March 19, 2007

"High Risk (Nancy Drew (All New) Girl Detective)"

High Risk (Nancy Drew (All New) Girl Detective)
High Risk (Nancy Drew (All New) Girl Detective)

オリジナル・シリーズのNancy Drewは、コンバーチブルを乗り回すかっこいい女の子。
初版時の設定とは思えないので、50年代にリライトされたときに追加された設定かな?
コンバーチブルをオープンにして颯爽と活躍するNancyは、きっと少女たちの羨望の的だったでしょう!!

新しいシリーズのこの巻では、飛行機の操縦にチャレンジ!!

でもね、車はハイブリッドカーと意外に堅実(笑)。
「50年代の車を乗り回す」なんて設定だったら良かったのに!!
(って、新シリーズはNancyで育ったアメリカの元・少女たちがターゲットじゃないから(当たり前)、そんなことする意味ないんだけどねー)

あれ、ストーリーは??
「Sleuth Set」に入ってた中だと、2巻目とこの4巻目が一番面白かったかな。

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March 09, 2007

「乱鴉の島」

乱鴉の島
乱鴉の島

休暇を楽しもうと、伊勢湾に浮かぶ島を目指す火村とアリス。
しかし、手違いがあり、誤ってほとんど無人の島に到着してしまう。
その島には、高名な作家を囲み、何人かの人が集まっていた。
火村とアリスの登場に、明らかに戸惑った様子の人々。
そこに、さらに招かれざる客の億万長者が登場する。
そして、事件が。。。

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昨年の「本ミス」1位に選ばれた作品。
結局図書館で借りて読んでしまった。

ミステリーは、
A.犯人は誰か Whodunit
B.動機は何か Whydunit
C.殺害方法は Howdunit

のどれかに基づき謎解きが進むわけです。
今回、とある要素はあらかじめ明らかになっていて、
火村が別の要素の謎解きを行うのですが、
でも、もうひとつの要素はムムム。。。というかんじ。
(どれがどれか、敢えて秘す)

ま、火村の謎解きが非の打ち所がないので、いいのだけれどね。
でも、最後の要素ももう少し練ってあったらさらに面白かったかな。

ずっと有栖川有栖祭りですね(苦笑)。
これ以外もミステリーばっかりアップしてるし。

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March 08, 2007

"False Notes (Nancy Drew (All New) Girl Detective)"

False Notes (Nancy Drew (All New) Girl Detective)
False Notes (Nancy Drew (All New) Girl Detective)

ある日Nancyは街で、警察署の前で言い争っている男女を見かける。
警察へ行くべきかどうか、言い合っているようだったが、
結局警察へは立ち寄らずに立ち去る。
その女性は、次の市長候補とみなされている人物だった。
その話を夕食のときにパパにしたら、パパの反応がおかしい!!

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おなじみNancy Drew All New Girl Detectiveの第3巻。
話がやや強引なのはいつものことか(笑)。
Nancyの探偵振りだけじゃなくて、
今回もGeorgeのパソコンオタクぶりが十二分に発揮されます。

この記事を書いている現在、実は第4巻まで読み終えていて、
手持ちのオリジナル・シリーズの未読分を読んでいるんだけれど、
まだ3巻くらいだと、BessもGeorgeもNedも出てこないのです。
いつになったら出てくるのかなぁ。。。

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ところで、お友達のブログで見かけたこちらの本
Basic Word List
Basic Word List

読書中、知らない単語はこの本で調べて、マーカー引きながら読んでます。
たまにはちょっと負荷かけて本読みたいなーと思って。
でも、負担にしたくないので、解説読んでマーカー引くだけ。
やたら探偵用語ばっかりマーカー引かれてます(笑)。
さすがに4回くらい同じ語を引くと、覚えないまでも「見覚えのある単語」
には出世する気がする。。。

PBでこれやったらうんざりしそうだけれど、
Nancy Drewシリーズは、内容としても、長さとしても、ちょうど良い感じ。
こういう読み方もたまにはよいかな!?

