしない・・・
前に「ハンニバル」を読んだときは、フィレンツェに行ったことがなかったけれど、数年前訪れる機会があったので、情景がリアルに浮かんでしまったよ・・・うっ!
レクターの心の中の情景や過去などが描かれている分、やっぱり「ハンニバル」が一番強烈。
amazonをみてたら、こんな本を発見。読んでみたいような、みたくないような・・・

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January 09, 2006

年末から暖め続けてきた本ですが、ようやく読みましたっ!
やっぱり面白いけれど、今回はさほど事件が発生しなかったので、強烈度は低かったかも(笑)。でも、ちょっぴりしんみりする話も、三谷さん流の書き方で味付けされていて、やはりこの人の才能は素晴らしいと思いました。
残念だったのは、新撰組終了に関する話が多かったけれど、新撰組終了してからもう1年以上も経ってるから、臨場感にかけてしまったこと(<=連載を読んでないから、仕方ないですね!)
さてさて、三谷ファンのみなさまは、年始の「古畑任三郎」はごらんになったかと思います。キャストがちょっと話題づくり過ぎるところがあり(イチローとか)、これはやっぱりスポンサーの意向が強かったのでしょうかねぇ。ストーリー自体も、もちろん今回のも十分面白かったけれど、過去の作品の方がよかったかな。あ、最後の松嶋菜々子のはよかったです♪
(余談だけれど、松嶋菜々子のに登場するカフェは、白金台のラボエムで、うちも時々行くところ。録画していたビデオを見た翌日、東京は極寒。なのにオットが「白金台に行こう!」と言い出して・・・意図が見え見え!あの寒さの中、テラス席はありえない!ので、制止するのに苦労しました・・・)
それにしても、古畑終了なんてさびしい・・・でも、またこれから新しい作品を楽しみにしたいと思います~!
で、さびしくなって、レンタルビデオ屋に駆け込んだわけですが(前の記事を参照)、みな考えることが同じらしく、古畑は一本しか残っていなかった・・・ので、これまた前に三谷さんがエッセイで紹介されていた、「ブロードウェイと銃弾」を借りたのでした★
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December 06, 2005

久々に本のアップ♪
もう大分前のことになるけど、MANGAから読書に徐々に復活しつつあった私は、近くの本屋さんで軽いミステリーを探してみることにした・・・有栖川有栖とか・・・
がっ!一冊も置いてないの~。
で、ふと目に付いた本を買ってみた。それが↑の本。
日本の近代建築を研究しているちょっと変わり者の京介と、深春、その恩師の神代教授、高校生の蒼などが登場する「建築探偵シリーズ」の短編物。
いろいろとくせの登場人物みんなで不思議な家族を構成しているところにちょっと惹かれて、シリーズを読んでみることに。
でも、作者で検索しても、amazonでも見つからないし、図書館でも見つからないし、どうして~?結局、書名から検索して、なんとか見つかって、図書館に取り寄せたんだけれど・・・
1,2冊読んでからようやく気づいた!
アホなあまり、書くのが恥ずかしいけれど、作者の「篠田 真由美」さんを、私は「篠田 節子」さんだとずっと思っていたのだ!そりゃ、作者で検索しても、出てこないわけだよ。
ずいぶん作風変わったなぁ、と思ってたけど・・・京介と深春の母校は「高田馬場にほどちかいW大学」で、「篠田(節子)さんは学芸大じゃなかったっけ?他校を舞台にするとは珍しいなぁ・・・」とずっと思っていたけれど・・・
別人ですよっ!
(ちなみに、篠田真由美さんは早稲田大学出身)
とにかく、シリーズ第一部、一気読みしました。(相変わらず、読み方が極端・・・)


紹介しておいてナンだが、ミステリーとしての出来はさほどではないの。でも、いろいろと過去のある登場人物の人間くささと、成長ぶり(特に、蒼の)が気になって、ついつい読んでしまうのだよね。
第2部の1巻目も読了。