#2007年洋書9冊目
(PB0,GR0,児9)
 33,000 words
2007年計202,038Words
累計9,664,804words

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March 07, 2007

「山伏地蔵坊の放浪」

山伏地蔵坊の放浪

●収録作品
「ローカル線とシンデレラ」
「仮装パーティーの館」
「崖の教祖」
「毒の晩餐会」
「死ぬ時はひとり」
「割れたガラス窓」
「天馬博士の昇天」


ある日、とある町のバー「えいぷりる」に現れた山伏「地蔵坊」。
彼の話に魅了された常連客は、毎週土曜日、「えいぷりる」に集まり、
地蔵坊が遭遇した不思議な事件に耳を傾ける。

「ローカル線とシンデレラ」は、前に鉄道アンソロジーに収録されていたのを読んだかな。

山奥の館で開催されていた仮装パーティーに迷い込んだ地蔵坊が遭遇する、
ダースベーダーとバットマン(の仮装をした人物)が関わる「仮装パーティーの館」が
面白かったかな。

足を洗った心優しいヤクザが射殺される事件を描いた「死ぬ時はひとり」も、
ちょっと物悲しいテイストが好きかも。(図面がイマイチ理解できなかったけど)

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March 01, 2007

「モロッコ水晶の謎」

モロッコ水晶の謎
モロッコ水晶の謎

・助教授の身代金
・ABCキラー
・推理合戦
・モロッコ水晶の謎

=============================
短編集。
「ABCキラー」と「モロッコ水晶の謎」が面白い。
(ABCキラーは、以前「ABC殺人事件」をモチーフにしたアンソロジーで読んだことあり)

「モロッコ水晶の謎」は、大富豪の家のお抱え占い師に取材に出かけたアリスが巻き込まれる物語。
これを読んで、火村の謎解きの前に事件の動機が分かった方がいたら。。。ちょっと要注意人物かも(苦笑)

推理合戦は、ショートショート。

「助教授の身代金」、誘拐されるのは火村ではありません!
これはまあまあだけれど、風景の描写が美しかったかな。
==>今冒頭部を再度読み返したら、見事な伏線があったわ。
    最初に読んだときは気づかなかった!!
    有栖川有栖はだから再読をやめられないのです♪

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February 28, 2007

Nancy Drew (All New) Girl Detective Without a Trace/A Race Against Time

Without a Trace (Nancy Drew (All New) Girl Detective)A Race Against Time (Nancy Drew (All New) Girl Detective)
Without a Trace (Nancy Drew (All New) Girl Detective)A Race Against Time (Nancy Drew (All New) Girl Detective)

River Heightsに住むNancy Drewは、地元ではちょっと知られた名探偵。
Nancyの近所では、ズッキーニの畑が荒らされる事件が発生。
と同時に、近所に引っ越してきた隣人に家からは、高価なファベルジェのイースター・エッグが盗まれる。。。(Without a Trace)

毎年開催される、チャリティの自転車レースに出場したNancyと仲間たち。
ところが、チャリティのために集められた募金が盗まれる。
レースが終わるまでに、なんとかしてお金を取り戻さなければ!(A Rase Against Time)
Line14_3_1

このブログでも過去に何度か紹介している、少女探偵Nancy Drewの、舞台を現代に移した新シリーズ。
以前に第1巻を読んだものの、ちょっとイマイチだったのでそのまま放置していましたが、お友達のブログで2巻について読んだらちょっと面白そうだったので、再び引っ張り出して読んでみました。2巻のついでに1巻も再読。
1巻は謎がズッキーニだし、イースターエッグだし、あんまり身近じゃないネタのところがつまらなかったのか??

2巻も、そんなとこで寝るかっ?!というありえなさは相変わらずあるけれど、アメリカのチャリティ活動についても分かるし、面白かったな。

オリジナル・シリーズと同様に、文章はちょっと固めで上品ですが、ベスがメカに強かったり、ジョージがコンピュータに強かったり。。。というのはやっぱり時代の流れ。
スラングにあまり惑わされずに、コンピュータ用語を身に着けるにはなかなか面白いかも、と、2巻を読んでちょっと評価が変わりました。

私はこのセットで買ったので、
Nancy Drew Girl Detective: Sleuth Set (Nancy Drew (All New) Girl Detective)
Nancy Drew Girl Detective: Sleuth Set (Nancy Drew (All New) Girl Detective)

引き続き読んでいま~す!

#2007年洋書8冊目
(PB0,GR0,児8)
 33,000 words
2007年計169,038Words
累計9,631,804words

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February 16, 2007

Someday Angeline/There's a Boy in the Girls' Bathroom




Someday Angeline
Someday Angeline (Avon/Camelot Book)


There's a Boy in the Girls' Bathroom
There's a Boy in the Girls' Bathroom

Louis Sacharによるこの2作、先日某所で「どちらが好きか」という会話が行われていたのを小耳に挟みました。
私はどちらも読んだことがなかったので会話には加わらなかったのですが。。。
前々から2作とも興味があったので、この機会に、と手に入れて読んでみました。

「天才児」という言葉でいつも片付けられてしまう小学3年生Angelineが、初めて理解し合える友人、自分を理解してくれる先生と出会うものの。。。という物語「Someday Angeline」。一方、問題児であり、そのうち皆から「Monster」と呼ばれてしまうBradleyが、初めて友人と呼べる少年、理解してくれる先生と出会うものの。。。という物語「There's a Boy in the Girls' Bathroom」。

「Genius」と呼ばれても、「Monster」と呼ばれても、どちらの子供たちも、自分を理解してくれる人を求めているのに、うまく表現できない、そして、傷つきやすい、ということがAngelineにもBradleyにも共通しています。


児童書、好きなのですが、結構子供の行動って残酷なのですよね。
そんなところがちょっとつらくて、好きだけれど1冊読むだけでものすごいエネルギーを吸い取られてしまう。。。
だから、あまり連続して読むのは苦手なのですが、これはSacharの描写が比較的淡々としていて、二人の子供たちの心の中の表現に焦点が当てられていたため、あまりエネルギーを吸い取られることなく、連続して読むことができました。

また児童書読んでみようかな。。。とちょっと思うことができたので、Sacharに感謝♪

#2007年洋書7冊目
(PB0,GR0,児7)
 27,555+35,483 words
2007年計136,038Words
累計9,598,804words

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February 09, 2007

幻想運河

幻想運河
4062730588
有栖川 有栖


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これって有栖川 有栖??桐野夏生じゃないんだっけ?と思ってしまうような作品。
ミステリー。。。ではない。謎は解決しないから。
普段は、火村のキャラクターや、綿密なトリックに隠れがちな、有栖川 有栖の繊細な描写が堪能できます。
でも、関西弁は健在(笑)。

コアなミステリーマニアにはお勧めできないけど、有栖川 有栖って苦手だったんだよね、という女性にはお勧めできるかも。
でも、あくまでこれは異色作ですので!!

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February 06, 2007

Detective Zack

Detective Zack and the Secret of Noah's Flood (Detective Zack (Unnumbered))
Jerry D. Thomas

Detective Zack and the Secret of Noah's Flood (Detective Zack (Unnumbered)) Mystery at Thunder Mountain (Detective Zack (Unnumbered)) Danger at Dinosaur Camp (Detective Zack (Unnumbered)) Detective Zack: Secrets of the Sand (Thomas, Jerry D., Detective Zack, 4.) Detective Zack: The Red Hat Mystery (Thomas, Jerry D., Detective Zack, 5.) Detective Zack: Missing Manger Mystery (Thomas, Jerry D., Detective Zack, 6.)
by G-Tools

☆★↑画像をクリックするとamazonにジャンプ!できます↑★☆

Detective Zack シリーズの1巻から6巻まで、ようやく読破。
(以前1巻のみ読んだときの感想はこちらから==>CLICK!!