この方、文庫化されるときにかなり手を加えているとのことなので、基本的に文庫だけを選んで読んでます。
まだ続きは文庫化されていないので、しばらくお休みかな・・・
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November 22, 2005
基本的に活字中毒なもので、ストレスたまるとますます活字が読みたくなるのだけれど・・・最近仕事柄か、さすがに仕事でイッパイイッパイになると、本も読みたくなくなっちゃいました。
何か読みたい~でも活字読むのつらい~という状態に陥り、とりあえず、漫画から復活をはかりました(笑)。
普段は、疲れたときの有閑倶楽部なんですが

さすがにちょっと飽きてきちゃったので、
野間美由紀さんの

の11巻以降と、
ジュエリーコネクションシリーズを取り寄せてボーっと読んだり。
(ジュエリーコネクション、amazonにはぜんぜん画像がないの。なぜ!)
ジュエリーコネクションは、宝石の絵もとってもきれいなんだけれど、内容も面白くて大好きです♪
これに出てくる「コンクパール」、一度見てみたいと思ってるんだけれど、「ジュエリーコネクション」のコンクパールリングにあこがれて、同じものをオーダーされた方がいるんですって!私もいつか!!
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September 12, 2005


プチストレスでプチ不眠になった私。
何度かこちらでも紹介しているけど、大好きな津田直美さんのご本でリラックス。
「ミャーロック ホームズ」ははっきり言ってくだらない!けど、かわいいんだよー!これを読んだおかげで、ようやく眠りにつくことができました♪ホームズ好きで、犬好きな方には是非読んでいただきたいわ★
(プードルがざますキャラなのがちょっと気になるけどね~)
amazonで見たら、この本も気になるなぁ、欲しいなぁ・・・

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August 15, 2005

最新システムを搭載した護衛艦「いそかぜ」が出航した。今後「いそかぜ」が辿る運命を、誰も知る由もなかった。「いそかぜ」に対する恐ろしい計画を遂行としている男たちを除いて・・・
一方、男たちの計画を阻止しようとする2人の男。彼らには、「いそかぜ」の暴走を止められるのか?
---------------------------------------
ワタクシ、ただいま時差ボケ中です。しばらく日本を離れておりませんが・・・
ここ10日くらい、仕事が忙しく、3時とか5時とかに寝てましたが、さらに駄目押しのようにこの本にはまってしまって、2日連続で5時まで読んで読みきってしまいました。はぁー。
ミニ・イージス艦とか、なんだかよく理解できないまま読みましたが、そんな私でも一気読みさせちゃうすごい魅力がありました。
男たちの、様々な思いと、戦いに、ただただ圧倒・・・
残念だった、というか、個人的にちょっと読んでいてつらかったのは、登場人物の描写がとてもとても細かくて、登場人物によってはこんなに事細かに背景説明しなくても良いのに、という人々がたくさんいました。例えば、これから殺される運命の人物のバックグラウンドなども説明されると、感情移入してしまって、殺されることがとてもつらく感じてしまいます・・・もっとさらっと説明してくれると良いのに・・・
と同時に、一人一人に人格を持たせてしまったため、登場人物がやたら多いです。登場人物一覧をみながら読まないと混乱しました。ここまで多くなくても・・・と思ってしまったのも事実です。
と、細かいところは他にも気になったのですが、それが気にならなくなるほど、迫力がとにかくすごい!↑の人物説明にしても、主要キャラについては、詳細な背景説明があったために、彼らの葛藤がより強く理解できた、というところがありますから。
当初映画を見ようと思っていて、でも、かなり長い話なので、原作を読んでないとつらいのでは?と思って事前に読んだのだけれど、原作を読んでしまった今、映画を見るかどうかは分かりません。
とにかくたくさん人が死ぬので、映画としてちょっと辛そうなのと、キャスティングにどうしてもイメージと合わない人がいるから(笑)。
見たいのに、忙しくて見られなかった映画が他にもあるので、後回しに=>結局見そびれる、というパターンを辿りそうだわっ!
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August 02, 2005
なんだか最近頭を目一杯使ってるので、重たい本は読みたくない。ので、どうしてもさらっと読めるような和書ばっかり手にとってしまう。
うちにある洋書のストック、気合が必要なのばっかりなんだもの(笑)。
「Jane Jeferey」あたりならさくっと読めるのになぁ。
というわけで最近読んだ本は、

読むのに気力と体力がいる、作家さんていますよね。
日本の作家さんの中では、高村薫がトップかな。でも、「大変かも!」と思い過ぎて、実はあまりこの方の作品には手を出していません。
京極夏彦も大変だけれど、京極堂のセリフは結構読み飛ばせるから(笑・・・これって邪道な読み方なのは分かっています!)。
真保裕一も結構大変。
そんなわけで、「手軽に読めるんじゃない?」という短編集を。
5作品収録されているんだけれど、どれもが不思議な雰囲気。ハッピーエンドでもなければ、悲しい終わり方でもない。なんともいえないような皮肉な終わり方をするものが多くて、今まで抱いていた真保裕一のイメージとはだいぶ違うかな。
長編にもなりそうなプロットもあるので、短編の短さにはプロットがもったいなかったのかもしれないけど(特に表題作)。
他にも真保裕一の短編集、読んでみたいな。

テーマがあんまり興味のない分野だった上に、長いので、読みとおすのが結構大変でした・・・
なので、期待していたほどは楽しめなくて、ちょっぴりがっかりしました。
物語の中の数々の「謎」が、もっとオカルト的な理由付けがされるのかと思っていたけれど、きちんと科学的に説明されていました。それはそれで、「なんじゃこりゃー!!」みたいな膝かっくんにはならなかった点として良かったのだけれど、あまりに専門的すぎる説明のため、謎解きの過程をひたすら読んで「ふーーーん・・・」と思うしかなかった(笑)。
読者も一緒になってわくわくと謎解きできるようなミステリーのほうが、私は好みです。
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July 22, 2005
いままでこちらにもほとんど紹介していないことからもお分かりかもしれないけれど、私は恋愛小説はあまり読みません。どうしてかな?昔は読んだこともあったような気もするのだけれど、最近はなんだか遠ざかっています。恋愛ホルモンが減少してるのかしら(笑)?
で、これはご存知、江國香織さんと辻仁成さんとが、ふたりの男女が別れてしまってからの日々を、男性の順正と女性のあおいの立場から書いた小説。映画化された当時読んだものを、もう一度引っ張り出してきて読みました。

江國さんも、辻さんも、作品を読んだのはこの本が初めてでした。
江國さんの、本当に繊細な文章にものすごく引き込まれてしまって、この本を読んでいる間、私はミラノにいました(笑)!本当に、ミラノには行ったことのない私でも、冬の暗い空や、さわやかな初夏の風を感じられるかのような、とても細やかな文章だったと思います。
一人称で語られていることも、まるで自分が主人公かのような錯覚に陥ってしまう(陥らないですか?)要因のひとつだけれど、もうひとつ、順正とあおいが私と同じ年生まれという設定なんです(年がバレる!)。だから、より親近感を覚えたのかも。
一方の辻さんの「Blu」の方は、前回読んだときはイマヒトツと思ってしまった記憶があるのだけれど、今回は楽しめました。でも、やはりこちらは男性が主人公のせいか、「Rosso」ほどの感情移入は無かったように思います。
「Rosso」の方はミラノで、抜け殻のようになって暮らしているあおいの生活を、ただ淡々とつづっていて、順正の話などもさほど出てこないし、アメリカ人の恋人に囲われているかのようなあおいの怠惰な生活は正直なところあまり魅力を感じられません(この淡々とした様子こそが、感情をあらわにしないあおいの感情を表しているともいえるけど)。最後の10ページのために、延々と日常の描写が続くといった印象も確かにあります。
対照的に、「Blu」の方は、順正が不器用ながらもなんとか前に進もうともがいている様子が描かれていて、あおいへの断ち切れない思いも綿々とつづられている。生活も、次々といろいろな出来事が起きる。そして、「Rosso」には書かれていないこともこちらには書かれているのです。
これは、両方読んでこそ、初めてひとつの物語になるのだということを強く感じました。ちなみに私は今回、Rosso=>Bluという順番で読みましたが、やっぱりこの順番の方がよい気がします。もしかしたら、男性だと逆がよいのかしら?
ただ、amazonのレビューでは、評価が大きく分かれていました。「まったくくだらなくてつまらない」という方も・・・ま、確かに、ストーリー自体が非現実的な話ですから、人によっては共感できないのもわかるような気がします。かくいう私も、やっぱり恋愛小説は得意分野ではないなぁと改めて感じましたから。あ、でも読んでよかったです。なんともいえない切ない気分を味わえたもの。
それにしても、昔の恋人と再会って、やっぱり恋愛小説の王道ですね。再会した結果、また結ばれることになっても、別れることになっても・・・
でも、そんなのは物語の中だけで十分!現実の世界では、今がものすごく大切で、幸せだからね♪(<=ノロケではありませんっ!)
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July 20, 2005