1=>5=>3=>2=>4と読んだ後、実は4巻と5巻が続き物だということが分かったので、もう一度5巻を読んで6巻へと。
(そして、シリーズ全体がビミョーに続き物なので、もし読まれる方がいらっしゃったら、ちゃんと巻順に読むのがオススメ。)

全体を通じて、Zackとその一家が、聖書の物語が実際に起こった出来事だということを証明するために、いろいろな場所を旅し、その謎を証明していく、という話なのです。
2巻だけはちょっと毛色が違っていて、友達とキャンプに行ったZackたちが、神を信じるなんてばかげている!と思う非クリスチャンの少年たちと、どのように交流していくか、というお話です(わたしは結構この巻、好きです)。

旧約聖書の場所をめぐる4巻、5巻と、クリスマスの風習の移り変わりを追う6巻が、個人的には面白かったです。

4巻、5巻は、旧約聖書の登場人物や記述されている内容が、どのように史実と一致しているか、ということを説明する話なのですが、そもそもその話自体が分からなかったので、図書館でいろいろ本を借りてきて、参考にしながら読み進みました。


聖書を歩く 上 旧約聖書の舞台をめぐる旅
ブルース ファイラー Bruce Feiler 黒川 由美
4562037881

4巻、5巻と同じような地域を巡っています。
また、1巻のノアの箱舟の話にも関連があるので、1巻読む前にも読みたかったです。
まだパラパラとめくった程度なので、これから読むつもり。
表紙がとってもステキなのに、本文には写真なし。写真があるともっと良かったのに!
そして、Detective Zackシリーズは聖書の記述は絶対正しいという前提の下に書かれていますが、
この本の著者は伝承の部分も多いという前提のようです。
(ノアが800歳まで生きたのはおかしい!という意見も見られたり。)
一人称の語り口の本って、原書で読んだ方が読みやすいのかなぁ。


Aera mook キリスト教がわかる。
(amazonでは在庫切れ)
わたしが前から疑問に思ってた正教会の成り立ちとか、イギリス国教会の話なんかがとても分かりやすく書いてあり、Zackシリーズのレファレンスとして以上に参考になりました。

#2007年洋書5冊目
(PB0,GR0,児5)
 73,000 words
累計9,535,766words

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February 02, 2007

江神二郎三部作

月光ゲーム―Yの悲劇’88
有栖川 有栖
448841401X
 孤島パズル
有栖川 有栖
4488414028

双頭の悪魔
有栖川 有栖
4488414036

「このミス」2007年度版で、過去18年間のベスト10が掲載されていた。
その10位にランクインしていたのが、↑の「双頭の悪魔」。

「月光ゲーム」は有栖川さんのデビュー作でもちろん読んだことがあったのですが、実は、アリス&江神シリーズが3巻も出ていたとは、恥ずかしながら知らなかったのです!

んで、もう一度「月光ゲーム」からやり直して3巻読破。

かなりボリュームがあり、読み応えのある「双頭の悪魔」。
読者への挑戦が3つもあるあたり、クイーン好きの有栖川さんという感じ。
しかし!謎が懲りすぎていて、凡人の読者の頭はついていかれないよ。3つ目の謎のころには、1つ目の謎、忘れてるし。。。(悲)。

ボリューム的にも、ロケーション的にも、「孤島パズル」が一番好きかな。でも、モチさんと信長が出てこないのが寂しい。。。

江神シリーズ、5部作の予定だそうです。
4作目はずっと執筆中だそうですが。。。いつになるのかなぁ。


ところで、江神シリーズでも、火村シリーズでも、登場する語り部「有栖川 有栖」。
でもね、「双頭の悪魔」でちょっと出てきたけれど、この2人のアリスってどうやら同一人物ではないらしい!!
気になる~~~~!!

あとさ、どちらの作品でも、作中のアリスの名前は本名ということになっていたけれど!作者の有栖川 有栖さんの名前は本名じゃないそうなの!!(そりゃ当たり前だって!?)


それにしても、有栖川 有栖作品は、本格なのにとっつきやすいのはなぜだろう??って思うと、やっぱり関西弁だからかな。
結構つらい話も多いのだけれど、後味が悪くないのは、関西弁の語りと、アリスの人柄なのだと思う~。。。


ところで、「本格ミステリベスト10」の1位も有栖川作品。
乱鴉の島
有栖川 有栖
4104308021

早く文庫で出ないかな~!!


「このミス」と「本ミス」はこちら♪
このミステリーがすごい!2007年版
4796655778
 本格ミステリ・ベスト10〈2007〉
探偵小説研究会
4562040475

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