続813がなかなか見つからなくて、本屋をさまようこと数日・・・ようやく見つかりました♪
読んでる途中に筋を思い出しちゃったけど(笑)、それでもやっぱり面白かった~!
大人になってから読むと、ルパンシリーズは謎解きが今ひとつツジツマが合わないと言われるけど、確かに「推理小説」として読むと物足りない。でもでも、ルパンは推理小説じゃなくて、「冒険モノ」なんですよね!
「813」も、いくつもの顔を持つルパンの、あっと驚く一面が明らかになるのです♪
それに、古きよき時代のフランスのなんともいえない雰囲気がまたたまりませんー!
新潮のルパンシリーズ、制覇してしまいそうでこわいです・・・
813を未読の方は、これは「奇岩城」の後の話なので(ストーリー的にはつながりはないけど)、「奇岩城」を先に読んだ方がルパンの心情が理解できるかもしれません。まあ、心情が理解できなくても、読むのに差し支えはありませんが!
そういえば、前に「奇岩城読むぞプロジェクト」を立ち上げたことをすっかり忘れていました(汗)。
「奇岩城」といえば、ルパンシリーズの中でも屈指の名作、邦訳もとっても多いのですが、
逢坂剛さん訳(というか、リライト?)の

を入手したのを機に、いろんな訳の「奇岩城」(子供向けを含む)を読んでみようと思い立ったものの、逢坂さんバージョンすらまだ読んでない(汗汗)。
是非手をつけたいです!それより、逢坂さんバージョンは我が家のブラックホールに吸い込まれてしまって見つかりません・・・
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July 16, 2005
ローリー・R. キング Laurie R. King 山田 久美子
集英社 (2002/04)
ISBN:4087604136
メアリ・ラッセルシリーズ、3巻までしか読んでないと思ってたのに、実は4巻は邦訳で読んでいたみたい。本棚を整理してたら出てきたのです。もうすっかり忘れてたので、もう一回読んでみました。
今回は、バスカヴィルの犬の舞台のダートムアでの活躍。
最後の解説に、「ダートムアの様子を知りたい方は、グラナダTVのホームズシリーズの『バスカヴィルの犬』を見るとよい」って書いてあったけど、読む前に見たらもっとビジュアルにいろいろ浮かんできて良かったかなと思いました。
前回よりスケールの大きい話になっていたのは良かったけど、あえて実在の人物と絡むストーリーにしたというのに、私がその人物を知らないために、架空の人物でもよかったという結果になってしまったのが残念・・・
そして、その前に読んだ和書に比べて異常に読むスピードが遅かったことに我ながらびっくり。翻訳本って、やっぱり原語(日本語オリジナルの本を日本語で)読むより、ちょっとベールがかかった感じがするからかな。それに、この方の翻訳、別に悪くないと思うのだけれど、ちょっとくどい感じがします(まあ、原書の書き方もくどいんだけれど)。やっぱり原書でも読みたいなぁ。
でも、表紙は日本語版のほうが好きです♪
次の

はいかにも宗教的な雰囲気が漂っているので、結構難しいかも。特に、Jewishの記述が多くなると予想されるけれど、なじみがないので。
むかーしにバーゲンで買って家で眠っている第5巻

に、これで1冊に迫りました~!
そして、新刊も出てるしねー。

あー、早く読みたいな!
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July 15, 2005
なんだか忙しかったりして、気合を入れて重い本は読みたくないけど、活字を眺めていたいなー、という感じだったので、お風呂や、寝る前に眺めながら読める本、ということで、本棚から引っ張り出してきました。

短編だからさらっと読める上に、お話がどれもかわいいの!宮部みゆきは短編も大好きだし、子供が出てくる話がとにかくかわいらしい!どれもミステリーといえるほどのミステリーではないけれど、文句ナシに面白い話ばかりです!

松本清張だから軽くないけど・・・清張にしては長くもないので。清張の作品は、戦後の時代背景が反映されているものが多いのだけれど、今読んでも古臭くない。でも、現代に置き換えたドラマ化はなかなか難しいけれど、去年の「砂の器」はよくできていたと思う。そういえば、昔の砂の器も、今デジタル版で再上映してますよねー。
私が読んだのは新潮文庫版だけれど、amazonに画像がなかったので。

山崎洋子さんは、明治時代の横浜を舞台にした小説が多いのですが、その妖しい雰囲気がなんとも好きなのです。私自身、母方が代々横浜なので、「ハイカラ」な横浜の話をさんざん聞かされて育ったから、横浜の話には特に思い入れがあるのかもしれません。(だけど、どの話も雰囲気が似てるから、読んでも大きく印象に残らないという欠点がありますが・・・でも、サラっと読むには最適!)
初めて読んだのは、乱歩賞受賞の花園の迷宮だったかな。

かなりのルパンフリークだった私。子供向けの「ルパン全集」は全巻家にあったような気が・・・私のフランス語学習の原点になってて、いつか原書で読みたいと思ってるのに、いまだフランス語版GRにすら手が届きません!(泣)
読み始める前、「堀口 大学かぁ、古臭いかなぁ?」と思ったけど、ルパンものの時代の雰囲気にバッチリでした♪
でも、早く「続」が読みたいよぉ!
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July 12, 2005

少し前のことだけれど、暑かったり涼しかったりで体のリズムが崩れたらしく、夜眠れなくなってしまったことがありました。
何か軽いものが読みたいなーと思って取り出してきたのが三谷幸喜のエッセイ。
もう何度も読んでいるのに、何度読んでも声をだして笑ってしまうほどおかしいエピソードが満載!そして、結局3巻とも読破してしまって寝たのは4時(笑)。眠るために読んだはずなのにー!
で、翌日からは奥様のこちらのご本を。

これもゲラゲラ笑いながら一気読みしてしまいました。小林聡美さんのはこの2冊しか持ってないので、他のも読んでみたいです!
で、私が読んだ後、数日後れで同じ順番で読んでいた夫。隣でゲラゲラ笑われてかなり不気味だったけど・・・私は人が寝静まった深夜、一人で笑っていて、もっと不気味だったかも!
みなさまも、落ち込んだとき、楽しい気分になりたいときにはオススメです!
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April 08, 2005
Author:京極 夏彦
Publisher:講談社 (1995/01)
4061818120
amazonおすすめ度の平均:


理性と狂気の境界を行くミステリー。面白いです!

三重苦を乗り越えて、傑作!

とにかく怖かった。
私の評価:

面白いけれど、グロい・・・
『姑獲鳥の夏』から2ヵ月後、文士・関口は、バラバラ殺人事件に巻き込まれる。一方、刑事・木場は少女の転落事件を追っている。やがて、探偵の榎木津も介入し、無関係だと思っていた2つの事件が、つながっているかのように思えたが・・・京極堂の介入で、事件は大きく動く。
-------------------------------------
なかなかブログ書く時間がなく、だいぶ前に読んだけれど「京極堂」を。
とにかく、怖いしグロいです。でも、乱歩や横溝を髣髴とされるような耽美小説風なタッチが妙に魅力的で、引き込まれてしまいました。
謎解きにしても、「ウブメ」よりもずっと凝っていて面白かったです。
でも、あまりに怖すぎるよ!面白いけれど、あまり他の人にはオススメできない本です。
だけれど、私はさらにシリーズを読み進んでしまうと思います。体力が必要だなー。
あと、「魍魎」についての京極堂の語りは、あまりに長かったので読み飛ばしました(笑)。まだまだ修行が足りない??
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March 07, 2005
Author:京極 夏彦
Publisher:講談社 (1998/09)
ISBN:4062638878
おすすめ度の平均:


分厚い・・が読むと面白くって読める

ついに読み始めてしまった

驚愕の作品
私の評価:

一気読みしてしまった~!
雑司が谷の医院の娘は、もう20ヶ月も身ごもったままで、夫は密室から消え去ったらしい・・・そんな奇怪な噂を京極堂に持ち込んだのは、高校時代からの友人である文士の関口。関口と榎木津は、この調査の依頼を受け、医院へと赴く・・・
---------------------------------
そのあまりの分厚さから、完全に読まず嫌いだった京極堂。分厚いだけではなく、あの独特の雰囲気がきっと合わないだろうなと思っていたのです。でも、文庫でも出ていることを知って、なんとなく買ってみました(きっとそういう気分だったのでしょう!)
で、読み始めたら・・・夜中までかかって一気読みしてしまいました!読み始めたらやめられない、恐ろしい小説です!
なんともおどろおどろしい雰囲気が、乱歩とか横溝正史とかとも共通する感じで、なかなか良かったですし、京極堂の言葉通り、「不思議なこと(不明なこと)が(限りなく)何もない」終わり方でした!(残念ながら、まったくなかったわけではありませんでしたが、思っていたよりもずっと美しい終わり方でした。)
でも、amazonの評価で、「ミステリー」と書いている方がいて、これがミステリーだといわれると、うーーーーん・・・と思ってしまいます~。
あと、前半の京極堂と関口のやりとりがあまりに「???」が多くて、結構読み飛ばしてしまったけれど、最後まで納得するなら、ここを読み飛ばしちゃいけなかったんですね、きっと(でも、かったるかったんですもの!)。
それにしても、これが一番短いかと思うと、今後読む気をなくしてしまいそうですが・・・次の巻(魍魎の匣)を図書館で予約してしまったのでした。本当に恐ろしい本に手をつけてしまったものです。
でも、予約をしたものの、タイトルが読めません!ふりがなをふってくれ~!!
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March 03, 2005
Author:ガストン ルルー Gaston Leroux 長島 良三
Publisher:集英社 (1998/10)
ISBN:4087488306
amazonおすすめ度の平均:


密室もの最高峰の一つ
私の評価:

密室のトリック、というか??
森の中にある古い城。その離れの密室で、令嬢が襲撃される事件が起きた。犯人は誰なのか??
--------------------------------------
風邪で引きこもっているので、本の進みは早いのだけれど、なかなかこちらにアップできなかったー!ので、たまった既読本を少しずつアップします。
さてさて、エラリー・クイーンを読んでから、我が家にある、未読の古典ミステリーが読みたくなり、読んだのがこれ。「オペラ座の怪人」の作者、ガストン・ルルーによる古典ミステリーです。
集英社の、「乱歩が選ぶ黄金時代ミステリー BEST10」というシリーズに入っているものです。
当時これが出版されたときは、さぞかし衝撃だっただろうなーと思います。物語の中でも、ポーの「モルグ街の殺人」やドイルの「まだらの紐」が出てくるけれど、それよりずっとプロット的には面白いです。
ただ、純粋な密室もの、として読むと、現代の私たちからみると、ちょっと拍子抜けしてしまうかも。密室ものって、読み終わって感動!というような完璧なトリックってなかなかないですよね。(つまり、密室殺人って、それだけ不可能だということかな)。
でも、イギリスやアメリカの作品とは一味も二味も違う、フランスミステリー、存分に楽しむことができました♪なんだか、ルパンものと同じような、なんともいえない雰囲気があるものね(訳者が長島良三さんだからかもしれないけれど!)
この「乱歩が選ぶ」シリーズ、他にも読みたいけれど、アマゾンで見ると絶版が多いようです。
図書館で探してみようかな。
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February 26, 2005
Author:エラリー・クイーン 井上 勇
Publisher:東京創元社 (1959/09)
ISBN:4488104096
amazonおすすめ度の平均:


読んでよかった!

すり替え物の原点

長すぎるけどまあいいか・・・
私の評価:

トリックも面白いし、今読むとレトロな雰囲気もGOOD!
小さな町アロヨの小学校長が殺された。首を切られ、T字の看板にはりつけにされて。そして、まったく別の場所で半年後に同様の事件が。Tの字にはどのような意味があるのか?エラリー・クイーンが挑む。
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エラリー・クイーンもの、英語で読みたいのだけれど、なかなか手に入らないので、ずーーっと前に古本で買ったのに読んでいなかったこの本を読みました。
エラリー・クイーンは、ドルリー・レーンものは4冊とも読んだのだけれど、エラリー・クイーンものは初めて。
面白い!面白かったです!スケールの大きさも、登場人物の多さや華やかさもなかなかよい!当時は最先端だったと思うのだけれど、今読むとクラシックでレトロな感じがするのも私好み♪
前に紹介したNancy Drewシリーズなどに共通するような(こちらは少女向けなんだけれど)テイストかな。
ただ、地理関係が今ひとつわからなかったので、地図が載ってたりしたらもっと面白かったかも。
ところで、私が読んだのは、新潮文庫から出てるエジプト十字架の秘密の方。訳も古いので、なおクラシックっぽさが満点です!(古い分、読みにくいといえば読みにくいんだけれど)。でも、やっぱり原書で読んでみたいなーって思ってます。
あと、この中で、旧ユーゴの「モンテネグロ」が登場するのだけれど、この物語の中では、「ユーゴスラビアに統一されて消滅された国」として出てきます。そして、今では復活している。。。時代の流れを感じます。
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February 18, 2005
Author:法月 綸太郎
Publisher:角川書店 (2004/09)
ISBN:4048734741
amazonおすすめ度の平均:


新本格の真髄

2年連続2冠!

うーん。。。
私の評価:

探偵の方の綸太郎さん、しっかりして!
著名な彫刻家が最後に残した作品は、娘をモデルにしたものだった。その像から、首が切られて持ち去られた。娘を守るために捜査を依頼された法月 綸太郎だが、関わる人々それぞれに不審な点が見られ、やがて・・・
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2005年度版「このミス」1位の作品です。
個々のネタが非常に緻密に練られ、ラストに向かって一気にピースが組み合わさっていくのは非常に見事なのです。でも、それぞれのネタが割と小ネタで、派手さがないのですよね。物語全体には見事だと思いましたが、その辺があまり私好みではなかったのでちょっと減点かな・・・(他にも好みじゃないとこがあるんだけれど、ネタバレになるので伏せときます。)
あと、今まで何冊か読んだ法月 綸太郎ものに共通する気がするんだけれど、この人、探偵としてちょっと頼りないような・・・事件を依頼されているのに、目の前で事件が起きちゃったり、他のネタを追いかけていくうちに、肝心な惨劇を防げなかったり・・・事件が終わった後の推理は良いのだけれど、事件の最中がいささか「迷探偵」っぽいところがありますよね。そこがキャラとしての魅力といえば魅力なのかもしれないけれど、もうちょっとしっかりして欲しいです(笑)。
「このミス」ネタを連続で2冊紹介したけれど、私は「このミス」は読み物としてはとても面白いと思うのだけれど、そのランキング自体には100%信頼しているわけではありません。というのも、やっぱりマニアな方が選んでるので、一般読者の目線とは違うものがあるからです。正直言って、過去に「これがランキングしてるの?」と思ってしまう作品もあったし。(大体、最近の日本の作品って、やたら長すぎませんか?)
でも、「このミス」を読んで、ランクインしている作品を買っちゃうってことは、まんまと戦術にやられちゃってるってことかな~?
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February 16, 2005
Author:綾辻 行人
Publisher:講談社 (1991/09)
ISBN:4061849794
amazonおすすめ度の平均:


マニアな作者から全てのミステリーファンに

本格派らしいが

「そして誰もいなくなった」は先に読んでおきましょう
私の評価:

鮮やかなトリック
半年前、凄惨な殺人事件のあった九州に孤島に、大学の推理小説研究会の面々が集った。殺人を予告するような不吉な札が現れた後に、実際に殺人が行われた。一人、また一人・・・犯人は仲間の中にいるのか?
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2005年度の「このミス」の7位は、綾辻 行人の「暗黒館の殺人」という小説ですが、これを読むには過去の「館」シリーズを読んだ方が良いということで、読んでみました。(すっかりこのミス戦略にはまっている??)
綾辻 行人のデビュー作で、学生時代に執筆された小説です。それにしてもこの「人里はなれた、閉ざされた場所で・・・」というモチーフは(当然といえば当然ですが)本当に多いですね!有栖川 有栖のデビュー作もそうだったような・・・金田一少年にもよくあるし・・・
(でも、携帯電話の普及で、このロケーションは今後あまり使えなくなりますね!)
さて、こちらは、デビュー作らしい粗さはあるものの、トリックが鮮やかで、だまされやすい私は、すっかりだまされてしまいました。この後に読んだ(次にブログに感想書きます)別のミステリーに比べると、犯人が非常に緻密に計画した殺人事件、というストーリーは私好みです。ただ、終わり方が少々尻切れトンボかな?いかにも若い作者が好きそうな終わり方なんだけれどね。
で、肝心の「暗黒館の殺人」は、amazonによるとあんまり評価がよくないんだよねー。どうしようかなぁ。(まあ、そこにたどり着くまでに、まだ読まないといけない「館」シリーズがたくさんあるのだけれど)
最近おどろおどろしいミステリーばかり読んでいて、いくらミステリー好きとは言ってもちょっと疲れてきました。今のが終わったら、ちょっと軽い青春モノでも読もうかなぁ。
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February 09, 2005
Author:貴志 祐介
Publisher:角川書店 (2004/04/21)
ISBN:4048735292
amazonおすすめ度の平均:


期待は大きかったが。。。

やっぱり貴志作品は面白い!

?
私の評価:

緻密なトリックに感嘆
六本木のビルの最上階にある社長室で、介護サービス会社の社長が殺された。フロアに上がるエレベーターは暗証番号付き、ドアを映す監視カメラには何も写っておらず、密室状態。唯一、社長室への扉がある専務室にて仮眠中だった専務が容疑者となる。専務の弁護を担当することになった弁護士は、殺人現場の「密室」を切り崩すべく、防犯コンサルタントに協力を依頼する。
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夜更かしして一気読みしてしまいました(笑)。
弁護士とコンサルタントは、専務以外にも殺人が可能だったことを証明するため、いろいろな案を思いつき、それを検討するのですが、そのたびに欠点が判明してしまうのです。しかも、それぞれの密室崩し案が、「それだけでも密室のプロットしていけるんじゃない?」と思うほどよくできているのです!
最近読んだミステリーの中でも、かなりレベルが高いと思いますし、貴志 祐介=ホラーと思っている方にもおススメできると思います。
なのに、何故星が半分欠けてしまったか、なんですけれど・・・
(以下、ネタバレはありませんが、少し内容に触れますので、まっさらな状態で読みたい方は読まないでくださいね!)
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January 27, 2005
Author:酒井 駒子
Publisher:偕成社 (1999/11)
ISBN:4033312307
Author:ルース・スタイルス・ガネット ルース・クリスマン・ガネット わたなべ しげお
Publisher:福音館書店 (1963/07)
ISBN:4834000133
週末は5歳になる甥っ子のお誕生会。小さい頃から本を読むのが大好きで、今では1年生向けくらいの本なら一人で読むそう。
なので、プレゼントは本にしようと思い、姉に相談すると、「日本の作家で、キャラクターものでないのが好み。」とのこと。
いろいろ本屋さんで見たのだけれど、日本の作家さんの本だと、私が知っているものは女の子向けになってしまうか、キャラクターものっぽいのになってしまう。(ぐりとぐら、などだと、もうだいぶ持っているのよね。)
なので、一冊は日本の作家さんの本、もう一冊は海外の作家さんのものにしました。
「よるくま」は、コチラでも紹介した、酒井駒子さんの絵本。男の子が、「よるくま」というこぐまと一緒にお母さんを探すお話で、絵もとってもかわいいの!
そして、最近(でもないけど)原書でも読んだ「エルマーのぼうけん」。男の子ならこれはわくわくしながら読んでくれると思うな!
甥っ子が喜んでくれるといいな~♪
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